【未合格体験記】①隙間時間で勉強し、②自分の性格上、関連資格を中間目標に、③独学合格をめざす by べしさん

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受験体験記の投稿ありがとうございました!一つ一つご紹介していきます
受験生情報
- ハンドルネーム:べし
- 年代:40代
- 性別:男
- 家族構成:妻、娘、息子の4人家族
受験回数
- 1次試験:4回(うち保険受験1回)
- 2次試験:3回
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
①隙間時間で勉強し、②自分の性格上、関連資格を中間目標に、③独学合格をめざす
診断士に挑戦した理由・きっかけ
①目標のFP1級取得が見え始めたため、次なる挑戦を探し、②社会保険労務士よりも中小企業診断士取得が現在の職場環境に、より適していると考え、③今後の人生100年時代の後半をより充実させるため。
職務経験・保有資格
- 職務経験:薬剤師を約20年
- 勉強開始時の保有資格:薬剤師、簿記3級、FP2級、CFP®試験科目合格(金融資産運用設計、不動産運用設計、リスクと保険の3科目)
- 現保有資格:薬剤師、FP1級、販売士1級、簿記2級、応用情報技術者試験合格 など
得意科目・不得意科目
1次試験の得意科目:財務・会計、不得意科目:経営法務、経営情報、中小企業経営・政策
2次試験1回目時点での得意科目:事例Ⅰ(得意と思い込んでいた・・・。)、不得意科目:事例Ⅳ
2次試験2回目時点での得意科目:事例Ⅱ(得意と思い込んでいた・・・。)、事例Ⅳ、不得意科目:事例Ⅰ
2次試験3回目時点での得意科目:事例Ⅳ、不得意科目:事例Ⅰ
再現答案の有無
1回目:事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅳは試験後1週間以内に作成、事例Ⅲは翌年10月に作成
2、3回目:事例Ⅰ~Ⅳ 試験翌日に作成
合格までの学習法
- 1次試験:独学・通信・通学・その他
- 2次試験:独学・通信・通学・勉強会・その他
1次対策
独学(TAC過去問題集、過去問マスター、中小企業経営・政策はTBC特訓問題集を追加。関連資格取得)
2次対策
1回目:独学(Ⅰ~Ⅲ:過去問5年分を3回転し、ふぞろいで採点、Ⅳ:過去問15年分を2回転、直近5年分はさらに1回転し、ふぞろいで採点、全知全ノウを1次試験前の3-5月に3回転)計80事例+事例Ⅰ~Ⅲセルフ模試(H28)TAC模試(5月、9月)
2回目:独学(中学受験を制する国語の「読みテク」トレーニング 説明文・論説文、Ⅰ~Ⅲ:過去問6年分の設問解釈、SWOT分析、回答骨子作成、回答記述に細分化した。1次保険受験終了後、過去問6年分をふぞろい採点80点以上とれるまで3~4回転した。事例Ⅳ:30日完成を試みたが、自分には難しすぎて完成しなかったため、TAC事例Ⅳの解き方を7回転した。また、毎朝、過去問の問1(経営分析)を、20分程度で回答・採点した。
3回目:独学(4月から春秋要約、TAC事例Ⅳの解き方 第2版 を開始、5回転した。1次試験終了後、過去問過去問5年分をふぞろい採点90点以上とれるまで3~4回転、事例Ⅰ、Ⅱは令和5年度のみ、さらに3回転した。AAS名古屋の参考書を取り寄せ、演習をした。
何故その学習方法を選んだのか?
- ①時間と予算の制約(家族との時間が最優先。勉強は子供たちが寝ている時間、通勤時間、昼休み、平日休みの日)のため。通学もオンラインも指定時間帯の確保が難しい。医療費やら光熱費高騰で参考書購入が精いっぱい。
- ②大学受験から独学で、独学になれているから(高校受験の夏期講習で、講習スタイルは合わないと悟った)。
学習開始時期
2021年6月 CFP®試験残り3科目の受験が終わった翌日から
学習時間(目安)
- 1次試験:1回目ほぼノー勉、2回目500時間、3回目ほぼノー勉、4回目100時間くらい?
- 2次試験:1回目200時間、2回目600時間、3回目300時間くらい?
学習時・受験時のエピソードおよびこれから合格を目指す方へのアドバイス
2回目の2次試験までのエピソードは前年の未合格体験記を参照していただければ幸いです。
URL:https://rmc-oden.com/blog/archives/189368
【1次試験前】
苦手な経営情報システムを克服するため、応用情報技術者試験の勉強を始める。→6回目にして、合格を勝ち取り、すこし自身がつく(それでも、次から免除にしよう!)。
【4回目の1次試験】
TAC過去問題集、過去マスを使い分け、電車での通勤時間のみで、3回程度繰り返す。
試験翌日の結果、84-84-72-67-44-76-免除 合計427/600で、自己採点時、法務足きりかも・・・。と血の気が引くのがわかった。
中小の科目合格率を見て、「苦手な中小のみを免除とし、財務、企業経営理論で稼ぐ作戦を計画」、「財務・会計の勉強は事例Ⅳ対策を兼ねて、2次試験の教材も利用する作戦」は、功を奏したと思った。
しかしながら、経営法務は80→72→52→44と年を重ねるごとに成績が落ちていく・・・。
【3回目の2次試験】
今年は試験前、自分自身の休みが確保できなかったので、セルフ模試は行えなかった。が、過去問演習は40分×2に分けて、毎日1事例を行った。事例Ⅳは昼休みに過去問、TAC事例Ⅳの解き方、スッキリわかる日商簿記1級工業簿記・原価計算Ⅲ、Ⅳを繰り返した。また、AAS名古屋の参考書を取り寄せ、演習をした。
【試験当日の感想】
事例Ⅰ 第4問設問2がむずかしかった。
事例Ⅱ むずかしく、与件文を読むのに時間がかった。第4問の回答骨子がまったく準備ができなかく、直接書いた。
事例Ⅲ 弱みがないのではないか?と思った。第2問、第3問の切り分けが難しく、回答用紙に書き始めてから、何か違う?とおもい、第2問はすべて消して、第2問、第3問は回答骨子なしで書き直した。
事例Ⅳ 第3問タックスシールドが最初に頭に流れたが、あとにしようとおもった。そのあとが、試験終了後にやってきて、「やってしまった」とおもった。
試験終了後、試験官の方に、「お疲れ様でした。健闘を祈ります!」と声をかけられた。自分は「また来年でなおします!って感じです」と答えるのが精いっぱいだった。
【再現答案作成後の感想】
各受験校の回答と比較、採点君【60-65-64】(2回行い、低い点数を採用)を見て、半々だなと思った。ただし、事例Ⅳ 第4問、不正の恐れがあるとか、創業経営者の好き嫌いで投資決定が行われるかもしれない、とか書いた記憶がよみがえり、「やってしまった」と再び思った。第2問を完答しても、第3問全滅、第4問が「ヤバいポエム」になってしまっては、厳しいかもとおもった。
しっかりと与件文が短時間で読めなかったことが、敗因と考え、合格発表まで、与件文・設問文の写経を続けていた。
【合格発表時の感想】
番号がなく、やっぱりだめだったかーと思う程度であり、自分の中で消化できたので、今年はオープンDAYにコメントはおくらなかった。
【得点通知を見たときの感想】
①60-38-61-69・・・、想像とちがう、事例Ⅳがあしきりかとおもっていた。
②事例Ⅱがあしきり、事例Ⅳが最高点・・・。
③事例Ⅱ、64→51→38と、年を重ねるごとに下がっていく・・・。
④事例Ⅱ第3問は新規事業を、第4問は店内での施策を書いていない、と、質問に答えられなかったからか・・・。
⑤事例Ⅰは努力の結果が出た・・・。
⑥事例Ⅲ、Ⅳは2年連続で60点が確保できた・・・。
昨年と比べ、事例Ⅰ:9点上昇、事例Ⅱ:ことしも13点減少、事例Ⅲ:2点減少(誤差範囲かな)、事例Ⅳ:9点上昇(合計±0点)となった。
2025年も2024年と同じことを思ってしまった(昨年のデジャブ)。
今年も、事例Ⅱが昨年並みにできていれば・・・とは思うが、全体的には、この1年間やってきたことは、自分の成長につながっていると思いたい。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」を座右の銘に、今年もがんばろうと思った。
事例Ⅲ、Ⅳが2年連続で60点が確保できたので、今後は、事例Ⅱを強化、事例Ⅰの安定化、事例Ⅲ、Ⅳはさらなる向上をめざし、合格への道を切り開こうとおもった。
【今後の予定】
①ITストラテジスト試験を受験
②事例Ⅳ(TAC事例Ⅳの解き方、スッキリわかる日商簿記1級工業簿記・原価計算Ⅲ、Ⅳ)をコツコツと続ける。
③「文章の読みやすさ」、「因果構成」、「論理の飛躍がないこと」を意識して春秋要約を続ける。
④戦略体系図を何も見ずに書けるようにする。
⑤1次試験保険受験(経営法務、中小は合格しときたいな・・・)。
15代目の皆様、いつもブログ更新、ありがとうございます。私も再チャレンジがんばります。
最後に、再度2次試験を受験される方や、はじめて受験される方の参考になれば、幸いです。
ぐぅるぅぅあ(「あきらめたらそこで試合終了ですよ」希望を捨てちゃいかん!)
おわりに
2年連続で事例Ⅳが60点越えするのはなかなかできることではないです!再チャレンジ応援してます!
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