13代目スタート! ~ご挨拶&試験勉強で大事な3つのこと~ by どらごん
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はじめまして、どらごんです。
一年間どうぞよろしくお願いします。
私の合格体験記はこちら。
初回は自己紹介しつつ、私が考える「中小企業診断士の試験勉強で大事な3つのこと」、その他よもやまなことをお話ししたいと思います。
部分的にでも、少しでも、かする程度でも共感頂ける部分があれば幸いです。
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自己紹介
【基本情報】
住まい:福岡県
年齢:40代
家族:妻と子供3人と猫2匹
趣味:将棋、サウナ、映画鑑賞、読書
【職業】
システムエンジニア(SE)歴20数年です。
SEが扱うシステムには、Web系、アプリ系、インフラ系、組み込み系などいろいろ種類があります。その中でも私は業務系システムのエンジニアとして、企業向けに会計管理や販売管理、物流管理などのシステム構築に長く携わってきました。
身近な例でいうと「百貨店の会員カードシステム」や「ネット通販の配送システム」などです。担当もプロジェクトマネージャー、設計、プログラミング、保守と何でもやっています。
職業柄、システムトラブルで残業や夜間呼出しが不定期に(頻繁に)発生し、受験生の時は学習時間の確保に苦労しました。
時には何日も家に帰れない、
なんてことも…
そんなブラックな環境下でどのように学習時間を捻出したのか、はいずれ記事にしたいなと思います。
IT業界に身を置いているもののITリテラシーは低いです。仕事以外でパソコンやスマホにあまり触れたくないのかもしれません。
受験生の時は情報収集のためにインターネットをフル活用しましたが、勉強はほぼ紙ベースでした。
しかし世の中、勉強の効率を上げる便利な機器やツール、アプリが溢れています。今振り返ると、そのような素晴らしいモノをもっと活用すべきだったと後悔しています。
【学習スタイル】
学習スタイルは一次試験も二次試験も独学でした。
独学を選択した一番の理由は、ぶっちゃけて言うと「お金」です。家のローンと、車のローンと、子供の養育費と、猫の餌代でもう数え役満です。
さらに中学3年生の息子が難関高校を目指して進学塾に通っていたのでまあ何かとお金がかかりました。
家族のためなので悲観的なものではなく、むしろ前向きな理由と思っています
そのため私自身は予備校や通信講座は手が出ず、結果として独学を選択しました。
(そもそも当時5,700円の情報処理技術者試験で育った私としては、中小企業診断士の試験代や実務補習の費用が高いと思っていた)
そんな私のよりどころはインターネットの無料情報と書店で買える数千円のテキストです。最初のうちはネットの情報を元に、一次試験の1科目ごとに書店に通って長時間吟味し購入していました。
どんなテキストを購入したかは次回記事にします。
中小企業診断士の受験生ボリュームゾーンは40歳前後の男性。私と同じような理由で独学を選択されている受験生がいらっしゃるのではないでしょうか。(いらっしゃるのか?)
他にも独学を選択する理由として、
- 地方在住で通学できる予備校が近くにない
- 仕事が忙しすぎて決まった時間に通学できない
- オンライン学習、動画の学習、電子書籍が苦手
- 自分の好きなように学習したい
- 孤独が好き
などがあると思います。
独学には低コストという圧倒的なメリットがある反面、デメリットとして
- 自分の学習の方向性や計画が正しいのか不安になる
- 良質なテキストや情報に出会うまでに時間と手間がかかる
- モチベーション管理が難しく低コスト故に挫折の誘惑がある
- 問題でわからないところを質問できない
などがあると思います。
これらのデメリットを払しょくするには、道場の記事や合格体験記が有用です!まさしくノウハウの宝庫。大量に蓄積された過去の記事や合格体験記を発掘すれば、必ずや答えが見つかるでしょう。
私もその一助となれればと思います。
試験勉強で大事な3つのこと
私が思う中小企業診断士の試験勉強で大事なことは以下の3つです。
- 具体的な目標を立てよう!
- 自分オリジナルの勉強法を確立しよう!
- 楽しく元気に勉強しよう!
あえて言うまでもなく、また中小企業診断士に限った話ではないですが。。。
具体的な目標を立てよう!
偉そうに言っていますが、私は何か具体的な目標をもって診断士試験に取り組んだわけではありません。何となく挑戦し始めた試験でした。
ただ勉強を進めるうちに中小企業診断士に魅力を感じ、経営戦略に興味を持ちました。
そして次第に経営戦略に携われる部署に異動したいと強く思うようになりました。
(昨日の記事の<受験理由>では「くま」が同じように、雲行きを怪しみながら目標を具体化させていました。)
私は試験勉強中イメージしました。
診断士に合格し、上層部から異動を打診され受諾する自分を。
診断士の金バッチを付けて、自社の経営戦略を立案し中長期計画を策定している自分を。
そのイメージを原動力に日々勉強を続けました。(まだ叶っていませんが)
具体的であれば別に世俗的な目標でもいいと思います。
- 診断士になって独立して年収2千万円でランボルギーニを買う!
- 診断士になってコンサル会社〇〇に転職して麻布十番で毎晩飲み明かす!
- 診断士になって副業バリバリして50歳でアーリーリタイアしてバリ島に移住する!
本当は「中小企業支援」「地方創生」といった内容が欲しいところですが、合格したらまあたぶん考えも改まります。
具体的な目標はやりがいに、そしてモチベーションの維持に繋がります!
合格後の未来を具体的に思い描き、「絶対に今年合格して〇〇する!」という強い信念を持ち続けましょう!
と、道場記事を見返してみたら先代と~しさんが目標設定についてより実践的な記事を書かれていました。ムムッ。
自分オリジナルの勉強法を確立しよう!
中小企業診断士の勉強法に絶対はありません。
人それぞれ、得意・不得意の分野が違いますし、記憶力や文章力、論理的思考力、情報処理能力が違います。
一方で、試験で問われる分野はバラエティに富んでいますし、問われる能力も多岐にわたります。
よって、診断士試験の勉強法は画一的にはできないと思います。
自身の能力や得意・不得意を把握して、他人が推奨する様々な勉強法を分析する。
それを「パクってカスタマイズ」して自分オリジナルのベストな勉強法を確立する。
その一連の作業は日々の勉強より重要かもしれません。
道場の記事や合格体験記を見て「いいな」と思ったことはとりあえず実践してみましょう。
合わないなと思ったらカスタマイズするなり別の勉強法を探すなりすればいいのです。
その取捨選択の果てに自身にフィットした勉強法が必ずあります。
勉強法とは目標達成に向けた努力を、より効率的で効果的なものにしてくれる羅針盤です。
どうか皆さんそれぞれにベストフィットした勉強法が確立されますように。
楽しく元気に勉強しよう!
誤解を恐れずに言えば、試験勉強は楽しいものです。
仕事のゴタゴタ、顧客からの無理難題、上司の叱責、部下のサボタージュなどの解決に比べたら。
好きなあの子への片思い、ご近所とのトラブル、政治・経済への不安、などの苦悩に比べたら。
(一般論であり決して私個人のことではありません。)
皆さんも好きで始めた勉強のはずです。どうせなら楽しく向き合いたいもの。
試験勉強は楽しくゲームを攻略する感覚で、1問1問と成長を実感しながら段階的にレベルアップし、中ボスとラスボスを倒しましょう。
恐れず、怯まず、捉われずに。
怒らず、悲しまず、元気いっぱい溌剌颯爽(はつらつさっそう)と。
楽しく積極的に試験勉強に取り組みましょう!
ゆるわだ
道場では「ゆるい話題」のことを「ゆるわだ」と略します。
一回目の記事で「ゆるわだ」とは、、、と思われた方。すみません。前章の「試験勉強で大事な3つのこと」で燃え尽きてしまいました。
【13代目について】
私の中で「13」という数字と言えば、現在NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
小栗旬さんが演じる鎌倉時代の英雄・北条義時を、三谷幸喜さんがコミカルかつシリアスに描く勝者の物語です。
同時期の1年間、私もコミカルとシリアスの調和で勝者を生み出せる記事を描いていきたいと思います。
私はここ十数年くらい欠かさず大河ドラマを視聴しており、去年の大河ドラマ「青天を衝け」は2次試験が終わって一気見しました。面白かった。
主演の吉沢亮さんが演じたのはご存じ渋沢栄一。
日本経済の父であり、SDGs経営の先駆者です。中小企業をサポートする東京商工会議所を設立しました。
その言動は中小企業診断士として学ぶことが多いです。
歴代大河ドラマで私が一番好きなのは「篤姫」です。今から約13年前に放送されました。(古い…)
中でも好きな登場人物だったのが、堺雅人さんが演じた徳川家定です。宮﨑あおいさん演じた篤姫の夫であり、江戸幕府の第13代将軍です。
一般的にはイモ将軍などと愚者扱いされがちなのですが、その実は賢者だったと斬新な解釈のストーリーでした。
私もゆるい話題を挟みつつ、一本芯の通った記事を書いていきたいです。
【名前について】
名前は「どらごん」です。
名前とは裏腹に草食系インドア派なオジサンです。
ついでに言うと地元福岡の「ほーくす」のほうが好きです。
名前は悩んでいてなかなか決まりませんでした。(「ガチャ★ピン」とか「もょもと」とか変な名前ばかり考えていました)
そこで名前に悩んでいる事を先代に相談したら、12代目ひでさんから
んー、じゃあ本名をちょっともじって「どらごん」!
と3秒くらいで命名して頂きました。(早いっす!)
ひでさん、ありがとうございます。大事に育てます。
いやしかし、趣味の話やゆるい話は筆が乗りますね。
ネタが古い上にマイナーな話で若い受験生には申し訳ないです。
最後に
【中小企業診断士とは】
中小企業診断士とは何か?まだ私には何も言えません。
先月試験に合格して1回目の実務補習を終えたばかり。
自動車免許に例えると、仮免を取って教官と教習車で近所のコンビニにビビりながら行っただけです。
そんな中、ここ数カ月でいろいろな先輩診断士と接する機会がありました。
- 転職や独立開業して成功されている方
- その分野のベストセラー本を毎年執筆されている方
- 数百人規模の研究会を主宰されている方
- 実務補習で懇切丁寧に後進を育成されている方
皆さん高性能のエンジンとガソリンでそれぞれの世界を颯爽とかっ飛ばされていました。
共通していたのは各自の強みを活かした活動をされていた、ということです。
そしてそのために現在進行形で日々学び続け、自分自身を高め続けられていました。
優秀な方の洗練された価値観に触れることで私自身も大きな刺激となっています。
受験生の皆さん、合格後も「学ぶこと」は続きますよ。
そして今の試験勉強で培っている「学ぶことの習慣」や「問題解決能力」は必ず将来の糧となります。
私もペーパードライバーとならないように学び続けねば。
【改めまして】
去年の一次試験終了以降、道場の記事を楽しく読むことを毎朝の日課としていました。
そんな私がまさか記事を書く側になるとは。まるで大河ドラマの出演者に選ばれた気持ちです。
私自身、道場に出会っていなかったら合格は難しかったと思っています。
私が先代メンバーから受けた恩をバトンのように受験生皆さんに「恩送り」という形で受け渡していきたいです。
これから一年間、誠心誠意にマイペースに受験生のためになる情報を発信し、クランクアップの日まで精いっぱい駆け抜けたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
明日は夫婦で中小企業診断士となった「まよ」が登場します。育児の中での合格体験は参考になるところが多いと思います。お楽しみに。
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診断士の勉強をしています。今年初めて受験しようと思ってます。今まで仕事を言い訳にやったりやらなかったりで5年間過ぎてきました。スピテキと問題集でやってきました。企業経営理論、財務・会計、運営管理、経済を何とか問題集を一通り通りました。あとの3科目はまだテキストも買ってません。過去問を見てみると問題集と全然違う感じで虚脱感に襲われています。私も経済的に余裕が無く独学しか有りません。これから過去問と問題集をひたすら繰り返して試験に臨もうと思います。それだけで何とかなるものでしょうか?色々と教えて下さい宜しくお願いします。
しんちゃんさん
コメントありがとうございます。
結論から申し上げますと、独学で、過去問と問題集をひたすら繰り返して何とかなると考えます。
実際に私がそうでした。
ただ、やみくもに過去問や問題集を解くのではなく、その解答に至る前提知識の整理や深掘りが必要です。
頻出問題というのはありますが、過去問と全く同じ問題は出題されませんし、問題集もあくまで予備校が作った問題です。
過去問や問題集を解いて、不明な知識や曖昧な記憶があればテキストに戻って理解を深めてください。
わたしのオススメ勉強法は13代目ににの「にじませ法」です。
「にじませ法」についてはこちらをご参照ください。
https://rmc-oden.com/blog/archives/151890
実際に7科目580点という実績があります。(私の実績ではありませんが)
ご参考頂ければ幸いです。