えーっと、もしもし?

ということでこんにちは、を~です。

先週は台風の直撃があって各地で帰宅難民が多く出たようですね。
春の嵐もありましたし、今年は荒れる日が多くなるんでしょうか??

ところで沖縄地方では梅雨が明けました。
平年通りであれば首都圏でも梅雨明けはあと3~4週間、待ち遠しいところですが、その前にこの週末はTA●の一次公開模試!
その他、大手L校とO校でも来週末に公開模試が実施されます。

過去の記事でも模試に向けての心構えや準備、模試という機会の活用方法、体験談が紹介されていますが、今回は独学的point of viewから一次模試について触れてみたいと思います。

いつものことですが、「こんな考え方もあるのね」程度で受け止めてもらえれば

 

■ 一次模試受験の意義
みなさんはどういうつもりで模試を受験しますか?

  • 本試験のシミュレーション
  • 相対的な自分の位置を把握
  • 超直前学習ツールの入手
  • 合格可能性を知る
  • 自分の完成度の確認
  • 各科目メダマ論点情報の入手   
  • 今までの勉強成果の確認

このあたりが多くの人が思い浮かべることでしょうか。

上に挙げたもののうち、コレは良くてアレは悪いなんて事はありませんし、皆さんにとって全部該当するかもしれませんし、上記以外のものもあるかもしれません。

独学であろうとなかろうと、どういうつもりで模試を受けるのかチラっとでも考えておくのはいい事です。
模試に望む姿勢と受験後の勉強の効率が変わりますよ。

 

■ 独学的points of view
これまで独学で勉強してきた人が模試をどう受け止めるのかについて、ぼくの考えをちょっとだけご紹介。

○本試験のシミュレーション
2日間で7科目を受験する大変さは多くの過去記事でも紹介されていますが、独学の場合には答練もないので、「決められた時間で問題を解き終わらせる」経験がそもそも皆無です。

会場で受験する場合、その緊張感は家や図書館での受験とは比べ物になりませんので、よほど試験慣れしている人でなければ1科目終わっただけで疲労困憊になる惧れも充分にあります。

また、本科生が普段のホームグラウンドという勝手知ったる建物の中で普段と同じ机を使い、かつ顔見知りも大勢いるという環境に比べて、紛れ込んだ独学者のアウェイ感はハンパありません

コレを逆手に取ると、独学者が模試で得る経験値は、本科生連中(失礼!)に比べて格段に大きいわけです。
模試2日間で得る気づきを自信に変える大チャンスですよ。

 

○相対的な自分の位置を把握
独学受験生を甘やかすわけではありませんが、模試でのポジションは実際の実力よりも若干低めになります。

なぜかというと、本科生は「見たことある!」ような問題に出会う確率が高いから。
受験校によって問い方のクセや出題論点の偏りもあるでしょうし、作問担当者の好みにも依存します。(→ってことは絶対得点で模試の結果を判断するのはナンセンス)

ということで、「自分の実力は本当はもっと上」ではなくて、コンサバに見た判定結果を以って発奮材料にするくらいの感覚をオススメします。
模試を複数受験して総合的に考えればこの偏りは修正されますが、そんなことよりも弱点補強や忘却の再補足を優先しましょう。時間と労力(と金)は限りのあるリソースです。

ちなみに合格率は例年20%弱ですが、コレってどれくらいの偏差値か知ってますか?
受験生全体の得点分布が正規分布に従っていると仮定すると、「平均点±標準偏差(σ)」の範囲(偏差値40~60)には全体の68%が含まれます。
(±2σ(偏差値30~70)には約95%、±3σ(偏差値20~80)には約99.7%が含まれます。コレ、統計の基本知識
つまり偏差値60の人は、おおよそ上位16%に位置するわけです。

ざっくりざっくりですが、偏差値58.4で上位19.9%、59.0で18.4%、59.5で17.0%(エクセル関数で計算したので詳しくみると乖離があるかも)です。
1点の中に何人がひしめき合ってるんでしょうね??

 

 

 

○超直前学習ツールの入手
上と矛盾を感じるかもしれませんが、模試の問題は、受験のプロである人々が過去問や試験委員の専門テーマを研究して作問されるはずです。

制度や法律の改正点なども踏まえて出題されやすい論点を考えているので、超直前期に最適の学習ツールになります。

もうちょっと突っ込んで考えてみると、本科生は講義でこのような論点を既に聞いているハズなので、模試受験後の独学者の伸びシロは本科生に比べて大きいとも言えます。

まぁ、学習範囲が広がるという意味で痛し痒しですが。

逆に言うと、本科生の皆さんは逃げ切り態勢でムチを入れまくらないと、模試後の独学受験生たちの猛烈な追い込みに差し切られちゃうかもしれませんよ

 

■ 一喜一憂
してもいいけどほどほどにね。

当然のことながら、模試は模試
模試の結果が本試験に直結するかといえば、しません。
もちろん、ある程度の相関関係はあります。でなければ模試に価値ないし(と言い切ってしまう)。

今までどんな学習を続けてきたのか、その精度・進捗度を自分でどのように認識しているのか、本試験で不安に思うことは何か。

このように、自分の状況を自分で分析・評価することによって、自ずと模試で試したいことも出てくるはず。
思いつかない人は道場の過去記事をチェック

最後に。
本番のつもりでガチで!」とみんな連呼していますが、これまでに資格や検定の試験を受けたことがない人にとっては、どうチカラ入れるのが本番のつもりのガチなのかすらわからないかも。

そんな人は、とりあえず(自分の部屋でコッソリと、でいいので)
「模試でC判定以下だったら撤退する
とつぶやいてみましょう。

誰にも聞かれてなくてもエラく緊張すること請け合いです。

 

以上、を~でした。

 

 

 

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