【合格体験記】勉強会リーダーとしてチームを引っ張りリベンジ合格!こはださん

TAKURO
TAKURO

どうも、TAKUROです!

本日5本目は、こはださんです。

こはださんは、1度目の二次試験で合格圏内に居ながら惜しくも不合格でしたが、2度目の2次試験は勉強会チームのリーダーに就任して勉強仲間と高めあい、本番では最後まで諦めないをモットーに見事合格をつかみ取りました!!

何を隠そう、TAKUROと一緒に鍛えあった勉強会仲間です!
(個人的なことを承知でいえば、こはださんのリベンジ合格が自分のことのように嬉しい)

それでは、どうぞ!

========ここから========

受験生情報 

ハンドルネーム:こはだ

年齢:40代

住まい :東京都(途中で埼玉から引っ越し)

職業:マーケティング系の調査会社でデータいじり

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

効率度外視、積み上げた先のゴール目指して仲間と共にひたすら走る。

診断士に挑戦した理由・きっかけ

<1度目> 自己啓発。知識を整理、体系化して学びたかった為。
2年目の途中に転職理由でリタイア。約8年間空白。


<2度目> 地元や地方の商店街の活性化等に貢献できるようになるきっかけ探し。
所属部署での資格取得推奨。

学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

保有資格

・日商簿記検定2級(約20年前)
・専門統計調査士(3年前)
関係が薄い資格では漢検準1級、硬筆書写検定2級等。

得意科目

1次:財務会計・経営情報システム

2次:事例Ⅳ

不得意科目

1次:経営法務

2次:特になし(残りは全て微妙)

学習スタイルとそのメリット・デメリット

学習スタイル

TAC通学+勉強会

メリット

・自分の相対的位置、進捗がわかる
・1次攻略における安定した大手ノウハウ
・勉強仲間を見つけやすく、学んだことを共に実践しやすい

デメリット

・お金は結構かかる
・時間が決められることでの制約が大きい
・講師や勉強法が合わないor講義に付いて行けなくなった場合に厳しい

合格までの受験回数、学習時間とその作り方

受験回数

<1度目>1次2回 

<2度目>1次1回、2次2回

学習時間

① 合計の学習期間  <1度目>1年半程度で途中挫折 <2度目>2年
② 1次学習時間    <1度目>2-300hくらい    <2度目>850h
③ 2次学習時間   <2度目>600h+1200h

合格までの学習法

①1次
<1度目>
TAC教材(テキスト、過去問)、模試を実施、基本は講義を受けるだけ。
予習復習はほぼなし、模試は合計点が5割に届かない惨状でした。直前期は足切り可能性の高かった法務に特化して勉強したものの、その分手薄になった他科目が酷く失敗。2年目春に転職理由で完全リタイア、試験だけは未練がましく記念で受けました。


<2度目>
TAC教材(テキスト、トレーニング、過去問)、スピ問、模試で復習中心。

講義後にトレーニングやスピ問を2周、得意科目以外は3周以上+サブノート作成。
1度目の記憶はほぼ残っておらずゼロからのつもりでスタート。ただ前回の失敗を教訓として能動的に取り組むことを心掛け、答練は基本8割を目標、選択肢の全てを説明できるレベルになるまで延々と周回しました。早い段階で在宅勤務になったため、平日はほぼ仕事を10h、勉強4hとして過去問や完成演習でも同じレベルに仕上げる等を徹底。


模試はTACが合計7割弱、スタディングが合計8割超程度とある程度の手応えを得られた一方で、自信があった割に前者で得点が6割に満たなかった財務会計を6月末から集中強化することにしました。2次勉強も兼ねた問題集を毎日解くことで1次で得点源、2次も多年度の人に負けないレベルになったことはかなり大きかったと思います。

②2次
<2度目_1年目>
TAC教材(テキスト、演習)、模試、ふぞろい、100字訓練。
早い段階にクラスで推奨された勉強会に参加、3月前までに過去問を2年分程。1次終了後に改めて勉強会を再結成、TACの演習後に毎回そのディスカッションを実施行う形で毎週取り組みました。手探りな部分もあったものの、皆早い段階で過去問をやっていたことや、前年2次受験の経験者が居たことで試行錯誤しながらでも効果的な勉強会を実施していくことができたと思います。


個人としては、演習や過去問に取り組む毎に目標を設定し、それがクリアできたかどうかを検証するPDCAを回す事や復習後にベスト答案を作成する等、1つの事例を徹底的にやりこむことを繰り返しました。加えて勉強会のディスカッションを通じて、予備校等の模範解答にとらわれ過ぎない多面的な解答の為の視点や気付きを得ることができ、1年目である程度勝負できる状態にはなっていたと思います。


<2度目_2年目>
TAC教材(テキスト、演習)、模試、スッキリわかる簿記1級、イケカコ、100字訓練。
 2次本科への通学+勉強会で進めました。クラスで推奨された勉強会のリーダーを任されたこともあり、年間を通じて中心は勉強会だったと思います。

勉強時間、演習や模試の点数共有を始め、講師や過去の勉強会経験者からいろいろ情報を頂き、良いと思ったところはとりあえず真似する、改善の余地がありそうなら試して考えるといった形でメンバーと試行錯誤しながら運営を行いました。

ノルマも結構厳しかったと思いますし、仕事や家庭との両立は皆キツかったと思います。ただ、ディスカッションの質が徐々に上がっている実感があり、演習や模試の点数が目に見えて上がるメンバーも多かったので、やりがいはとてもありました。

事例Ⅳについても勉強会で過去問に取り組んだりしましたが、それ以外は前年までのTACの教材と簿記1級の問題集、あとはイケカコをひたすら回していました。


直前期はグループ内で更に分けたチームごとに勉強会を行う形となり、チーム内で設定した目標やテーマをクリアして次を設定する等、試行錯誤しながら合格目指して進めていきました。その過程自体が非常に有意義で楽しかったですし、直前期は家族や職場の誰よりも勉強仲間と議論していた時間が長かったと思います。

③再現答案の作成有無 有(2年とも試験当日に作成)

学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

1度目は、今考えると診断士試験をナメていたと思います。
当時としては頑張ったつもりでしたが、学校通えば何とかなるのでは?と思っていた気もしますし、今考えると通って満足していた節はあります。2度目は、学校は同じでしたがあくまで学校は環境であり、その中でやるからには徹底的にやってやろうという意思で取り組めたこと、最終的には勉強会、そこで一緒に取り組んだ勉強仲間の存在が非常に大きかったです。


2度目においての転機は2回あったと思います。
1つ目は、1次試験の勉強3科目目くらいの頃、勉強仲間に勉強不足を指摘されたことでした。自分としてはそれなりにやっていたつもりだったものの自分の努力不足に気付き、目が覚めたのを覚えています。その後、答練の上位者に掲載されていた優秀な仲間を目標に対抗意識を勝手に燃やして勉強しました。自分の得点が着実に伸び&安定することがまるでレベル上げ作業のようで楽しく勉強できたと思います。勉強そのものに加え、何かしら楽しめる要素があったのは大きかったと感じました。


2つ目は、2次筆記にダメだったときのことです。1年目の2次対策としてできることはやり切ったと思っていましたし、受けた手応えから厳しいとも思っていました。勉強仲間3人で再現答案を共有しており、相対的に自分の答案がちょっと厳しいのでは?とは思っていたので、私以外の2人が合格して自分のみダメだったというのはすんなり受け入れることができました。

むしろ「一緒に頑張った人が合格できたのだからやり方は間違ってなかった、次こそは頑張ろう」と結構早く切り替えられたと思います。

が、合否判明後に周囲から口を揃えて「合格すると思っていた」と言っていただいた期待の高さや合格した仲間に「全員が合格できなかったときに辛い」と思わせてしまったこと、これが一番悔しかったというか、申し訳ないと思った点でした。なので、「次こそは合格しよう」「勉強仲間も揃って全員合格しよう」と思い、最後までそのモチベーションで走りきれたと思います。


最終的に自分がリーダーを務めさせていただいた勉強会の合格率は5割を超え、残念ながら参加者全員とはいかなかったものの、メンバーの多くの合格を喜ぶできたことは非常に嬉しかったです。当初、勉強会の管理や諸々の相談を負担に思うこともありましたが、自分自身もいろいろなことを勉強仲間や講師に相談させていただくことが多く、それこそ数えきれないくらい助けてもらいました。それらの経験全てひっくるめて、勉強会に参加してリーダーをやって良かったなと改めて思いました。


2次は一定以上になると運の要素も強いとは思っていますが、それを引き寄せるために大切になることとして、最後に体調管理と当日諦めない事を挙げさせていただきます。


自分は2020年の1次と2021年の2次の際にどちらも持病の群発頭痛の時期があたってしまいました。試験中に発症したら終わるので、1次では1科目ダメでもそれは何とか4割、残りの科目全部7割超えてカバーすればいいと割り切りました。

2次でそれはさすがに狙えないので頓服薬をカバンに入れ、80分間は発症しないでくれと祈りながら受験しました。また、R3年度の事例Ⅲの対応で今までに経験のないような失敗をしたことで事例Ⅲ後に心が折れ、「足切りだ、もうここで帰ろうか」と思ってしまった瞬間もありました。

それでも前の科目を振り返るなという以前の勉強仲間の経験談を思い出して持ち直し、結果としては最後の事例Ⅳで逆転HRが打てたのだと思います。


どんなに勉強しても当日力が発揮できるコンディションを実現できなければ意味はないということ、失敗したと思っても周りも対応できていなかったり自分で思っていたほど致命傷でないこともあると思いますので、最後まで諦めないことは非常に重要だと改めて感じました。

========ここまで========

 いかがでしたでしょうか。

1度目の二次試験で合格圏内にいながら不合格になり、落胆した周囲の様子を見るのはとても辛く、悔しいご経験であったと思います。
私の合格体験記で、「全員が合格できないと辛い」と書いてしまってすいません。)

しかし、そんな辛い経験を乗り越え、勉強会のリーダーとして周囲を引っ張りつつ合格されたこはださんは、リーダー経験から得た物も多かったのではないでしょうか。

個人的には、1年目で既に戦えるレベルに到達していた事例Ⅳを更に鍛えたこと(イケカコやるかどうかは、流派が分かれますが。)、試験当日も前の科目を振り返らず、最後まで諦めずにリベンジを果たしたことが非常に印象的でした。

きっと、リーダーとしての経験や諦めない姿勢が今後の診断士としての活動でも活きるのだろうと思います。

TAKURO
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こはださん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。

以上、TAKUROでした。


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