【合格体験記】~情報収集・自己分析を踏まえての短期資源集中『無知の知』戦略~ byぴらりんさん

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」
ご登録ください!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

X(旧Twitter)もよろしくお願いします

受験生情報

ハンドルネーム・年代

  • HN:ぴらりん
  • 年代:20代

勉強スタイル

情報収集・自己分析を踏まえての短期資源集中戦略。命名『無知の知』戦略

受験回数

  • 1次:1回
  • 2次:1回

勉強時間

  • 1次:203時間(概算)
  • 2次:93時間(概算)

学習開始時期

2023年1月に本格的に開始
※診断士になってからしたい“夢づくり”は2022年7月ごろから

得意科目・不得意科目

  • 1次
    • 得意科目:企業経営理論、財務会計、経済学 ※途中から得意になりました
    • 不得意科目:運営管理

職務経験・保有資格

  • 職務経験
    • 営業企画として行っている業務効率化ツールの導入やデジタルマーケティング実行、契約書調整などは診断士試験で活きたと思います
  • 資格・学位の診断士受験との関連
    • 宅地建物取引士 ⇒ 法務系の文書への耐性
    • 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 ⇒ 財務分野・事例4へ少し関連
    • MBA|経営学修士(グロービス経営大学院) ⇒ 企業経営理論・財務会計・運営管理(一部)に重複

診断士に挑戦した理由・きっかけ

①父方祖父、母方祖父、父、兄と自営業・会社経営をしていた関係で昔から中小企業へのイメージがあったこと、②同じ大学院の方が診断士を取得されて仕事を取っている話を聞いて、自分もノウハウを活かしつつ中小企業支援をしてみたいと思ったことがきっかけです

合格までの学習法

1次 独学
教材:スタディング、まとめシート、YouTube
勉強開始時期 1次は2023年1月より本格開始。2022年7月ごろから診断士についての情報収集は開始していました。


【1次勉強方法の大きな流れ】

  • 過去問を通じて初見で解けた問題は解かない
  • 2回解いても間違えるものを復習する
  • 3~5回間違えて理解が進まない問題は捨て問にする
  • スタディングの過去問をひたすら解く
  • 「1日にまとめてたくさんする」というより、「毎日少しずつやっていく」


【1次勉強方法の詳細】
・自分の現在地の把握
情報収集開始した段階で、令和3年度を7科目解いてみました
初見で解いて自分の点数分布を把握して、勉強時間を決めていきました。
以下が自分の得意・不得意表

Aランク60点以上企業経営理論、財務会計、
Bランク40点~59点以下 運営管理、経営情報システム、経済学
Cランク39点以下経営法務、中小企業政策


・勉強時間
1次の時は通勤時間でスタディングの過去問で勉強、40分前後/日をコンスタントに費やし約30問~40問を解き、土日もまりペースを変えずに1時間〜1時間半、カフェで大体60問~70問程度を解いていました。
1回で多くの時間をとるというより、隙間時間にすることが多く、「根詰めすぎない」を念頭に勉強していました。

逆に、どんなに飲み会で遅くなっても必ず30分は問題を解くようにしていました。


・学習の順番


1次は問題の性質上3パターンに分類し、それぞれに合う頻度で学習を進めておりました。


-理解・応用系(企業経営理論)
応用系の問題は問題文でひねってくることが多いため、知識の理解・理論の背景などを調べて、なぜそうなるかを説明できるようにしておく必要があります。
たくさんの問題を解くより1問の理解に時間を使い着実に1問取れるように意識して、勉強開始の初期段階から取り組みました。


-暗記・記憶系(運営管理、経営法務、情報システム、中小企業政策)
暗記系の問題は知っているかどうか、思い出せるかどうかが肝です。

理解していなくてもたくさん問題を解き解説を読むことで、薄い記憶を何層にも重ねるイメージが合っていました。

勉強開始の中盤くらいから薄く長くやると記憶の負担が減り良かったです。
一問一答で思い出せるようにする練習がおすすめ 

https://rmc-oden.com/blog/archives/177995


– 積み上げ系 (財務会計、経済学)
積み上げ系の問題は基礎的な知識から順番に理解していかないとどこで自分がつまずいているか分かりにくい問題です。

簿記の貸方や借方、グラフの傾きの意味など、知っていると思うことも棚に上げ一から手を動かして解いていくのがおすすめです。

可能ならこちらも勉強の初期段階から取り組みたいです。


2次 独学
教材:ふぞろい、全知識事例4、30日完成、サン氏事例4マスターガイド、EBA100字訓練
2次受験勉強開始は2023年8月より開始(2023年2月ごろに1年分だけ過去問解き、自分に何が足りないのかを把握)


【2次勉強方法の大きな流れ】

  • 一発合格道場の記事を読み漁り、自分に合う情報やたくさんの人が言う情報を記録していった
  • 1次知識の整理と思い出せるように一問一答を繰り返す
  • ふぞろい10年データブックで問題を解かずに読む時間を作り、どういう形で与件文に情報が隠されているかを理解する


【2次勉強の詳細】
・自分の現在地の把握
2月ごろに一度過去問を見よう見まねで解いた経験があったので、自分に足りないものはぼんやりと分かっていました。


ふぞろい採点での自己評価表(ぴらりん作)

得点評価対策
0点設問・問われている意味が分かっていない(的外れ)課題と問題の違いなど診断士試験で使われる用語を復習する、設問解釈トレーニングを行う
10点設問は理解しているが、制約条件から外れている(あわてんぼう)設問内にある制約条件をチェックし、解答骨子にメモる
30点 設問に答えられているけど、回答に漏れがある(多面的ではない)100字トレーニングなどで1次知識の整理
45点設問に答えられていて、切り口に漏れはないが与件文の具体的ワードを漏らしている(理論だけ)過去問の与件文でキーワードがどう散りばめられるかチェックする
55点設問に答えられていて、切り口に漏れなく具体的ワードを拾えているが字数が収まらない(ありがたいが話が長い人)与件文ワードの字数節約の適切な言い換えを合格者答案からインプットする
60点
以上
設問を正しく解釈できて、必要な情報を与件文から抽出しつつ知識も交えながら論理的に解答できている



・2次勉強の流れ
1次試験終了後、自己採点で当確を確認してから、1週間はひたすら道場の記事を読み漁り、みんなが言うことを集めていきました。

そして、1次試験でお世話になった一問一答形式を2次の知識整理に活用し、9月いっぱいまでは過去問を1度も解かずに型作りに専念しました。
10月に入ってからは解答のボキャブラリーを増やすために過去問を解き、ふぞろいで皆の解答を確認していました。

※2次試験の記録もたくさんあるのですが、紙面の都合上割愛させてもらいます

なぜその学習方法を選んだのか?

MBAに通った後で関連知識があったため、一からインプットするより自分の知らないことだけを明らかにして対策する方が効率的だと思っていました。
そのため、情報収集と自己分析の末に“しないこと“を最初に決めてから、足切りにならないようにすること⇒合格点を取るためにすることというイメージで必要最低限のことを中心に勉強していきました。

学習時・受験時のエピソード

◆受験時エピソード
たくさんのブログやSNSなどに助けられていましたが、私が合格できたと思う2記事を厳選して共有します。


1 . 一問一答リンクbyベストさん
https://rmc-oden.com/blog/archives/177995
一番効いた勉強法。7月末になってきたころ、一通り過去問も解き終わり勉強がマンネリ化していた時、出会った記事で撃を受けました。

その頃は、過去問を解き過ぎて正解率はどれも95%近くあり天狗になっていて、「解けへん問題なんかあらへんわ」と思っていました。

そんな時一問一答をやって、答えを紙に書き出してみるとほとんど書けない。。やばいと思いました。

答えを覚えてしまっているだけで、実は知識として定着しておらず理解が進んでいないのが分かったのです。

それから約10日間毎日7科目の一問一答の答えを紙に書き出すようにして直前期を過ごし、1次試験を突破。2次でもこの強法を取り入れました。


2 . 1点でも多くもぎとるbyあきかさん
https://fuzoroina.com/?p=44425
他サイトの記事ですが、最後の踏ん張りに繋がりました。2次試験は記述式の試験で、1日で4事例を解
きます。
最後の事例というのが財務会計分野からの出題される計算問題がめちゃ多い事例です。

時間配分が命で、事例4で合否が決まると言っても過言ではくらい例年得点にばらつきが出るようです。
そんな疲れに疲れた事例4を解いている最中、途中まで練習より早いペースで進められていましたが、1問すごく時間をかけてしまい、気づいたら最後の問題は未読・他の問題も一部未読の状態で18分しか残り時間がなく、一瞬で絶望しました。

「あ、この試験来年も受けるのか。今日の試験だけもすごく体力使うのに、あと1年勉強期間が延びるのか。

すごく嫌やな」と心の中で考えて、ペンを置こうかと思いましたが、「1点でも多くもぎとる」という言葉を思い出し、一気に集中力が高まり、最後の1秒まで答案を書き合格することができました。


◆これから合格を目指す方へのアドバイス
1次試験は範囲がすごく広く、2次は基準が分からないという癖のある試験ですが、先輩方の情報発信を読み潰し・合格後のイメージを明確に持つことで合格は近づいてくると思います!
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」とよく言いますが、情報収集と自己理解が合格のカギになると思います!
先輩診断士の方々の情報発信をキャッチできるようにSNSなどを活用して、仲間を見つけて頑張りましょう!

おわりに

効率的にコツコツと勉強して短時間&ストレート合格を果たしたぴらりんさん!
自分の到達地点を測るための理解度の類型は参考になる読者も多いのではないでしょうか。
MBAと診断士資格の相乗効果で中小企業支援に大活躍されることでしょう!

☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へにほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)

記事へのコメントについて

記事へのご感想やご要望があれば、下部の入力フォームから是非コメントをお寄せください!
執筆メンバーの励みになりますので、よろしくお願いいたします。

※コメント送信後、サイトへ即時反映はされません。反映まで数日要することもあります。
※コメントの内容によっては反映を見送る場合がございますので、予めご了承ください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です