企業内診断士になって半年を振り返ってみた

こんにちは、お薬ハックです。今日は企業内診断士を目指す受験生向けです

僕は診断士に登録して半年経ちましたが、企業内診断士として資格を活用しようとしています。ビハインドに感じる点も多々ありますが、それでも取って良かったと感じる事があります。

最もビハインドに感じている事が診断士に対する理解が薄い業界である事。僕は卸売業で営業職をしていますが、金融系など診断士を持っている方がそれなりの数いる会社と異なり、自分の勤務先で診断士を取った人間は僕が始めてです。また、同じ卸売業の営業で診断士を取得している人間は少なく、管理職も含めて「中小企業診断士」という言葉を知らない方のほうが多いです。

しかし、この半年で次のようなメリットも感じています。決して、『独立する気がないから診断士を取る意味が無い』という事はありません

 

■少なくとも「箔」はつく

営業職をしている僕にとって第一印象はすごく重要です。名刺に「中小企業診断士」と書いてあったり、スーツの上着に中小企業診断士のバッジをつけていると、3割くらいの方は注視してきます。特に中小企業診断士を取得しようと考えた経験のある方であればぐっと食いついてきます。

半分くらいは自己満足ですが、第一印象が良くなり、相手の懐に飛び込み易くなる事は営業にとってメリットです。

 

■会社を広く理解できる人間はそんなにいない?
診断士を取って一番大きいと感じたメリットがこれです。幅広い知識を取ることで、会社のどの部署の人間と話をしても相手の事を理解できるようになりました。経理部門、人事部門、物流部門・・・ 財務会計で得た知識、会社法/労働基準法を学んだ知識、運営管理の知識、etc・・・

特に財務諸表を読める事、会社法を知っている事、マーケティング理論を知っている事・・・ こういった知識を一通りそろえて持っている人間は実はそんなにいません。中小企業診断士がMBAに似ていると言われる部分はまさにココだと思うのですが、経営者のように会社を一通り理解できる基礎を持っている人材は会社にとって間違いなく有用です。

 

■机上の空論では意味が無い 

とは言っても、理論を身に着けただけではあまり意味がありません。診断士試験を通して身に付くのは基礎知識であり、自分の仕事に応用するためには+αのインプットや経験が必要です。資格を取った時が本当のスタートラインと言っても過言ではないと思います。

理論を振りかざすと単なる机上の空論になり、資格を取った意味がなくなってしまいます。今後の最も大きな課題が、意味ある活用をするために、どうやって自分自身をキャリアアップさせてゆくか、という点でしょうか。

 

 

最後に2014年度合格を目指す方向けに1つだけ。

■道場に答えなし。答えを探すヒントあり。
中小企業診断士試験の勉強方法は人によって様々。これがベスト!という答えは人によって全然違います。もし、一発合格道場に勉強方法の答えを探しに来られているとしたら、道場の使い方を間違っていると僕は思います。

一発合格道場は答えを自分で見つけるためのヒントが山ほど見つかるサイトです。

最近、まっきーが道場の歩き方という記事を書いていますので、2014年合格を目指す方はぜひ一度読んでみてください。ヒントを探す第一歩になると思います

 

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