直前期5週間計画

こんにちは。こぐまです。

2日間のTAC模試を受けられた方、大変お疲れさまでした。

本試験まであと5週間、1次模試を踏まえてどのような学習をしていきましょうか?というテーマで各執筆陣が1サイクル書いていきます。

まず、参考となる過去記事を。

記事1
記事2
記事3
記事4
記事5

それぞれ生活スタイルや仕事の繁閑、得意・不得意、模試の結果、スト合格狙いか2年計画か、などなど、置かれている状況が違いますので、上記記事も今後の記事も、いいとこ取りしてみてください。

私の場合は、スト合格云々以前に1次試験合格のみを目標としていて、そもそも2次試験のことは全く眼中になし、という状況。

以前にも書きましたが、この時期にやったことは次の通りです。

・受験校(大原)の各答練復習
・1次模試(TACと大原)の復習
・過去問5年分解き直し(中小除く6科目)
・法務、情報、中小のスピ問(主に隙間時間)
・財務・会計は、主要論点のみスピ問解き直し

約1ヶ月でこれだけをやるのは相当な量に見えますが、いずれも「復習」という位置づけです。

本試験2日間の時点で自分として最大の記憶量に持っていくために、本試験前の最後の1週間で7科目を3回転させるよう週次計画を立て、調整するイメージでした。

その当時の私の学習記録は次の通りで、模試を2つ受けたため、模試の復習が浅く散漫になってしまいました(直前期に解き直し)。

1次直前学習日程

 

今まで言い尽くされていますが、この時期の学習で重視したことは、私の場合は以下の通り。

・答練、模試、過去問等の復習を繰り返すことで、弱点を絞り込むこと。
・その弱点を直前に見直せる簡単なメモを作っておくこと(いわゆるファイナルペーパー)。
・経済と財務・会計は、解法をパターン化して覚えること。
・法務、情報、中小は、隙間時間の最大活用でスピ問を1問でも解き、基本事項や論点を叩き込むこと。

しかしながら、久しぶりにこの学習記録を見返すと、ついつい2日目の暗記3兄弟への比重がどうしても高くなり、財務・会計を除く1日目科目の学習がやや疎かになっていたようです。

特に運営管理はそこそこ得意にしていたつもりで最後に油断したのが、失速に繋がっています

うーん、苦手科目との兼ね合いで、得意科目の実力維持のためにどれだけ比重をかけるか、難しいところですね。
参考までに、私の昨年の成績推移を下記に示しておきます。

模試では総合6割を超えていましたが、科目別にみるとまだまだ得点力、対応力が不安定で、この直前期はそのリスク低減を主眼とした計画を立てました。
しかしながら、科目難易度が変化するため、狙い通りの点数にはなかなかなりませんね(運営管理、中小など)。

 

 

今回は、昨年より1週間短いスケジュールなので、TAC模試の自己採点を踏まえ、とりあえずの週次計画を立てること、模試の復習にすぐにとりかかること、がポイントだと思います。

TAC模試の解答解説集は、ご覧のとおり大変分厚く、内容も充実していますので、最初の1週間は模試の復習だけで時間がつぶれてしまうのではないでしょうか。

模試の結果が来たところで、ABCD論点と自分の正誤を比較して弱みを再確認し、必要に応じて週次計画を修正、最終週での全科目実力維持を目指して7科目の回転を早めていくのが正攻法の合格戦略と思います。

材料は出揃いましたからね。その料理の仕方は、合格者の例を参考にしつつも、最終的には個々のタクティクスです。

 

2次試験では、特にスト生は超短期間に合格ラインへ達するためのタクティクスの早期確立が求められますので、自分なりの材料の料理方法(スタイル)を見つけておきたいところですね。

by こぐま

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