「診断士試験、落ちたらどうしよう…」社会人受験生が抱える“重たい期待”と現実的な処方箋 byりょう

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お知らせ:#診断士絵馬2025で合格祈願!!!

本題に入る前に大切な大切なお知らせです!
今年から一発合格道場で「#診断士絵馬2025」という新たな取り組みを始めました👏


これまで頑張ってきた努力が最高の形で花開くよう、全力で背中を押したい気持ちがこのような企画の立ち上げに繋がりました。詳細はコチラからご確認ください。
SNS(X〈旧Twitter〉)で「#診断士絵馬2025」のハッシュタグをつけて、是非作成した絵馬の画像を投稿してください!!Xで投稿いただいた方には、可能な限り16代目メンバーから応援リプをお送りします!!

絵馬は特設サイトにジャンプして投稿いただけます☆

すでに多くの方から投稿を頂戴しており、本当にありがとうございます!みなさまの試験に掛ける思いと応援したいと思う諸先輩方の温かいメッセージに胸が熱くなっています!!!!

いま一度気合を入れ直して合格を掴み取りましょう!絶対合格!!!

いよいよ目前!1次試験まであと5日

りょう
りょう

こんにちは!りょうです

ついに、1次試験が目前に迫ってきましたね。
この時期になると――

「準備はバッチリ、あとは体調管理だけ!」という人もいれば、
「思ったより間に合わなかった…」と焦りを感じている人、
「もう不安で眠れない…」という人もいるかもしれません。

どんな状況であっても、試験は年に一度の大舞台
ここまで頑張ってきた自分を信じて、最後まであきらめずに走り切りたいところです。

今回はそんな大切な直前期に向けて、試験に対する不安との付き合い方・心の整え方をお届けします。
焦る気持ちを少しでも和らげ、本番に力を発揮できるように――
心の準備にも、ぜひ少し時間を使ってみてください。

言えないけど、実は誰でも思っていること

「落ちたらどうしよう」──この不安は、社会人として資格に挑む誰もが胸の奥でひっそりと抱えているものかもしれません。周囲に宣言して挑戦している人は、期待や応援の言葉がかえって重荷になることもあれば、自分自身に対する“できて当然”という理想像がプレッシャーとなってのしかかります。

一方で、公言せずに静かに努力している人もいますが、それは失敗への恐れから自衛的に距離を取っている場合も多く、孤独な戦いの中で自分だけが遅れているような焦燥感に駆られることもあります。いずれにせよ、「この資格をきっかけに現状を変えたい」という思いが強ければ強いほど、結果にかかる期待も重くなるもの。だからこそ、多くの受験者が言葉に出さずとも、同じ「もしダメだったら」という影を心のどこかに抱えているのです。

フロイト心理学「超自我」

「誰にも言っていないのに、落ちたらどうしようと不安になる」 この感情には、フロイトが唱えた「超自我」が深く関わっています。超自我とは、親や社会の価値観を内面化した「理想の自分像」のようなもの。

たとえ誰かに何かを言われていなくても、 「失敗したら恥ずかしい」「もっと頑張らなきゃ」 と、自分の中の“もう一人の自分”がささやいてくるのです。資格試験に向かう社会人は、勤勉さ・成果・自立といった社会的な理想に強く縛られがち。 この「超自我」が強く働くと、挑戦する前から「結果を出さなければ価値がない」と思い込んでしまいます。

「君の不安は“超自我”の仕業だ。つまり、それだけ理性的ってことだよ。」

フロイト
フロイト

合格率と現実を冷静に見よう

年度1次合格率
(A)
2次合格率
(B)
試験合格率
(A)×(B)
平成29(2017)21.7%19.4%4.2%
平成30(2018)23.5%18.8%4.4%
令和元(2019)30.2%18.3%5.5%
令和2(2020)42.5%18.4%7.8%
令和3(2021)36.4%18.3%6.7%
令和4(2022)28.9%18.7%5.4%
令和5(2023)29.6%18.9%6.0%
令和6(2024)27.5%18.7%5.1%
出典:スタディング

1次試験の合格率はおおよそ20〜30%、そして2次試験の合格率は約18%。これを掛け合わせると、全体を通した最終合格率はわずか5〜6%程度。つまり、教室に30人いれば、最終的に合格するのはたった1人か2人という計算になります。こうした数字を直視すれば、誰が落ちても不思議ではなく、むしろ“不合格が普通”というのが客観的な事実です。合否を一喜一憂する前に、まずはこの試験が本質的に確率との闘いであることを受け入れることから、現実的なスタートラインが始まります。

感情ヒューリスティック

人は、本来冷静でいられる判断すら「感情」でゆがめてしまうことがあります。心理学でこれを「感情ヒューリスティック」と呼びます。たとえば、中小企業診断士の最終合格率が5〜6%と聞いたとき、「難関だが可能性はある」と合理的に受け取るのではなく、「怖い」「自分には無理かも」と直感的な不安が先に立ち、現実以上に悲観的な印象を持ってしまうのです。これは決して弱さではなく、人間のごく自然な反応です。大切なのは、そうした“感情による思い込み”に気づくこと。「今、不安を感じているけれど、それは数字そのものではなく、感情が判断に影響しているだけかもしれない」そうやって一歩引いて自分の気持ちを見つめるだけで、不安は少し軽くなるはずです。

プレッシャーの正体を分解する

ここでは、その内訳を3つの不安として分解し、ひとつひとつを“切り分けて”見つめ直してみましょう。

① プライドの傷つき不安:「できない奴だと思われたくない」

合格を目指す中で、自分なりに勉強時間を確保し、知識を積み上げてきたからこそ、「失敗したら恥ずかしい」という思いが生まれます。これは、他者からの評価を自分の価値と結びつけてしまうことからくる不安です。
けれど、本来の評価は「結果」ではなく、「そこまで努力してきたプロセス」に宿るはず。自分のプライドを守るためにも、“やらなかった人”ではなく、“やった人”である自分を冷静に見つめ直すことが大切です。

僕はできるやつと思われたいです

まさき
まさき

② 周囲の落胆不安:「応援してくれた人をがっかりさせたくない」

「合格できたら嬉しい」という期待をかけてくれる家族や職場の人の顔が思い浮かぶと、責任感がプレッシャーに変わってしまうことがあります。でも、応援してくれる人の多くは、“結果”よりも“あなたの姿勢”を見ているものです。
むしろ結果がどうであれ、努力を続ける姿こそが、誰かの励みになっている可能性もあります。自分の中で勝手に“期待のハードル”を高くしすぎないことが、不安を和らげるポイントです。

さくら
さくら

でも家族からの応援はうれしいよね


③ 自己価値不安:「この努力が全部ムダになる気がする」

「ここまで頑張ったのに、落ちたらどうしよう」――この不安は、自分自身の価値や努力そのものが否定されるような感覚に近いかもしれません。
でも、冷静に考えれば、努力は“合否”とは別に確実に自分の中に蓄積されています。学んだ知識、築いた習慣、挑戦した自信。それらはたとえ試験結果が伴わなくても、あなたの人生に必ず残ります。合格という「点」で判断せず、努力の「線」を見つめることで、この不安は薄れていきます。

逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!

だいだい
だいだい

現実的な向き合い方 〜不安に飲まれないための3ステップ〜

つづいて不安に押しつぶされそうなときのための「現実的な向き合い方」を3つのステップに分けてご紹介します。

Step1:事実と感情を分けて整理する

まずは、「今、自分が何を不安に感じているのか」を冷静に見つめ直すことから始めましょう。
合格率は確かに低い。けれど、その事実と「自分の価値」や「能力」とはイコールではありません

「結果は不確かでも、自分は今、挑戦している」
「落ちることがあっても、自分の人格が否定されるわけじゃない」

そんなふうに、“事実”と“感情”を分けて認識することで、必要以上の自己否定や焦りを防げます。


Step2:期待のコントロールは不可能と割り切る

応援してくれる人の期待や、周囲の目は気になるかもしれません。
でもそれらを完全にコントロールすることは不可能です。むしろ、「期待されているから頑張らなきゃ」と自分を縛るほうが、精神的な負担になります。

だからこそ、大切なのは、

「他人の期待」ではなく、「自分の行動」に集中すること。

「今日やるべきことに取り組む」
「合格の可能性を1%でも上げる努力をする」
そこに意識を向けることで、不要な雑音を静かに遠ざけることができます。


Step3:最悪のシナリオをシミュレーションしておく

不安を和らげる方法の一つは、「もしダメだった場合のことを、事前に考えておく」ことです。
いざというときの選択肢をもっておけば、心に心理的な“逃げ道”ができます。

たとえば――

  • 素直に再挑戦を宣言する:「今年はここまで進めた。来年はもっと自信をもって臨める」
  • 「〇〇の経験が得られた」と意味づける:「勉強習慣がついた」「思考力が鍛えられた」
  • 一度休んで、別の選択肢を考える:「資格にこだわらず他の道も探してみよう」

最悪のケースを見積もっておくことは、諦める準備ではありません。むしろ、不確かな未来に対して“今できる備え”をする、前向きな思考の訓練です。

挑戦そのものに価値がある

社会人になると、日々の業務に追われ、自分の意志で本気の挑戦をする機会は驚くほど少なくなっていきます。
そんな中で、中小企業診断士のような難関資格に向き合おうと決めたこと自体が、すでに大きな価値のある選択です。

試験という形で成果が明確に示されると、つい「合格=成功」「不合格=失敗」と考えてしまいがちです。
でも本当は、もっと大きな何かがすでに動き始めています。
学びの習慣、思考力の深まり、時間管理力、自己との対話
それらは、結果にかかわらず確実にあなたの中に積み重なっている“経験”であり、“力”そのものです。

「落ちたらどうしよう」と思うのは当然です。
でもその不安の正体を見つめ、切り分け、受け止め、乗り越えようとしてきたこの過程こそが、あなたの本気の証。
統計的には多くの人が合格に届かない試験かもしれません。
けれど、“届かなかったから価値がなかった”わけでは決してありません。

挑戦は、人生の中で確かな足跡を刻みます。
振り返ったときに、「あのとき本気で頑張った自分がいた」と思えること。
その事実が、これからのあなたを支える強さになります。

だから、どうか合否にすべてを委ねず、
「最後までやり切った」という事実を、自分自身の誇りにしてください。

明日はお休み!
次回はかえるです

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「診断士試験、落ちたらどうしよう…」社会人受験生が抱える“重たい期待”と現実的な処方箋 byりょう”へ2件のコメント

  1. む。 より:

    何度目かの挑戦です。
    この時期は道場記事を読むと「アレも足りないコレも足りない私全然出来てない…」と却って焦ってしまうので、あえて少し道場から離れていましたが、
    たまたまグーグルがこちらの記事をオススメしてきて久しぶりに道場記事を拝見しました。
    この直前も直前の時期、日々不安と焦りに襲われ吐きそうになりながら(比喩ではなく)学習を進めていましたが、こちらの記事で気持ちが少し落ち着ました。
    自分なりに不安や焦りを分析して気持ちに折り合いをつけ、週末には、持てる力を解答用紙に余すことなく叩きつけてこれるよう、最後までやりきります!
    優しい記事をありがとうございました。

    1. りょう より:

      む。さん、コメントありがとうございます!
      記事が少しでもお力になれたなら幸いです。

      この時期の「アレも足りない、コレもできてない」という感情、まさに多くの受験生が通る道ですよね。不安が漠然としているときほど、私たちはただただ怖くなって、逃げ出したくなってしまう。でも、む。さんのようにその不安を正面から見つめ、自分なりに折り合いをつけようとする姿勢こそ、理性的で前向きな対応だと思います。

      そして何より、ここまでしてきた努力は、試験当日だけで終わるものではありません。中小企業診断士に限らず、学び続ける姿勢はこれからの人生を支える力になります。不安も焦りも、うまく付き合えば「自分を成長させるきっかけ」に変わっていく。そんなふうに、いつか振り返って「あの時間も自分の人生の彩だったな」と思える日が、きっと来るはずです。

      週末、持てる力すべてを解答用紙に叩きつけられることを、心から応援しています!

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