勉強以外の2次試験対策~狂気の文房具選び~ by しん
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こんにちは、しんです。
昨晩、2回目の座談会(THE DANKAI 2024 Summer)を実施しました!
1回目に続き、2回目も様々なご質問をいただき、密度の濃いイベントにできたかなと感じています。
参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
アンケートでいただいた意見も踏まえて、今後もイベントを企画していきますので、引き続き全力で道場を活用ください!
本日の要約
本日の要約
- 概要:2次試験を初めて受ける方を主なターゲットとして、2次試験で最大のパフォーマンスを発揮するために厳選した、文房具を紹介します。
- お伝えしたいこと:使いやすく、いい気分になる文房具を揃えて、2次試験に臨もう。
- キーワード:なし
上記の内容で気になる部分やフレーズがありましたら、引き続き本編もご覧ください!
はじめに
1次試験から半月程過ぎましたが、2次初挑戦のみなさんは何回か過去問を解かれた頃合いでしょうか。
解いていくうちに、与件文にマーカーは引くべきかな?書きやすいシャーペンはないかな?といった悩みが出てくるタイミングだと思います。
そこで、今回は私が悩みに悩んでたどり着いた文房具を一例として紹介します。
ちなみに「狂気」というフレーズは、昨日の座談会に参加してくださった14代目みっきーさんの記事に敬意を表して添えています。
試験準備全般について、「ここまでやるのか」というような内容がまとめられていますので、必読です!
また、15代目メンバーがどのような文房具を使用したかについては、youtube配信中の夏セミナー(一蔵パート)にて紹介していますので、ぜひぜひご覧ください。
※2024年の2次試験後に、配信を終了する予定です。
2年間で増えていった文房具たち
それでは、狂気というタイトルが誇張ではないことを証明すべく、中小企業診断士試験用に買いそろえた文房具を久しぶりに引っ張り出してみます。
実際には、↑の写真の他にもフリクションのボールペン等も購入しているのですが、ほぼ使用しなかったため除外しました。
ちなみに、一部重複しているものはすべて、2次試験本番時に不足の事態に見舞われた場合の予備品です。
私が見た限り同じ会場には、予備の電卓としてメインと同じ機種を用意している人は、他に見かけませんでした…。
そこまでする必要ある?
1年に1回の試験でベストを尽くせるよう追求しました!!
ここまでやるのはさすがにコストもかさむため万人におすすめできませんが、最低限試験直前に電卓の電池やシャー芯、マーカーのインク等の確認はしてもいいと思います。
1回目の2次試験を共に戦った文房具
先ほどの2年間で増えていった文房具の内、1回目の2次試験で使用した文房具について振り返ります。
振り返り
- 筆圧が弱いため、字が薄くなってしまった
(濃くしようとすると、シャー芯が折れてタイムロスになった) - 設問毎にマーカーで色分けしていたが、2つの設問に同じ色のマーカーを使ってしまい手戻りが発生した
- 電卓については、安心感があり2台同じものを用意してよかったと感じた
2回目の2次試験を共に戦った文房具
続いて、2回目の2次試験で使用した文房具について振り返ります。
1周回ってさっぱりとしたラインナップになりました。(電卓以外はですが…。)
振り返り
- 濃いシャー芯に変えたため、いつもの筆圧でもある程度濃く書くことができ、シャー芯が折れる回数も減った
- 設問毎のマーカーの色分けをやめたため、手戻りやマーカーを引くタイムロスを防ぐことができた
- 電卓は1回目の2次試験に続き、安心感抜群だった
セレクト文房具紹介
ここから、振り返りでも反省点が見当たらなかった、2回目の2次試験を共に戦った文房具の詳細を書きます。
写真の下部に販売元のページとリンクさせた名称を記載していますので、息抜きがてら見てもらえればと思います。
シャーペン
まず、試験に最も影響を及ぼすシャーペンです。
特にこだわった文房具であり、近隣で最も大きい文房具専門店で、数十種類のシャーペンを試し書きしました。
私はペンを少し傾けて書く癖があるため、ペン先が短い方が合うことが分かりました。
また、グリップが太い方が疲れにくかったため、このシャーペンに決まりました。
ちなみに、事例Ⅳのみ、orenzneroというシャーペン(芯は0.3mm)を使用していました。
事例Ⅳは解答用紙の計算過程の枠が小さく、0.5mmだと文字を小さくできなかったため0.3mmとしたのですが、とにかく折れやすかったため、折れづらく、細かな文字を書きやすいシャーペンを探したどり着きました。
発売から数年間は品薄となっていたようですが、今(2024年8月)は普通に買えると思います。
シャー芯
シャー芯はAinという製品を使いました。
シャーペンのパートでも書いた通り、シャーペンを斜めに持つ癖があり、シャー芯をよく折ってしまうため、とにかく強そうなやつを求めて行き着いた製品です。
シャー芯をよく折ってしまうわりには筆圧が薄かったため、0.5mmは4B、0.3mmは2Bとそれぞれ一番濃いものを選びました。
ちなみに、0.5mmのシャー芯は、おしゃれなアルミケースに入れ替えています。
今回紹介する中で、唯一試験に直接影響する機能のない文房具です。
セール中の文房具屋で見かけて一目惚れし、試験勉強のモチベーションアップのためと心の中で言い訳してつい買ってしまいました(笑)
マーカー
設問毎の色分けはやめたものの、社長の想いをマーキングする黄色のマーカーだけは残しました。
社長の想いに寄り添うことは中小企業診断士として必須の心構えであり、強調して絶対に漏らさないようにしたいと思ったためです。
こちらはそこまでこだわらず、一般的な消せる蛍光マーカーを選びました。
試験当日は、不具合がないことを確認した上で、新品に切り替えて使用しています。
(これが冒頭の写真で2本写っている理由です。)
消しゴム
昨年文房具業界を賑わせたらしい消しゴムです。
試してみたところ、確かに消しやすかったので購入しました。(もちろん複数買いです。)
①まとめて消す用の角を少しつぶした消しゴム
②誤字の修正や事例Ⅳの計算過程等、細かい部分を消す用の新品の消しゴム
の2つを用意して本番に臨みました。
(より正確には小さいmono消しゴム含めて3個だったと思います…。)
定規
今回紹介する中で、唯一診断士受験前から持っていた文房具です。(2次試験のために買ってないじゃんという突っ込みはご容赦ください。)
畳んだ状態では15cmと普段持ち運びやすいサイズながら、開いた状態では30cmとなり、問題用紙を切断する際に大活躍します。(というよりほぼ切断にしか使用しませんでした。)
問題用紙を切断する方にとっては、とても役に立つ文房具だと思います。
補足:問題用紙の切断について
ここで、先日の座談会にて問題用紙の切断に関する質問を複数いただいたため、文房具というテーマからは脱線してしまいますが補足します。
まず、そもそも2次試験の問題用紙はどのような作りになっているかについて、まだ調べていない方がいましたら、ぜひ13代目ににさんが書かれた以下の記事をご覧ください!
私自身、2年前に読んでとっても参考になりました。
ににさんの記事で、問題用紙の作りは把握いただけたと思いますので、問題用紙を破ることについての説明に移ります。
そもそもなぜ問題用紙を破るのか?についてですが、
・外側の白紙を分離してメモ用紙にする派(15代目ではおーちゃん他、多数が採用)
・内側のページ(与件文と設問が印刷されているページ)を切断して、設問と与件文の各ページを並べる派(15代目では少数派)
の2パターンをよく聞く…のですが、15代目屈指のへn努力家は一味違いました。
すべての用紙を二つに裂きました!
理由を聞いてみると、公認会計士試験ではすべての試験用紙を裂くのが当たり前のようで、その慣習を踏襲したせーでんきならではのパターンと言えそうです。
ちなみに、外側の白紙を分離する方法については、先ほど紹介しました、ににさんの記事で説明されていますので、あわせてご覧ください!(ホッチキスをはがすのみで簡単にできます。)
内側のページを切断する場合やすべての用紙を裂く場合?は、私が今回紹介したような定規が必要があると便利です。
定規を使った切断方法については、同じく道場の先輩であるきゃっしいさんが、以下の動画で紹介されていますので、3:58~の部分を確認ください!
(実はでもないですが冒頭の写真は、ページを切断せずに受験した令和4年度の問題用紙を切断しているシーンです。参考になればと思ってやってみたのですが、きゃしいさんの動画の方がはるかに分かりやすかったです・・・。)
最後に、内側のページを切断する理由(メリット)やデメリットについて、私の感想を書きます。
メリット
・与件文の各ページと設問のページを並べることで、解答骨子の作成がスムーズにできる
※設問ページの裏になっている与件文ページを除く
デメリット
・ページの順番が分からなくなり混乱することがある
外側の白紙ページを分離するパターンについては、デメリットはないように思いますが、内側のページを切断するパターンはデメリットもありますので、まずは試してみることをおすすめします。
必要に応じて模試等も活用しつつ、ご自身に合った解き方を探してみてください!
電卓
補足といいつつ長くなってしまいましたが、文房具紹介に戻ります。
電卓については、とにかく大きく打ちやすい機種から選びました。
最終的にSHARPとCASIOの2択になり、ボタン配置の好みからSHARP製の電卓に決めました。
ボタン配置は同じメーカーの中でも異なる場合があるため、馴染みのある配置の機種を選ぶことをおすすめします。
ちなみに、夏セミナーでも取り上げた内容となりますが、電卓には注意事項があります。
詳しくは、以下の令和5年度2次試験案内・申込書の切り抜きをご覧ください。
※令和6年度の案内が近日中に公開・郵送されると思いますので、変更がないかご確認をお願いします。変わることはほぼないと思いますが念のため・・・。
私が選んだ機種は、「縦180ミリ × 横100ミリ × 高さ30ミリ」を若干オーバーしているのですが、サイズの注記には記載されている、おおよそという範囲に入っているようです。(ネット上で、同機種を使用したという記事を複数見かけたので、安心して持っていきました。)
筆箱
最後に筆箱の紹介です。
冒頭の写真で筆箱を撮影するのを忘れていました。
ここまで狂ったように文房具を探し求めた人間がどんな筆箱を使ったかというと・・・
多くの方が家に備えているだろうZiplocです。
なんでやねん!
なんでかというと、シャー芯のケースで贅沢をしてしまったものの、受験において機能面のメリットも得られず、机の上に置けないものに、これ以上お金をかけようとは思えなかったためです。
結果として、家に備えのあったZiplocを筆箱代わりに使ったのですが、透明で文房具の入れ忘れがないかが一目で分かるという、思わぬメリットがありました。
終わりに
明日は、久しぶりにサトシへのバトンタッチです。
15代目メンバーの中ではすっかりお馴染みとなった「あのご当地グルメ」を例に、2次試験学習時によく聞くフレーズについて解説してくれるようです。
新潟といえばあれだよね~
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こんにちは!
「息抜きに読んで」という言葉に騙され、軽い気持ちで読み始めたにっくです。
この記事を読んで思ったことは一言
「めっちゃ大事なこと書いてあるやん○o○」
色分けの種類を増やすと本番で混乱しやすくなるとか、それでも本当に大事なところだけはマーカー使うとかetc…
めっちゃ参考になりました!ありがとうございました!
にっくさん、こんばんは!
昨日の座談会、ご参加ありがとうございます!
息抜きにとおすすめしつつ長くなってしまいましたが、私個人としては「学べる息抜き」を心掛けており、参考にしていただいたこと光栄に思います。
今後も、読者のみなさんのお役に立てる内容をお送りできるよう努めます。
しんどい時期だと思いますが、引き続き頑張ってください!