【合格体験記】 ~パターンを網羅する研究型~ by サトシさん

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」
ご登録ください!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

X(旧Twitter)もよろしくお願いします

こんにちは、ひろしです

次の投稿はサトシさんです!

論点別に横ぐしで問題を解いて知識を深めていったサトシさん。様々な方法を試しつつ、知識の質を高めてらっしゃいます。ぜひ、ご参考にしてください!

受験生情報

ハンドルネーム・年代

  • HN:サトシ
  • 年代:40代

勉強スタイル

同じような問題を横串しで解いてパターンを網羅した研究型の受験スタイル

受験回数

  • 1次:6回
  • 2次:5回

勉強時間

  • 1次:1,200時間
  • 2次:1,500時間

学習開始時期

2015年10月

職務経験・保有資格

職務経験:税理士事務所スタッフ(経営コンサルティングを主に担当しています)
保有資格:企業経営アドバイザー、日商簿記2級、ビジネス実務法務検定2級、ビジネス会計検定1級

得意科目・不得意科目

得意科目:経済、財務、中小
不得意科目:情報

診断士に挑戦した理由・きっかけ

これまでの仕事やプライベートで出会ってきた、利益や資金繰りでピンチに陥っても努力して経営している会社の社長や従業員の想いに応えたいためです。総合診療医のように、広い視野で経営を見ていくことで、会社の状況やニーズに合った改善策を提案し、困っている会社を救いたいと思い、診断士受験を決意しました。

合格までの学習法

1次試験

独学・通信・通学・その他

TACを利用していました。科目によって通学や通信、ストレートの講座や上級講座を使い分けていました。
学習法としては、論点ごとに似たような問題を横串しで繰り返し解くことをしていました。過去問だけでなく問題集や答練の問題についても、論点ごとに問題を横串しで解きました。それにより、同じ論点の問題について問われる内容や難易度など幅広いバリエーションを経験することができ、解き方のコツも学ぶことができました。

また、月に1回のペースで基本テキストの知識の定期メンテナンス(定期保全)をしていました。基本講義1講分の量を15〜20分くらいのペースで定期的に確認していくことで、各科目の基本テキストの内容を忘れにくくなり、知識の維持・強化ができました。また、何度も繰り返しているうちに論点や科目を超えて知識がつながってくるため、知識の質や安定度が高まります。それにより、1次試験の各科目の点数も徐々に上がり、高得点で安定するようになりました。

2次試験

独学・通信・通学・勉強会・その他


TACの通学を利用していました。私は京都在住ですが、津田まどか先生の評判を聞いて名古屋校に通っていました。津田先生はオプション講座の「2次答案作成プロセス講義」も担当されているくらい2次の80分のプロセス構築には評判のある講師で、私もプロセスを構築できてからは80分で実践することが安定し、2次の実力が一気に高まりましたし、今回の事例Ⅲのような難しい事例の場合でも最低限の「負けない戦い」はできるようになりました。生講義だと1人1人の実力や性格に合った指導もしてくれるので、プロセスの質もかなり高めることができました。


また、TAC名古屋校では津田先生がプロデュースする勉強会がありました。と言っても、津田先生が教えるのではなく、受講生の自主性に任せ受講生どうしで演習問題や過去問について自身のプロセスを他人に説明する勉強会でした。
津田先生は「2次試験は団体戦」とよく言っていまして、勉強会の運営の面、クラスの仲間作りの面でも積極的にフォローしてくれました。私が合格できたのは間違いなく津田先生とクラスの仲間のおかげです。


さらに、過年度ではありますがEBAの受講(通信)の経験もあります。EBAは事例Ⅰ〜Ⅲの理論については群を抜いて高い質を誇っていて、この理論を自在に使えるようにするために、大きめの単語カードに理論のキーワードや流れを書いて繰り返し暗記していました。今年度はその暗記を何度も繰り返して暗記の質を高めていました。また、過去の演習問題を使い、こちらも論点ごとに横串し方式で要求解釈や与件文中の解答内容に反応するトレーニングをしていました。それにより、制約条件無視のような事故を起こす確率が低くなりましたし、解答内容に入れる与件文の内容にも反応しやすくなりましたし、加点要素を解答にたくさん入れることもできるようになりました。


これに加え、①設問文の何気ないフレーズについて敏感になること、②与件根拠を探す範囲を絞ったこと、③解答内容をなるべく詰めて入れること、④事例Ⅳは55点くらいならいいと割り切ったこと、も意識していました。


①設問文の何気ないフレーズについて敏感になることについては、例えば「この制約条件を外すと解答内容はどうなるか」、「なぜこのフレーズにしているのか、こっちのフレーズにしたらどうなるか」などを考えるようにしました。慣れてくると設問文の何気ないフレーズから解答内容や出題者の意図がわかってきます。

②与件根拠を探す範囲を絞ったことについては、設問文中のキーワードと同じフレーズがある段落や設問内容が色濃く反映されている段落を見つけ、そこにある与件根拠だけを使っても十分に合格点が取れると割り切りました。そのおかげで、与件文の全範囲を対象にしていたときと比べ、与件根拠を見つける時間やスタミナを節約することができました。

③解答内容をなるべく詰めて入れることについては、与件文中の根拠をなるべくそのまま抜いてくることをベースにしつつ、カットしたり改編したりしても問題ない部分はなるべく詰めて書くようにして加点要素になりそうな内容をたくさん入れることを心がけました。

④事例Ⅳは55点くらいならいいと割り切ったことについては、事例Ⅳで高得点を狙いにいくと事例Ⅳの問題を間違えられないプレッシャーがかかりますし、正答率が極端に低い問題も正解しないといけなくなるため、私はリスクが高いと判断し、逆に事例Ⅰ〜Ⅲで安定解答を作れるようにしました。事例Ⅰ〜Ⅲで60〜70点を安定して取れるようにすることで事例Ⅳの負担を減らすことができます。

「2次試験は団体戦」ってえぇ言葉やな

トラ柄のおばちゃん
トラ柄のおばちゃん
ひろし
ひろし

勉強仲間は大事ですからね!

なぜその学習方法を選んだのか?

私自身の性格に合っていたことや、長年培ってきたノウハウから、この学習方法が最善と判断したためです。ですが、この学習方法に出会うまで、かなりの年月と試行錯誤がありました。

学習時・受験時のエピソード

私は合格するまで長期間かかりました。無駄な勉強、無駄な過ごし方もたくさんしてきました。これから診断士を受験される方は、ぜひ講師や先輩合格者がオススメした勉強法を素直に実践してほしいと思います。「オレは違うから」と思ってオリジナルのやり方に走ってしまうと、もう遠回りのコースに入っています(僕の失敗談です)。


また、オンラインでもオフライン(教室)でもいいので、仲間を作っていただければと思います。同じ志をもった他の受験生に出会うことで、仲間やチームを作ることができ、モチベーション維持やチームとして切磋琢磨することでの実力の向上を図ることができますし、本試験の時にも不安な気持ちを共感してくれる心強い味方になってくれます。

おわりに

サトシさん、ありがとうございました!

勉強仲間を作ることの大切さは、私もココスタで学びました。おっしゃる通り、モチベーション維持や切磋琢磨という観点から重要ですし、そのつながりは診断士の資格を取ってからも続くものです。

ひろしとおばちゃん
ひろしとおばちゃん

サトシさん、おめでとうございます!!

☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へにほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)

記事へのコメントについて

記事へのご感想やご要望があれば、下部の入力フォームから是非コメントをお寄せください!
執筆メンバーの励みになりますので、よろしくお願いいたします。

※コメント送信後、サイトへ即時反映はされません。反映まで数日要することもあります。
※コメントの内容によっては反映を見送る場合がございますので、予めご了承ください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です