16年前のデータベースからのお引越(一発合格道場ブログメンテナンス)byダイキ

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- 1. メンテナンスご協力のお礼
- 2. 改めて:中小企業診断士 一発合格道場とは
- 3. 道場で16年間「不変」だったもの
- 4. (前提として)WordPressサイトとMySQL、PHPやサーバーとの関係について
- 4.1. WordPressとMySQLの関係
- 4.2. PHPの役割
- 4.3. サーバーとは?
- 4.4. なぜMySQLのバージョンが重要なのか?
- 4.4.1. ① セキュリティリスク(情報セキュリティの観点)
- 4.4.2. ② 互換性問題(システム運用の観点)
- 4.4.3. ③ パフォーマンス劣化(システム性能の観点)
- 4.4.4. ④ 突然の障害リスク(事業継続性の観点)
- 5. MySQL5.1の時代、2009年はどんな時代だったのか?
- 5.1. 2009年のインターネット環境
- 5.2. 2009年のIT技術環境
- 5.3. そして16年後の2025年
- 5.4. 16年間でMySQLはこれだけバージョンアップしている
- 5.5. 「ガラケー時代の産物で超高速道路を走っている状態」とは?
- 5.6. なぜ先代は手をつけられなかったのか?
- 6. 具体的な作業工程まとめ
- 6.1. 準備フェーズ:手順書の作成とレビュー
- 6.2. ステップ1:旧環境で出来うる限りの更新
- 6.3. ステップ2:お引越し先(新環境)の用意
- 6.4. ステップ3:新環境への移行(12月15日深夜〜16日未明)
- 6.5. ステップ4:新環境でアップグレード(12月17日〜20日)
- 7. でも、みなさんからは「何も変わってない」ように見えるはず
- 7.1. 世の中のシステムは、裏で動いている人たちの尽力で成り立っている
- 7.2. 改めて「AIがすごい」
メンテナンスご協力のお礼
先日、こちらのメンテナンスのご連絡をさせていただきました。
2025年12月21日現在、特に大きなインシデントは発生しておらず、無事に道場サイトが運営されていると信じております。
(もし、不備等あればコメント等でご連絡いただけますと幸甚でございます。早急に対応します。)
今日はこのメンテナンスについて、
・なぜこのタイミングでメンテナンスを実施したのか?
・何をメンテナンスしたのか?
を、読者である受験生のみなさまや、先代道場メンバー、未来の道場メンバーに報告する必要があると思い、ダイキのブログ枠を1つ使って、今回のメンテナンスについて解説させていただきます。
かなり長文です。
しかし、今回のメンテナンスは「16年前のMySQL環境のアップグレード」です。
16年間WordPressで稼働しているサイトも稀有だと思いますので、記録としてここに記載させてください。
それではどうぞ!
改めて:中小企業診断士 一発合格道場とは
読者のみなさまはもちろんご存知だと思いますが!(知らなくても大丈夫ですがw)
「中小企業診断士試験一発合格道場」は、
2009年度中小企業診断士試験に
- 「初学者合格」
- 「働きながら合格」
- 「1次・2次ストレート合格」
- 「一発合格」
した
という5人のビジネスマンが始めた
診断士試験・必勝勉強方法 のアドバイス道場です。
そこから16年の月日が経ち、初学者でもないストレート合格でもないダイキのようなメンバーも参画させていただき、
毎年毎年メンバーが変わりながら、約16年間受験生のみなさまに有益な情報を提供し続けてまいりました。
16代目でも新たに様々な企画を進めてまいりました。
道場絵馬とか
道場模試とか(きゃっしぃさんこと野網先生ご協力ありがとうございました!)
毎年毎年、各世代のメンバーが新しいことに様々チャレンジし、
今後道場の運営を担ってくれるメンバーも、今後様々なことにチャレンジしてくださることと思っています。
道場で16年間「不変」だったもの
16年間、様々なチャレンジなどで状況が変わってきた一発合格道場。
しかし・・・この16年間不変だったものがありました。
それは・・・「一発合格道場ブログが格納されているサーバー」です。
具体的には「一発合格道場ブログのWordPressが動いているMySQL環境」が、16年間不変でした。
・16年前に構築した旧環境:MySQL 5.1
・2025年現在の主流:MySQL8.0
(前提として)WordPressサイトとMySQL、PHPやサーバーとの関係について
サーバ、データベース、PHP、MySQL、WordPress(オープンソース(OSS)のコンテンツ管理システム(CMS))、、、
今日のお話は、まさに「経営情報システム」の範囲内です。
なので前提情報の共有がてら、解説してみます。
sevensea
のように情報強者のみなさんはスキップしてもらっても大丈夫ですが、よければご参考ください。
★WordPressサイトとMySQL、PHPやサーバーとの関係について★
WordPressとMySQLの関係
一発合格道場のブログは、WordPressというCMS(コンテンツ管理システム)で動いています。
そして、WordPressで書いた記事や、読者のコメント、サイトの設定などのデータは、MySQLというリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)に保存されています。
試験で習った用語で言うと:
- WordPress = アプリケーション層(プレゼンテーション層)
- MySQL = データベース層(データを永続的に保存)
MySQLの中には、記事を保存する「posts」テーブル、コメントを保存する「comments」テーブル、ユーザー情報を保存する「users」テーブルなど、複数のテーブルが関連を持って構成されています。これが「リレーショナル」データベースと呼ばれる理由ですね。
PHPの役割
もう一つ重要なのがPHPというプログラミング言語です。これはミドルウェア層(アプリケーション層とデータベース層の間)で動いています。
PHPの役割:
- 読者が記事を開く → PHPがSQL文を発行してMySQLからデータを取得 → WordPressが見やすく表示
- 新しい記事を書く → PHPがSQL文を発行してMySQLにデータを保存
つまり、3層アーキテクチャ(スリーティアアーキテクチャ)で動いているわけです
サーバーとは?
これら全てが動いている「場所」がサーバーです。
一発合格道場の場合、Webサーバー(Apache/Nginx)がHTTPリクエストを受け付け、PHPを実行し、MySQLと通信して、最終的にHTMLを生成してブラウザに返しています。
試験で習ったクライアント・サーバーシステムそのものですね。
なぜMySQLのバージョンが重要なのか?
ここからが本題です。
MySQLは定期的にバージョンアップされ、新しい機能やセキュリティ対策が追加されます。試験でも「システムのライフサイクル管理」や「レガシーシステムのリスク」について学びましたよね。
古いバージョンのMySQL(例:5.1)を使い続けると:
① セキュリティリスク(情報セキュリティの観点)
- EOL(End of Life:サポート終了)を迎えたソフトウェアは、脆弱性が発見されてもパッチが提供されない
- SQLインジェクション攻撃など、既知の脆弱性を突かれるリスクが高まる
- 試験で習った「脅威」「脆弱性」「リスク」がまさにこれです
② 互換性問題(システム運用の観点)
- 最新のPHP(例:8.x)やWordPress(例:6.x)は、古いMySQLをサポートしていない
- 結果的に、WordPress本体やプラグインのアップデートができなくなる
- これが技術的負債(Technical Debt)の典型例
③ パフォーマンス劣化(システム性能の観点)
- 16年分のデータが蓄積され、インデックス最適化も古い方式のまま
- クエリ処理速度が低下し、ページ表示が遅くなる
- レスポンスタイムの悪化につながる
④ 突然の障害リスク(事業継続性の観点)
- ある日突然、MySQLが起動しなくなる、データが壊れる可能性
- BCP(事業継続計画)の観点から見ても、放置できない状態
つまり、MySQLのバージョンアップは、システムの「保守」と「リスク管理」なんです。
試験勉強で習った「レガシーシステムのモダナイゼーション」を、まさに実践した形になります。
MySQL5.1の時代、2009年はどんな時代だったのか?
一発合格道場が始まったのは2009年。16年前です。
現在33歳のダイキは、当時17歳。高校2年生ですね。
硬式野球部に所属していたダイキの高2の秋は、秋の県大会&北信越大会にスコアラーとしてベンチ入りしていました。
そして北信越大会でチームは準優勝。
大きな過ちが無い限りは、、、そのまま春のセンバツ甲子園は内定・・・!という状況で、キッツイキッツイ冬練に入っていた時期です。
メリークリスマスならぬ「メリークルシミマス!!」って、体育会系を経験してきた方は一度でも言ってたんではないでしょうか???
(一応、無事に甲子園出場校に選ばれ、春のセンバツに出場、チームは甲子園ベスト8まで進みました。)
(ダイキは春はスコアラーをしないことが、秋時点から決まっていました。そしてベンチ入り争いは、、、実力的に争うことすら出来ず、スタンド応援と荷物運びでした。)
授業が睡眠時間だった時代、、、中小企業診断士なんて資格のこと、全然知らんかったなぁ。
しかし、俺が野球に明け暮れてたときに、「受験生のために」と初代のみなさんがブログを立ち上げてくれた。そして16年後、そのブログの運営を担うことになるなんて、人生とは不思議なもんやなぁ。
・・・
話を戻しましょう・・・。
そんな2009年、インターネット環境はどんな年だったかというと。
2009年のインターネット環境
■スマホ時代の幕開け
iPhone 3GSが日本で発売されたのが2009年6月。でも、まだ「ガラケー」が主流の時代でした。スマホ所有率は数%程度、ほとんどの人が携帯電話で絵文字メールを打っていました。
ダイキが当時使ってたガラケーはこちら!黒色です。
https://time-space.kddi.com/ketaizukan/2008/33.html
スライド携帯がかっこいいと思ってた高校生でした。
■SNSの黎明期
Twitter日本語版がスタートしたのも2009年4月。Facebookは英語版のみ(日本語版は2008年)で、まだマイナーな存在。mixiが全盛期で、InstagramもLINEもまだ存在していませんでした。
■ブログ全盛期
アメブロ、はてなブログ、livedoorブログが人気で、「ブロガー」という職業が注目され始めた時代。WordPressは「新しいブログツール」として注目されていました。
■通信速度
3G回線が主流(LTE/4Gはまだ先、5Gなんて夢のまた夢)。自宅の光回線も、まだ普及途上。動画をスマホで見る?そんな贅沢、パケット代が怖くてできない時代でした。
■クラウドの夜明け前
AWSが本格的に広がり始めたばかりで、「クラウド」という言葉自体が、まだ一般的ではありませんでした。ほとんどのWebサイトは「レンタルサーバー」で動いていました。
2009年のIT技術環境
そして、技術的な環境も今とは全く違いました。
■当時の主要技術:
- MySQL 5.1(2008年11月リリース)← これが最新安定版だった!
- PHP 5.3(2009年6月リリース)
- WordPress 2.8〜2.9(2009年リリース)
つまり、一発合格道場が誕生した時、MySQL 5.1は最新技術だったんです。
初代のみなさんが、「最先端の技術でブログを作ろう」となさってくれてなければ、我々は今ここに存在しません。
数奇なご縁に感謝です。
そして16年後の2025年
16年で技術は、信じられないスピードで進化しました。
- スマホ所有率は90%超
- 5Gが当たり前
- クラウドファーストの時代
- AIが日常生活に溶け込んでいる
そして、技術環境も:
- MySQL 8.0(2018年〜、現在も継続アップデート中)
- PHP 8.3(2023年〜)
- WordPress 6.9(2025年〜)
でも、一発合格道場のMySQLだけは、2009年のままだったんです。
→そのせいで、移行前はWordPressは6.4が更新の限界だった。。。
言い換えれば、「ガラケー時代の産物で、令和の超高速道路を走り続けていた」ような状態。
よく16年間、無事に動き続けてくれたものだと、先代たちの運用力に頭が下がります。
でも同時に、「もう限界だ」という状況でもありました。
16年間でMySQLはこれだけバージョンアップしている
MySQL 5.1がリリースされたのは2008年11月。そこから現在までの主なバージョン変遷を見てみましょう。
- MySQL 5.1(2008年) ← 一発合格道場はここからスタート
- MySQL 5.5(2010年) – パフォーマンス改善
- MySQL 5.6(2013年) – レプリケーション機能強化
- MySQL 5.7(2015年) – JSON型サポート、大幅な性能向上
- MySQL 8.0(2018年〜) – データディクショナリ刷新、ウィンドウ関数、CTEサポート
メジャーバージョンで4世代分の差があったんです。
試験勉強で習った「技術のライフサイクル」で言えば、MySQL 5.1は完全に「衰退期」を超えて「消滅期」に入っていました。
「ガラケー時代の産物で超高速道路を走っている状態」とは?
では、具体的にどんな問題があったのか?
① セキュリティリスク(情報セキュリティマネジメントの観点)
MySQL 5.1は2013年にEOL(End of Life:サポート終了)を迎えています。つまり、12年間もサポートが切れた状態で動いていたことになります。
- 新しい脆弱性が発見されても、パッチが提供されない
- SQLインジェクション攻撃などのリスクが高まる
- 万が一情報漏洩が発生した場合、「管理不備」として責任問題に
試験で習った「CIA(機密性・完全性・可用性)」の全てが脅かされる状態です。
② 互換性問題(システム運用の観点)
最新のPHP 8.x、WordPress 6.xは、MySQL 5.5以降を推奨しています。MySQL 5.1では:
- WordPressのアップデートができない(セキュリティパッチが適用できない)
- プラグインが動作しない、エラーが頻発する
- 新機能が使えない
これが技術的負債(Technical Debt)の典型例です。「とりあえず動いているから…」と放置すると、どんどん負債が膨らんでいきます。
③ パフォーマンス劣化(システム性能の観点)
16年分のデータが蓄積され、記事数も数千件規模に。MySQL 5.1の古いクエリオプティマイザでは:
- 検索が遅い
- 管理画面の動作がもっさりする
- ページ表示に時間がかかる
MySQL 8.0では、クエリ実行速度が最大2〜3倍速くなるケースもあります。
実際、管理画面の動作がびっくりするぐらい早くなりました!
④ 突然の障害リスク(BCP・事業継続性の観点)
一番怖いのは、「ある日突然、起動しなくなる」リスクです。
- サーバーのハードウェア故障
- OSのアップデートによる非互換
- データベースファイルの破損
もしそうなった場合、古すぎるMySQL 5.1を復旧できる技術者を見つけるのは困難です。
試験で習ったBCP(事業継続計画)の観点から見ても、このまま放置するのは極めて危険な状態でした。
なぜ先代は手をつけられなかったのか?
もちろん今までも問題提起されており、歴代の諸先輩方が「なんとかせないかん」と思われていました。
15代目のみなさんから引き継ぎを受けた際も、サイトのバージョン問題は引き継ぎ事項でしたし、
先代のみなさんに今回のメンテナンスの事前報告を入れた際も、様々な温かいお言葉をいただきました。
しかし、、、16年間なぜ誰も手をつけられなかったのか。
理由は明確です。技術的ハードルが高すぎた。
- MySQLのバージョンアップは、専門的な知識が必要
- 失敗したら、16年分のデータが全て消える可能性
- 一発合格道場はボランティアで運営されており、SEがいるわけではない
- 外部に委託するにも、コストが高すぎる(営利団体でないので、お金が無い)
だから誰も手が出せないでいました。
でも、16代目のタイミングで、状況が変わりました。
具体的な作業工程まとめ
では、実際にどうやってMySQL 5.1から8.0への移行を完遂できたのか?
① 業務上からの経験
正直MySQLのバージョンアップなんて、人生で一度もやったことがないような私ダイキですが、実は社長就任前はデジタルマーケティング(Webサイト構築も含む)のセールスをしていました。
技術者ではありませんが、「Webサイトがどう動いているか」「サーバーって何か」「データベースって何か」といった、ある程度の勝手がわかる立場にいました。
(もちろん、診断士試験の内容も活用できました。)
② 社内に頼れる先輩がいた
そして、もう一つ幸運だったのが、元中小企業診断士のWebディレクターが社内(出向元)にいたこと。
なんと、まさかのタキプロの超先輩だったんです。
「こういう場合、どうすればいいですか?」「このリスク、どう考えればいいですか?」と相談できる存在がいたことは、本当に心強かったです。
③ 最大の要因―AIの劇的な進化
でも、やっぱり一番大きかったのは、AIが劇的に進化していたこと。
もし、AIがなかったら。もし仮に2020年だったら、私でも、手が出せなかったと思います。
そして2025年、私には最強の相棒がいました。
それがAI、特にGensparkです。
④ そして、16代目メンバー × AIのチームワーク
特に、sevensea
、かえる
など、Webに明るいメンバーがいたこと。
彼らと一緒に、AIを駆使して手順をブラッシュアップできました。
具体的には、こんなことをしていました:
- ダイキがGensparkとGeminiで移行手順を考える
- sevenseaがClaudeにその手順をレビューさせる
- そのレビュー内容をダイキがGensparkに連携して、再度レビューさせる
AI同士に対話させ、人間がそれをコーディネートする。
これ、人間だけだったら絶対にできなかったと思います。
そして、他のメンバーも「ありがとう!」「頑張って!」など温かい言葉をくれました。
だから、もう一度言います。
私がこのブログを書いてるのは、ただ「タイミングが良かった」だけです。
準備フェーズ:手順書の作成とレビュー
まず最初にやったことは、移行手順書の作成です。
先に述べたように、Gensparkと対話しながら、「何をどの順番でやるべきか」を一つ一つ確認。
そして、その手順書をGeminiにレビューした上で、sevenseaに投げてClaudeにレビューしてもらい、
リスクがないか、漏れがないかをダブルチェック。
いくつかClaudeにレビューをもらったので、その内容をGensparkに再連携
(原文ママ)
ありがとうございます!
まさにClaude君の指摘事項は正しいです!
早速手順書に反映しますか!?
なんてやり取りを繰り返した結果、「Claude君レビュー反映済みの手順書」が完成しました。
手順書は公開できませんが、素人だけでは到底できなかった精度の高さでした。
ステップ1:旧環境で出来うる限りの更新
手順書が完成したら、いよいよ実作業開始です。
いきなり移行作業に入るのは危険。まずは、旧環境を「移行できる状態」に整える必要がありました。
テーブル接頭辞の確認
WordPressのデータベーステーブルには「接頭辞(プレフィックス)」がついています。これが正しく設定されているか確認。
地味だけど、ここを間違えると移行後にサイトが真っ白になります。
データベース容量の確認
そして、ここで予想外の事実が判明。
「実はDBの移行容量は少なくて済む???」
事前に想定していたサイズの1/100の移行で済みそうな結果が。
冷静に確認した結果、「実際のMySQL移行データは想定の1/100の内容で正しそう」と判断。
こういう「想定外の事実」に直面した時、一人だったらパニックになっていたかもしれません。でも、Gensparkに「これは正常なのか?」「どう判断すべきか?」と相談できたおかげで、冷静に対応できました。
バックアップ取得&クリーニング作業
サイズが確定したので、本格的にバックアップを取得。そして、不要なデータのクリーニング作業に入りました。
プラグインの精査
WordPressには、長年の運用で蓄積された大量のプラグインがありました。
- もう使っていないプラグイン
- 何年も更新されていないプラグイン(セキュリティリスク)
- 新しいWordPressと互換性がないプラグイン
これらを一つ一つ確認し、不要なものは削除、必要なものは更新しました。
この作業、地味ですが超重要です。移行後にプラグインが動かなくなって、サイトが真っ白になる…なんて悪夢は避けたいですから。
「もし間違って必要なプラグインを消してしまったら…」
「もしキャッシュ削除でデータが壊れたら…」
マジで一つ一つの作業が、緊張の連続でした。
ステップ2:お引越し先(新環境)の用意
旧環境の準備が整ったら、次は「引越し先」を用意します。
新MySQLサーバーの作成
新しいサーバー環境で、以下の環境を構築:
- MySQL 8.0
- PHP 8.x対応の環境(アップデートはまだ)
- WordPress 6.x対応の設定(アップデートはまだ)
サーバーの管理画面を見ても、正直よく分からない項目ばかり。でも、Gensparkに「この設定値は何を意味するのか?」「推奨設定は?」と聞きながら、一つ一つクリアしていきました。
作業内容の整理と最終確認
「メンテナンス本番時の作業内容置き場」を作成。本番作業で何をするのか、最終チェックリストを準備。
そしてメンバーに重要な連絡を送りました。
メンテナンス前日のだいだいのブログ更新後は、だれも管理画面にアクセスしないでね。
本番作業中に誰かが管理画面を触ったら、データの不整合が起きる可能性があります。
このメッセージを送った瞬間、「あ、本当に俺が更新作業やるんだ」という実感が湧きました。
ステップ3:新環境への移行(12月15日深夜〜16日未明)
そして、ついに本番の日。
ヒリヒリ感を伝えたいので、タイムスタンプも含めて記載します。(文面はもちろんGenspark君)
作業前の最終バックアップ(12月15日 23:50)
本番作業開始の前に、もう一度念押しのバックアップ。
wp-config.phpの準備(12月16日 0:01)
WordPressの設定ファイル(wp-config.php)を新環境用に準備。データベース接続情報を新しいものに書き換えます。
ここでミスると、サイトが表示されなくなります。
旧データベースのエクスポート再確認(0:17)
もう一度、バックアップを確認。「本当にこれで大丈夫か?」何度も自問自答。
新DBへインポート(0:23)
いよいよ、新しいMySQL 8.0のデータベースに、旧環境のデータをインポートします。
大容量のデータが、徐々にアップロードされていく様子を、じっと見守りました。
wp-configの切り替え(0:35)
新しいwp-config.phpに切り替え完了。
そして「切り替え後のサイトの表示状況を確認」
まじでこのクリックの瞬間が、一番怖かった
画面が真っ白になったら…エラーメッセージが表示されたら…心臓がバクバクしていました。
そして、12月16日(月)0:39
「切り替え完了!!!」
サイトが正常に表示されました。管理画面にログインし、データベース情報を確認。
「サーバーバージョン 8.0.35」
MySQL 8.0への移行、成功です。
16年間動き続けたMySQL 5.1が、ついに最新のMySQL 8.0になった瞬間でした。
【この段階での心労】
深夜、一人でコマンドラインと向き合いながら、「もし失敗したら、一発合格道場が止まってしまう…」というプレッシャー。
でも、不思議なことに、トラブルはほとんどありませんでした。
Gensparkと一緒に、一つ一つ丁寧に確認しながら進めたおかげだと思います。
ステップ4:新環境でアップグレード(12月17日〜20日)
無事に新環境への移行が完了しても、まだ安心はできません。
まずは、数日間の安定稼働を確認することが重要です。
WordPressのアップデート(12月17日 23:11)
移行から約1日後、サイトが安定して動いていることを確認してから、WordPressを最新バージョン(6.4→6.9)にアップデート。
セキュリティ設定の調整(12月18日 0:16)
移行後、セキュリティプラグインからエラーが出ました。
「IP Location Block Error: WordPress security keys and salts are not properly configured…」
wp-config.phpのセキュリティキーが正しく設定されていなかったため、新しいキーを生成して対応。細かい調整が続きます。
PHPバージョンアップ(12月20日 19:06)
MySQL移行から4日後。サイトが安定して動作していることを確認した上で、最後の仕上げ。
PHPを最新の8.x系にアップグレードしました。
これで、全工程完了です。
- MySQL 5.1(2008年) → MySQL 8.0(2018年〜最新)
- PHP 5.x → PHP 8.x
- WordPress 旧バージョン → WordPress 6.9(最新)
でも、みなさんからは「何も変わってない」ように見えるはず
移行作業が完了した後も、一発合格道場のデザインは変わっていません。
記事の内容も、変わっていません。
コメント欄も、検索機能も、すべて以前と同じです。
読者のみなさんからすれば、「何も変わってない」ように見えるはずです。
実際、「今日、サーバー移行したんですよ!」と言っても、「え、そうなの?全然気づかなかった」と言われるでしょう。
メンテナンスなんだから、何も変わってないことが正解なんだよ!
世の中のシステムは、裏で動いている人たちの尽力で成り立っている
普段、私たちが当たり前のように使っているシステムやアプリ。
- 毎日アクセスするWebサイト
- スマホで使っているアプリ
- 仕事で使っている業務システム
- 銀行のATM
- 交通系ICカード などなど
これらが「当たり前のように動いている」裏側には、必ず誰かがいます。
深夜にサーバーをメンテナンスしている人。セキュリティパッチを適用している人。データベースをアップグレードしている人。障害が起きた時に、すぐに駆けつけて復旧する人。
彼らの仕事は、「何も起きないこと」が成功です。
でも、「何も起きない」ということは、「気づかれない」ということでもあります。
感謝されることも少ない。
でも、もしそんな人たちがいなかったら、システムはある日突然止まります。データが消えます。
中小企業診断士は、そんな人達の活動もきちんと理解したうえで、経営支援活動を行っていかないとなぁ。。。と自分でも思わされた出来事でした。
改めて「AIがすごい」
はっきり言います。Gensparkがいなかったら、この移行は絶対にできませんでした。
(Gensparkの回し者ではありません。しかしAIはすごい。)
「MySQLのバージョンを5.1から8.0に上げたいんですが…」から始まった対話。
コマンドの意味、エラーの原因、解決策、リスクの評価―すべてGensparkと一緒に考えました。
技術的な知識がなくても、AIが「専門家として壁打ちの相棒」になってくれる。
2025年という時代だからこそ、今回のメンテナンスが実行できたと心のそこから思います。
今後の技術の発展を鑑みると、一発合格道場もどこかのタイミングで、有償でなければやっていけない時代が来ると思います。
いつか未来の道場メンバーが、クラウドファンディングなどを考えたとしても、それは時代の流れなんだと思います。
(ぶっちゃけ色々な意味で、無償には限界がある・・・)
☆☆☆☆☆
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6代目のおとです。
我々の時代も検討まではしましたが、まさに技術的に難易度が高すぎたので、放置していました。
ご対応頂きほんとにありがとうございました。
おとさん、コメントいただきありがとうございます!メンテナンスが上手くいったのは、先代のみなさまが問題提起を次代にきちんと引き継いでくださったからこそです。歴代のみなさんが繋いでくださった道場ブログを無事バージョンアップできて良かったです。改めてありがとうございました。