中小企業経営トレンドワード解説② by かます

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THE DANKAI 2024 6/11&6/15 開催の御礼

ご参加いただいた皆様、
ありがとうございました~!

昨日2回目の日程が終了し、どちらも無事開催することができました。

「満足だった」という感想も多数頂き、大変励みになりました♪
頂いたご意見も参考にさせて頂き、記事にも反映してまいります。

今後もイベントを企画予定ですので、今回参加されなかった方も、次回は是非覗いてみてください~

ちょっとノスタルジックなかます
ちょっとノスタルジックなかます

何気ない日常のささやかな喜びを味わいたい


昨年の試験直前期を振り返ると、「勉強、仕事、仕事、勉強、筋トレ、家事、ご飯、睡眠、勉強、勉強」みたいな毎日で、休日を楽しんでいる人を見ては「早くそっちの世界にも行きたい」と思いながら、「限られた時間を最大限にやれるだけやろう」と思い、やり過ごしていました。
なかなか結果に表れず、理解しきれない論点、せっかくの休日にずっと勉強しなくてはいけなくなる等、苦しいところもありました。
でも、新しいことを知れたり、出来るようになった瞬間、勉強した後のご飯など、頑張っているからこそちょっとしたことに喜びが見いだせるものと思います。

大丈夫!今の頑張っているあなたは、今後の自信に繋がります。
未来の自分を助けてくれると思います。

さて、本編は、前回に引き続き、「中小」に関してみていきます。

去年の本試験「G:中小企業企業経営政策」振り返り

自分の得点は・・

中小企業経営分野は「32点」
中小企業政策分野は「36点」、合計68点でした(自己採点ベース)

※手応えはそれなりにありましたが、ケアレスミスが何か所かあり、本当はもう少し取れても良かったなというところです。

中小企業経営分野:昨年と今年を比較

第1次試験案内・申込書内の「試験科目設置の目的と内容」を昨年と今年で並べてみました

2023

昨年:2023年(R5)版

2024

今年:2024(R6)版

(1)中小企業経営 ②中小企業の経営特性と経営課題を抜粋

昨年(2023年)

★各種統計にみる中小企業経営の特徴、中小企業経営の特質と課題(経営基盤、経営の多様性、中小企業の経営戦略、先進性と旧態性、経営資源、ビジネスシステム、産業集積、商店街、中小企業の成長 等)、

★業種・業態別経営特性と課題(製造業、卸売業、小売り用、サービス業、物流業、ベンチャー企業、下請企業、小規模企業 等)、

★中小企業の経営環境と経営革新(経済事情、経営環境の変化、国際化、金融、労働、環境・エネルギー、取引、経営革新への取り組み 等)、

★中小企業経営に係る最新の動向(情報技術の活用、ネットワーク、産学官連携、海外展開、創業、企業再生、知的財産権 等)

今年(2024年)

★各種統計にみる中小企業の特徴、中小企業の経営指標、中小企業の実態に関する分析、中小企業経営の特質と課題(中小企業の経営基盤、経営の多様性、中小企業の経営戦略、中小企業経営者の特質、経営資源、ビジネスモデル、産業集積、商店街、中小企業の成長、その他)、

★業種・業態別経営特質と課題(建設業、製造業、卸売業、小売業、サービス業、物流業、宿泊業・飲食サービス業、ベンチャー企業、下請企業、小規模企業、その他)、

★中小企業の経営環境と経営革新(経営環境の変化、グローバル化とローカル化、サプライチェーン、金融・信用保証、税制、労働・雇用・人材育成、環境対応・エネルギー対応、取引関係・取引構造、経営革新・事業創造の取り組み、生産性向上の取り組み、設備投資、その他)、

★中小企業経営に係る最近の動向(情報技術の活用、ソフト化・サービス化企業連携・産学官連携、事業承継・M&A、海外展開、創業・アントレプレナーシップ、開廃業、事業再生、研究開発、持続可能性・社会的責任、ブランド構築、無形資産の活用、知的財産権、その他

ピンクのライン部分が新しいワードですが、ワードがかなり増えた印象です。
2023年の中小企業白書からピックアップしてみていきましょう。

前回記事にて、総括と気になった新ワードを解説していますのでこちらもご参考ください

キーワード①「建設業」

宿泊・飲食サービス業は、始めやすいが続けていくのも大変な点で、アタリがつけやすいかと思います。
実際昨年の問題でもありました。
売上高経常利益率や自己資本比率が他業種に対して全産業平均より低く、開廃業率は全産業平均より高い
個人的にではありますが、建設業のイメージが乏しいので、改めてピックアップしてみます。

建設業の特徴(中小企業庁2021年統計を元に記載)

企業数は?
中小企業全体 ⇒ 1位:小売、2位:宿泊・飲食サービスに続いて第3位
小規模企業のみ ⇒ 全体と同じ第3位

従業員数は?
中小企業全体 ⇒ 1位:製造、2位:小売、3位:宿泊・飲食サービスに続いて第4位
小規模企業のみ ⇒ 第1位

つまり、小規模でも回せる仕組みが構築されている
売上高、付加価値ともに小規模ではトップ

最近の業況について~コロナ禍の影響はどうだった?

コメント

建設業は他の業種と比較すると、業況判断DIの波が小さいのが特徴

他の業種で一気に落ち込んだ「20Q2期」においても、下がっているものの落ち込み方が小さい

直近は各業種ともDI値は上がっているものの、依然として前年より悪化と答えた企業の割合が多い。

2019年と比較して、業種別の売上はどうだった?

コメント

建設業は2020、2021年に若干下がったが、その後若干上がってあまり変化が無い

製造業回復傾向だが、尚もマイナス

情報通信業、運輸業売上好調

小売業は微増

宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業売上減が継続

新型コロナでの破たん件数はどうだった?

コメント

建設業は、コロナ禍での売上減は抑えられていたものの、破たん件数は第2位

(考察)
受注が来ず、破たんに繋がってしまったこと、人材不足などの影響が考えられる。

従業員は足りてる?

コメント

建設業は他の業種に比べて、従業員不足が顕著…

(背景)
専門性も求められ、かつ賃金水準も高くないことが相まって、人材不足傾向が強い。
受注しても施工できないなど、建設業界としての課題である。


参考:建設業界におけるコロナの影響は?今後求められることも併せて解説 | 建築求人.jp (kenchiku-kyujin.jp)

キーワード②「事業承継・M&A」

事業承継・M&Aのトレンド

近年は親族内承継よりも、従業員承継、M&Aの活用が増えている(左下図)

・経営者の年齢層は2000年以降、徐々に高年齢化し、年齢層のピークが緩やかになってきている(右下図)

・事業承継が上手くいくと、従業員自主性も向上し、売上増に繋がる!

休廃業・解散企業は黒字が多い?赤字が多い?

コメント

黒字割合の方が多いが、
直近は赤字も40%以上と増加傾向

コロナ禍も影響している?

M&A件数の推移は?

コメント

近年は上昇傾向、2020年に1回下降したが、このところは4,000件を上回り、ここ10年で2倍以上

事業承継後の売上高成長率はどのくらい高まる?

コメント

1、2年後は一旦マイナスになるが、その後は、上昇の一途を辿り、9年後には2%まで上昇

(考察)
新体制の基盤構築で一旦売上成長は止まるものの、基盤が出来れば、同業種の平均値を上回る

事業承継により、従業員の自主性はどうなる?

コメント

従業員の自主性が十分高まった、やや高まったを合わせると66%約3分の2の企業で自主性が高まったと言える。

逆に高まっていないという回答は、7%以下

キーワード③ グローバル化

グローバル化のトレンド

輸入物価指数は依然として高いが、直近は少し下降(左下図)

輸出を行っている企業は行っていない企業よりも労働生産性が200万円超も高い(右下図)

大企業と比較すると?

コメント

大企業との差を見ると、
直接輸出企業割合は7%程度の差だが、投資となると、2倍以上の開きがある。

(考察)
大企業の資金力により、投資企業割合は大きな差が出るものと思われる。

海外展開による売上高・経常利益への貢献度はどのくらい?

コメント

売上高:
大幅に貢献、やや貢献したの合計は、65%

経常利益:
大幅に貢献した、やや貢献したの合計は、58%

どちらも、半分強となり、貢献していないは約2割と程度のため、貢献出来ている割合が大きい

国内・海外双方展開で、リスク分散!売上向上!

白書の中でも、しっかりと触れられていたキーワードを見てみました
本編はここまでとして、続いては昨年のこの時期について書きます。

この時期にやっていたこと:6月中旬

受験申込をし、受けるからには「今やれることをやるしかない!」と奮起しつつ戦々恐々としていたこの時期を振り返っておきます。

試験1.5か月前にやっていたことは・・

・毎週末、コワーキングスペースにこもって、過去問過去問過去問…
 6月最終週と7月初週に模試に挑戦予定だったので、それまでに5年分!と意気込み、毎回の点数に一喜一憂していました。 
(平成30年の超難しい経営法務でとんでもない点数になってしまい、落ち込みました泣⇒
本番じゃないから良かったと言い聞かせ、無理やり開き直りました←)

道場9代目きゃっしいさんこと、野網先生のこちらの動画をまるまる活用させて頂きました!
シートをダウンロードすることも出来、大変お世話になりました。

2024年、今年のver.も公開になっていますので、こちらもどうぞ!

次回予告

明日はたいしん
阪神の調子が悪いからって、AREアレしちゃだめよ~

AREにアレって、もっと具体的に言うてもらわんと・・

たいしん
たいしん
ARE
ARE

・・・?

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