【合格体験記】仕事と育児と勉強を両立して見事合格!アラヤンさん
どうも、TAKUROです!
本日4本目は、仕事と育児と勉強を両立させながら合格したアラヤンさんです。
アラヤンさんは、仕事と育児と勉強の両立が必要になる中で、1次試験で科目合格をうまく活用し、2次試験でもコロナ禍の特例を活かしてこれらの両立を図りながら20代の若さで見事合格されました!
それでは、どうぞ!
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受験生情報
ハンドルネーム:アラヤン
年齢:20代
住まい:兵庫県
職業:
職務経験
エネルギー会社勤務、親会社での総務部門(株主総会運営等)、子会社での経営企画部門(経営計画策定、経営管理等)・新規事業検討を主に経験
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
勢いととにかく反復学習
診断士に挑戦した理由・きっかけ
①2019年6月にビジネス実務法務検定2級を受けた流れで、何か勉強を継続したいと思ったこと
②30歳を目前に控える中で、何か自信となるものを持っておきたいと思ったこと
③会社と並行して個人でも稼げる手段が欲しかったこと
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
第一種衛生管理者、ビジネス実務法務検定2級、日商簿記検定2級、FP3級
得意科目
一次:特になし
二次:事例II
(個人的には事例Iの方ができている感覚がありましたが、各予備校の模試結果では事例IIが比較的点数が安定していました。)
不得意科目
一次:特になし
特殊な受け方(後述)をしましたが、どの科目も60点を少し上回るくらいで通過しているぐらいなので、特徴がありません・・・
二次:事例Ⅲ(運営管理の知識が無く、苦手意識がありました。)
学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル
独学
メリット
費用が比較的安く済むこと、自分のペースで学習を進められること
デメリット
仲間がいないため、モチベーションの維持が難しいこと
合格までの受験回数、学習時間とその作り方
受験回数
一次試験2回(2019、2020)、二次試験1回(2021)
学習時間
一次学習時間:200時間(ほぼ財務、経営理論、中小のみ)
二次学習時間:300時間
時間の作り方
受験期間中(2019年10月)に長女が産まれたこともあり、勉強時間は平日休日問わず早朝(6〜7時頃)か寝かしつけ後〜寝るまで(21時〜24時頃)が中心でした。ただ、毎日それほど上手くいくわけもなく、1日2時間できれば良い方くらいの感覚でした。
合格までの学習法
①一次:過去問とスピ問をとにかく回し、頻出論点を間違えなくなるまで覚えるようにしました。中小は語呂(きゃっしぃさんのまとめシートやほらっちチャンネルを活用)を使ってとにかく記憶に残すことを意識しました。
②二次:過去問を中心とした学習を進め、ふぞろいを活用し得点に結びつくキーワードや効果、回答の型を蓄積することを心がけました。加えて、事例Ⅳは全知全ノウを2周程度(苦手な分野は3周程度)回しました。また、一時期はココスタ勉強会にも参加させていただき、使えそうなキーワードや効果の記載を蓄積する機会にしました。
③再現答案の作成有無:有
学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
エピソード
初年度(2019年)はビジ法受験後からだったのでとにかく法務は通過するくらいの気持ちで受験しました。結果、経済・運営管理・法務・情シスを科目合格することができ、経済・運営管理・情シスは無勉で済んだのはラッキーでした。
そこからは一次の残科目と二次の学習(主に事例Ⅳ全知全ノウ)を並行して進め、次年度(2020年)は無事一次を通過しましたが、新型コロナウイルスによる特例で二次の受験を先延ばしにできることが分かったため、家族とも相談し、その年は受験を取りやめることにいたしました。(育児と両立して勉強時間を確保すること、またその中でモチベーションを維持することは中々難しかったです。)
少し休憩をして、年明け1月頃から徐々に勉強を再開し、ココスタの勉強会にも参加しながら、二次の学習を進めていきましたが、次女を妊娠していた妻が8月頃の検診で切迫早産と診断されたため、在宅勤務をしつつ軽いワンオペのような状態で長女の育児と家事をしながらの学習となりました。そのため、直前期もあまり勉強時間を伸ばすことは無く、2日で1事例できれば良いくらいのペースでした。
その後、予定通り試験翌日に無事次女が産まれましたが、試験を受けさせてくれた妻には感謝しかありません。
女性の方ほどではないと思いますが、とにかく育児と家事と仕事の合間にいかに勉強するか、いかに効率を上げるかに苦心した受験生活でした。一発ストレート合格には程遠い受験で変則的な受験になりましたが、プライベートのことも踏まえると、今ではこの受験スタイルで良かったと思っております。
また、一発合格道場様には、2年半ほどの長きに渡り大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
アドバイス
中小企業診断士について調べ始めていた3年ほど前くらいに、とあるブログで
「このブログまで辿り着いたあなたは情報の調べすぎです。とにかく勉強を始めてみることをお勧めします。(意訳)」
と書いてあったのを今でも覚えており、それは真理だったと思います。もし受験を悩まれている方がいれば、まずは受験してみることをお勧めいたします!
少しでも科目合格できれば次年度に繋げられ、二次の学習時間を確保できます。
(爆弾科目を考えると全て受けるのが良いという意見もありますので、あくまで経験を踏まえた意見です。)
また、一次試験で下手を打っては元も子もないのはありますが、二次試験の学習については比較的早期に学習を始めること、問題を見て解いてみることをお勧めします。二次試験については大まかに、
「まずは時間を気にせず解いてみる→時間を意識して解いてみる→自分の回答プロセスを固める、必要な知識を補う」
のような段階を踏んでレベルアップしていくものと思っております。
また、事例ごとにそれぞれ上記のルートを辿ると思うと、それなりの時間が必要となります。早めに問題に触れておくことができれば、一次試験後の学習がスムーズに進められると思います。
========ここまで========
いかがでしたでしょうか。
「育児と両立して勉強時間を確保すること、またその中でモチベーションを維持することは中々難しかったです。」というのは、社会人で家庭のある受験生に共通する悩みであろうと思います。
早く合格したいが、子供が小さいのも今だけ…果たしてどうするか。と考えるわけです。
そんななか、アラヤンさんは、1次試験を科目合格を重ねることにより突破し、2次試験もコロナにめげることなく、コロナ特例を使って上手にペース配分して合格されたのがとても印象的でした。
そんなアラヤンさんからの1次試験に科目合格すると次年度につながる、二次試験については比較的早く着手すべし、というアドバイスは、とても実感がこもっており、受験生の参考になると思います!
お子さんの成長とともに、これから診断士として幅を広げていかれるアラヤンさんの今後のご活躍を祈念しております!
アラヤンさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。
以上、TAKUROでした。
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