【あと1論点!】経営法務 英文パート(沖縄再試験解説有)by Maki

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こんにちは、Makiです!

今回は、爆弾科目にもなりがちな経営法務について、

英文パートの得点確率を上げる方法をご紹介したいと思います。

(あくまで分かりやすく覚えやすいように記載しました。英文法務の専門家ではない点はご容赦ください。)

と、その前にまずはお知らせです!

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さて、では本編をどうぞ!

はじめに

経営法務の英文パートって?

例年25問出題される経営法務で、英語関連の問題が通常1~2問出題されます。

点数にして4点~8点になります。

英語関連の問題は、英語が苦手な場合、捨て問にする方も多ようです。

きれいさっぱり捨てた!!(笑)

が、たかが4~8点、されど4~8点。

経営法務は、科目合格率5~6%だった平成後半を経て、現在は易化していますが、今後爆弾科目になる可能性も否定できないですし、

中小企業白書にもある通り、海外企業と取引している中小企業も多いため、必ず実務でも役に立つ知識となります。

そこで、土・日の比較的まとまって勉強できる時間、一通り他の分野の勉強を終えた後にでも、

このブログを読んで、得点確率を上げて頂ければと思います。

仕事でもでてくるよ!

本日の要点

まずは、本日の要点です。

経営法務 英文パート

  • 英文パートは、インコタームズと英文契約の出題が多い
  • インコタームズは貿易の国際規則 11個あるが FOB:本船渡し、CIF:運賃保険料込が抑えどころ
  • 英文契約は頻出単語を覚える(寝る直前に眺めて、朝起きてすぐ見直すのも効果的(らしい))
  • アウトプットで②と③を定着させる!

お時間がない方はここまで。お時間がある方はさらに読み進んで、

1つでも2つでも、具体的にお持ち帰り下さい!

インコタームズ

インコタームズとは

何やら聞きなれない言葉ですが、国際商業会議所が定めた国際規則(International Commercial Terms)で、

輸出入中の争いを防ぐために以下の2点について、売主・買主どちらの負担にするかを定めています。

  • 危険負担 → 貨物に対するリスク
  • 手続き・費用 → 運送手・保険等の手続きや費用

危険負担って?

輸送中に壊れた時などに、
売主・買主どちらが責任を持つか、ってことです。

最新版のインコタームズ2020には、以下の表の11条件が決められています。

以下の表中の①➁③は過去問や覚えやすさを考慮した大まかな理解優先度です。

インコタームズ11条件

  • EXW Ex Works 工場渡 ③ ← 工場で渡したときにリスク負担が買い手に移る⇒売り手のリスクが最も低い
  • FCA Free Carrier 運送人渡
  • FAS Free Alongside Ship 船側渡 ② ← アロングサイドは 船の”そば” FOB関連として記憶
  • FOB Free on Board 本船渡 ① ← 船に乗せたらリスク負担が買い手に移る これは割と有名
  • CFR Cost and Freight 運賃込  ② ← I(アイ)のないバージョン CIF関連として記憶
  • CIF Cost Insurance and Freight 運賃保険料込  ① ← I(アイ)はインシュアランスのアイ なので保険料も!
  • CPT Carriage Paid To 運送費込
  • CIP Carriage and Insurance Paid to 運送費・保険料込
  • DAP Delivered At Place 仕向地持込渡
  • DPU Delivered at Place Unloaded 荷卸込持込渡
  • DDP Delivered Duty Paid 関税込持込渡 ③ ← 売り手のリスクが最も高い

売り手(=輸出する方)にとって、一番上のEXWが最もリスクが低いんですね。

(工場で渡したときにリスク負担が買い手に移るので^^)

これだけ覚えれば、一番下(DDP)は逆(売る方にとって最もリスクが高い)、

買う方は上下逆(一番上が最もリスクが高く、一番下が最もリスクが低い)と覚えられると思います。

診断士試験は選択肢があるので、「Eが一番上で売り手有利、Dが一番下で買い手有利」と覚えても良いですね。

実務で必要になったら、改めてきちんと理解してくださいね!

さて、過去問の中には、「incoterms」という名称や、以下に記載する「FOB」・「CIF」の用語を選ぶ(だけの)ものもあるので、

とっても拙いですが、私がどのように覚えたか紹介しますね。っと、ここでしんからの王道のアドバイス!

インコタームズは略語でなくフルの単語で意味をイメージ!

経営情報システムもそうですが、略語はフルの単語を確認すると、単語がキー(とか「知識の杭」という言い方もするようです)

となって覚えられることがあります。

イメージできればOKなので、フルの単語を覚える必要はありません。

私は、①有名どころのFOB(オンボードなので船の上)とCIF(運賃と保険料込)をまず覚えます。

ちなみにFOBとCIFは、リスク負担移転のタイミングは同じ(船に乗せたらリスク負担が買い手に移る)です。

次に抑えとして、②FOBの関連としてFAS(AはアロングサイドのA、なので船のそば:「船側渡し」)、CIFの関連としてCFR(Iがないので保険無)を覚えました。この辺は出題されるとしても突っ込んだ内容ではないと思われます。

それから、③極端に買い手(輸入側)リスクが高くなるEXW、売り手リスクが高くなるDDPを覚えて、

E ⇒ F ⇒ C ⇒ D の順に売り手のリスクが高くなる(再掲:Eが一番上で売り手有利、Dが一番下で買い手有利)を覚えました。

(あとは諦めました!^^)

実際の問題

直近のR5年の沖縄再試験 第19問に出題がありましたので、一緒に確認してみましょう!

問題文が長いのであきらめたくなりますが、試験本番では、スラッシュで区切ったり下線を引いたりして、比較する箇所を整理すると、考えやすくなると思います。

R5年 沖縄再試験 第19問

R5年の沖縄再試験 第19問
設問全体はインコタームズのFOBとCIFに関するもので、選択肢の前半で危険負担の移転のタイミングについて、

後半では費用負担について述べられており、
中小企業診断士試験に出題されるインコタームズとしてはオーソドックスな内容

答え↓

解答

解説

設問全体はインコタームズのFOBとCIFに関するもので、

選択肢の前半で危険負担の移転のタイミング、後半では費用負担について述べられています。

中小企業診断士試験に出題されるインコタームズとしてはオーソドックスな内容といえるかと思います。

FOBもCIFも売主は港で船に積み込むまでのリスクを負担します(それ以降のリスクは買主が負担)。

→「荷卸しされたとき」となっているアとウは×。

運賃と保険料は、「FOBは買い手」、「CIFは売り手」が負担します(その他の費用は買主が負担)。

→エは×で、イが正解!

いかがでしたでしょうか?

出題の具体的なイメージや、解答までの考え方を理解いただくことで、得点力をupしていただければと思います!

さて、次は英文契約書について・・・。

英文契約書

法律用語って、日本語でも難しいですよね・・・。

英文契約書は、英語+法律用語なので初見で難しくて当然です。

が、逆に言えば、出てくる特徴的な単語を覚えると得点確率がグッと上がります。

道場メンバーの対応は、

過去問で出てきた単語のうち、契約だとか責任だとか、補償だとか、
設問上の分かれ目になりそうなものを覚えた

まとめシートや通信講テキスト、ネットで調べて単語のリストアップを作成、
暗記カードで覚えた

道場の記事を読んで法務英単語を学習したのと、まとめシートで単語を覚えた!
あとはChatGPTでよく使われる英単語を教えてもらってた

楽観ごり!

さすがなぴらりん!

ごりもまとめシートの必須単語だけ覚えて、雰囲気と想像力で対応したようです。

特徴的な単語は、こんな感じ。

  • 裁判(Adjudication, Judgement)
  • 国際裁判管轄の合意(Jurisdiction)
  • 準拠法(Governing Low)
  • 仲裁(Arbitration)
  • 調停(Mediation)
  • 抵触法(国際私法)(conflicts of  laws)
  • 優先的交渉権(First refusal right)
  • 商業上の、商習慣上の(Commercially)
  • ~に合わせて(in accordance with~)
  • 紛争(Dispute)
  • これに関して(hereto)、これによって(hereby)
  • 解釈する、翻訳する(construe)
  • ~の範囲を超えて(exceed~)
  • ~に代わる、~を無効にする(supersede)
  • 不可抗力の事由(Force Majeure)
  • 製品仕様(Specifications)

なお、以下のブログも是非参考にしてください。

アウトプット

上記の単語を覚えたら、過去問完全マスターなどで経営法務英文パートを解いて解答力をUPさせます。

過去問完全マスターを購入されていない方は、AREやごりも活用していた過去問.com ⇒(無料)中小企業診断士の過去問を提供

を活用されると良いと思います。

おーん

具体的な使い方は、こちらのごりのブログを参考にしてくださいね。

平成の終わりころの英文問題は、問題用紙1面程度のボリュームなので読むのも理解するのも時間がかかりそうですが、

近年は英文自体のボリュームは減ってきており、頑張りやすくなっていると言えそうです。

まとめ

まとめると、経営法務の英文パートの得点確率を上げるためには、

経営法務 英文パート

  • 英文パートは、インコタームズと英文契約の出題が多い
  • インコタームズは貿易の国際規則 11個あるが FOB:本船渡し、CIF:運賃保険料込が抑えどころ
  • 英文契約は頻出単語を覚える(寝る直前に眺めて、朝起きてすぐ見直すのも効果的(らしい))
  • アウトプットで②と③を定着させる!

ちなみに、おーちゃんとたいしんは学校教育レベルの英語力で雰囲気理解して想像力で対応

せーでんきは特に対策せず、

AZUKIは対策したものの残念ながら得点には至らなかったようです・・・

あなたの努力が実を結びますように!

明日は、「しん」がお送りします!

しん、明日のテーマは何?

2次試験の開眼についてだよ
楽しみにしててね!

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