独学者のためのアウトプット学習法

こんにちは、平平です。

5月も半ばとなりました。ゴールデンウィークも終わり、いよいよ一次試験本番まで3カ月を切りましたね。勉強の調子はいかがでしょうか?

超短期で合格を目指す方は別として、だいたいの方は、既にテキスト読み込みなどのインプット学習は一通り終わっており、これからは問題演習などのアウトプット学習を通じて本試験での得点力を身につけていくフェーズに入ってきているかと思います。
私も去年、受験勉強していた時は、だいたいゴールデンウィーク明けからアウトプット学習フェーズに入りました。

しかしアウトプット学習もただ闇雲に問題を解いて答え合わせをするだけでは、時間がかかる割にはあまり効果が上がりません。
また、アウトプット学習に使う教材や問題演習の量についても、何をどの程度やればよいのでしょうか?

これらのことは受験学校に通っている方々であれば、効率の良いアウトプット学習方法を講師などと相談することが出来るでしょうし、教材についても答練や問題集が学校から与えられ、演習量についても、ある程度学校のカリキュラムに合わせてやっていけば大きく間違うようなことはないでしょう。

しかし独学で頑張っている方にとっては、受験学校に通っている方と比べて、こういった情報が得にくいと思いますので、今日は「独学者のためのアウトプット学習法」と称して、私がやっていた方法を中心にご紹介していきたいと思います。

 

◆「中小企業経営・政策」以外は過去問メインで!◆
アウトプット用の教材は市販されているものも色々ありますが、個人的には過去問をメイン教材とすることをおススメします。
本試験のレベル感問題文や設問文の文体及び文章量問題の問われ方などを把握するためには、実際の本試験問題である過去問をやり込むのが一番手っ取り早いです。

ただし、「中小企業経営・政策」については毎年出題元とされる中小企業白書や中小企業施策利用ガイドブックが異なるため、過去問演習の効果が他科目と比べて低いことにご注意ください。

「中小企業経営・政策」のアウトプット学習法については後述しますので、まずはそれ以外の科目について詳しく説明していきます。

 

●最低限過去問3年分を3回転!
まずは必要な過去問演習の量についてですが、過去3年分3回転を最低ラインと考えればよいかと思います。私が使った過去問集は3年分の収録でしたが、問題演習が足りなかったなという感じはありませんでした。

ただ、時間に余裕がある方で、より万全を期して本試験を迎えたいということであれば、5年分収録されている過去問集を用意して、5年分問題演習をやってもよいでしょう。その場合でも問題演習効果を高めるためにも3回転以上はやった方がよいかと思います。

過去問中心の学習方法についてはこちらの記事でも詳しく書かれていますので合わせてお読みください。

 

●問題演習の際に気を付けるべきこと
問題演習の際に気を付けるべきことを順を追って書いていきます。

・まずは制限時間内で解いて採点
各科目の制限時間内で解いて実際に採点してみましょう。
各問題ごとの配点が載っていない場合は、総設問数(1つの問いに複数設問がある場合は設問1つにつき1カウントします)の中で、正答出来た設問数の割合を出してそれを獲得点数としておきます。
これにより現在の実力でどの程度得点出来るのかを把握します。その際の得点は解いた日付と共にどこか余白に書いておくと良いでしょう。そうすることで次回同じ問題を解いた時に獲得点数がどう変化してきているかを容易に確認出来ます。

・解いた問題の評価メモを付ける
各設問ごとに、解いた日付と共に問題の出来具合を表す記号をメモしておきます。
私の場合は、◎(完璧。次回は飛ばしてOK)、○(少々自信が無いが正解)、△(正解するも自信無し。もしくはまぐれ正答)、×(不正解)としていました。
これをすることで、何度も問題集を解く時に、時間が無ければ飛ばしてよい問題と、気をつけなくてはならない問題が把握できるようになります。△、×は必ず再度解くようにし、出来れば○も解くようにするのが良いでしょう。

・時間が無くて解けなかった問題もいったん自分で解く
上で制限時間内に解けなかった問題についても、すぐに解答を見るのではなく、いったんは自分で解いてみましょう。その上で、◎、○、△、×などの評価メモも付けておきます。

・全選択肢についての正誤判断を行う
いわゆる「鶏ガラ学習法」です。
問題の選択肢各肢について、それぞれ何故この選択肢が正しいのか、または誤りなのかを追求し、自分で説明出来るようになればベストです。
また、これをやることで、1つの問題で多くの知識が身に付きます。一石二鳥(またはそれ以上!)ですね。

・解説を読んでも理解出来ない場合は?
問題演習をしている中で、解説を読んでも理解出来ない場合があるかもしれません。
そんな時は、私の過去記事でも書きましたが、ネット上で参考情報を求めたり、普段自分が使っているテキスト以外のテキストを読んでみたり、過去問であれば他の過去問集の解説を読んでみたりと、複数の情報を元に理解を試みてみましょう。

それでも理解出来ない場合は・・・諦めましょう。
いったんその問題は置いておいて、ひとまず先に進んでください。
勉強を進めていって知識が増えてくることで理解が出来るようになるかもしれません。

以前も書いた通り、一次試験については8割の論点を8割正解すれば合格出来るのです。
全ての論点を理解しようとしていたずらに時間を消費するよりも、重要論点や頻出論点をきっちりと押さえていった方が合格に近付けるかと思います。

 

●模試もしゃぶりつくす!
過去問以外のアウトプット学習教材としては、受験学校の公開模試や、市販されている模試形式の問題集をおススメします。
模試についても、問題を解いて採点結果に一喜一憂するだけではなく、その後は「鶏ガラ学習法」用教材として活用していって頂ければと思います。

模試の活用法についてはこちらの記事も是非ご覧ください。独学的視点から模試の活用方法が書かれており、私が受験勉強をしていた頃にも参考にしていました。

 

◆「中小企業経営・政策」は模試中心で!◆
前述の通り、「中小企業経営・政策」については毎年出題元とされる中小企業白書や中小企業施策利用ガイドブックが異なるため、過去問演習だけでは本試験は戦えません。

私の過去記事でも、独学者向けに中小企業経営・政策の勉強法について書きましたが、私が受験勉強していた時は、過去問の他に、模試スピード問題集をアウトプット用教材として使用していました。

特に各受験学校の公開模試や、市販されている模試形式の問題集は、それぞれの作成元が当年の白書や施策ガイドブックに基づいて問題を作成しているため、全く同じ問題が本試験で出る可能性は低いものの、似たような論点が出る可能性は十分にあります。
是非、他の科目以上に模試を活用してみましょう。

王道の勉強法ではないのかもしれませんが、模試(最低3回分以上)、スピード問題集を正答率80%以上になるまで解き続けることで、ある程度本試験でも戦える力は身に付けることが出来るのではないでしょうか。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

残り3カ月を切る中で、7科目分のアウトプット学習をやるのはなかなかに大変かと思います。
今回の記事でご紹介した学習法は、使用する教材を絞って効率よく問題解答力を高めていくことが出来る方法だと思いますので、是非参考にしてみてください。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

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