【2022年度合格目標】今の時期に知っておきたい勉強の掟
こんにちは!よがです。
本日は2022年合格目標の方に向けた記事です!
中小企業診断士全体の概要は先日のMa.satoの記事を、合格に向けた戦略は先日ののきの記事でよく分かりますので、是非ご覧ください。
本日は2022年度合格目標に向けて最近勉強をスタートした方に向けて、今の時期に知っておきたい勉強の掟をご紹介します。この掟は一発合格道場が12年間伝え続けている大切な考え方です。この考え方を踏まえ、私の考えも少し加えつつ、年末年始のおすすめ勉強法をお伝えします!
私の勉強したての頃の失敗
まず、私の勉強したての頃の失敗を基に、一発合格道場が12年間伝え続けている勉強の掟の大切さを感じて頂きたいと思います。
私は2017年10月から中小企業診断士の勉強をTACに通いながら始めました。TACでは、「企業経営理論⇒財務会計⇒運営管理⇒経済学⇒経営法務⇒経営情報システム⇒中小企業経営・政策」の順番で勉強を進めていきます。各科目は約1ヶ月のペースで終わり、科目が切り替わる毎に養成答練という各科目の小テストが行われます。
当初、私は資格取得に燃えていたため、自身に養成答練80点以上を目指す目標を掲げて一心不乱に勉強していました。そんな意気込みのお陰で、企業経営理論は90点、財務会計は80点で目標をクリアし、順風満帆なスタートダッシュを切っていました。
しかし、運営管理から狂い始めます。狂い始めの原因は「学習し終えた科目を復習しながら新しい科目を学習する勉強スタイル」でした。財務・会計を勉強しながら企業経営理論を復習する程度ならどうにか対応出来ましたが、運営管理を勉強しながら企業経営理論と財務会計を復習するのは、流石にオーバーヒートしてしまいます。どうしても勉強し終えた科目を忘れてしまう恐怖に打ち勝てず、勉強スタイルを変えずに運営管理に入ってしまった結果、運営管理の養成答練は50点…。明らかな苦手科目を自ら作ってしまったのが私の失敗です。
この失敗は1次試験直前まで尾を引いて、最後の最後まで運営管理の苦手意識を拭えない苦しい思いをしました。この思いをしないように一発合格道場が12年間伝え続けている勉強の掟をしっかり熟知してください!
一発合格道場の勉強の掟:橋げた理論
橋げた理論は、1代目のJCさんから伝え続けられている勉強方法で私の失敗からも分かるように1次試験において最も重要な勉強方法です。是非、こちらのJCさん記事をお読みください!
このJCさんの記事にある通り、1次試験は7科目の橋げたを持つ長い橋をかけるようなものです。橋というものは橋げたとその上に架かる橋板でできていますが、強固な橋げたを毎科目きっちり構築して1次試験という長い橋をかけることが重要であると説いています。
橋板に関してはパタパタ落ちて行っても全然問題なく、橋げたさえしっかりしていれば、橋板を架け直すことは簡単です。つまり、大事なことは、今、目前で勉強している科目に集中することによって強固な橋げたを構築することなのです!
今、私の様にTACに通っている方であれば、運営管理に入ったところかと思いますが、まずは
\\今勉強している科目に集中せよ!!//ということを声を大にしてお伝えします。
強固な橋げたがないまま試験直前期を迎えるのは本当に怖いですよ…。私の様な失敗をしないように「橋げた理論」を肝に銘じておきましょう!
個人的な勉強の掟:それでも財務会計は少しずつ
これだけ\\今勉強している科目に集中せよ!!//とお伝えしましたが、個人的には財務会計だけは毎日1~2問は解くことをおすすめしたいです。私の場合、1科目に集中して勉強していると飽きてしまうというのもあったのですが、個人的には財務会計は思い出しただけでは実力が戻らないと感じています。解き方を身体に刷り込ませ、反射的に公式や解法を出せるようにしないと試験本番の得点源にはならないからです。
今勉強している科目以外に勉強する余裕が全く無ければ、そのまま今勉強している科目だけに集中していただければと思いますが、少しでも余裕があれば、財務会計を少しだけ解いてみてください。
個人的な勉強の掟:早い段階で2次試験をチラ見
これも\\今勉強している科目に集中せよ!!//とお伝えしながら、逆行しているようなことを言ってしまうのですが、出来る限り早い段階で2次試験をチラ見してほしいです。
先日、のきの記事でもお伝えした「相手(今回は試験そのもの)をよく知ること」に通ずる考えだと思うのですが、1次試験の知識が2次試験で使われることを体感してほしいのです。ちょっと体感するだけですので、問題を読むだけで、解く必要は全くありません。
2次試験は実在の中小企業をモデルに作問されているらしいので、読む分には面白いです!年末年始の少し時間に余裕がある時期の休憩時間に少しだけ読んでみてください。読むにあたっては、平成13年の過去問まで解いている変態な私が、個人的にオススメな2次試験ベストセレクションを下記にてお送りします。
これらの試験問題をチラ見して、企業経営理論・財務会計・運営管理の知識が大切であることを感じて頂ければ十分です。
そして、事例Ⅳの情報量の多さにまずはビビってください(^▽^;) 財務会計のラスボスである事例Ⅳにビビっておくことで、1次試験の財務会計の問題は余裕で解けるくらいの力が欲しいことが分かるかと思います。分かっていただくと先程お伝えした「個人的な勉強の掟:それでも財務会計は少しずつ」をお伝えしたい意味がご理解いただけるのではないでしょうか。
チラ見しただけで心が折れてしまいそうですが、1年間勉強し続ければ必ずラスボスを倒す実力が付くので大丈夫です。今のうちに2次試験という相手を知っておきましょう!
つまり、年末年始のおすすめ勉強法は…
もうお伝えしているので、同じことの繰り返しになってしまいますが「橋げた理論」を基に、今勉強している科目に集中して、今勉強している科目を仕上げてください!そして、毎日、財務会計を数問解き、休憩時間に2次試験をチラ見することです。
年末年始は何かと忙しい方も多いかと思いますので、これだけでも大変かと思います。もうオーバーヒートしそうな方は、出来る限りの時間で1つ1つの科目を着実に仕上げていきましょう!
さいごに
年末年始の時期にやってほしいことを最後に1つだけお伝えしたいと思います。
それは、「なぜ中小企業診断士になりたいのか?」自問自答してみてください。
「独立できる実力をつけたい」
「今の仕事に更に付加価値をつけたい」
「日本を支える中小企業の力になりたい」
「自分に自信がないから誇れる資格を取りたい」
中小企診断士を取得する意味はそれぞれかと思いますが、自分で納得できる理由を改めて定めておきましょう。
全然意味の分からない科目に出会ったり、なかなか点数が伸びない現実を目の当たりにしたり、勉強したくても時間が捻出できない状況に陥ったり、様々な辛いシチュエーションがこれからあるかと思います。その時の支えになるのが、自分で納得した中小企診断士を取得する理由と応援してくれる人のサポートです。
まずは自分で納得する中小企診断士を取得する理由を定めて、応援してくれるパートナーや家族にその理由を話してみてください。理由を話すことで、中小企業診断士を目指すことが揺るぎないものとなり、覚悟が決まるはずです。
それでは、年末年始も皆様の奮闘を応援しております!!!
明日はアヤカです♪おたのしみに~!
よがさん、勉強の掟の記事をありがとうございます。
皆さんから教わった通り、二次試験の問題を早めに見ておくというのは本当に重要だと思います。
いざ二次試験の勉強を始めようと思った時の心構えが全然違ってくると思いますし、自分自身もやっておいてよかったと心の底から思えます!
二次筆記試験の結果が出るまであと一ヶ月を切りましたが、
①何の根拠もないけどまぁ多分受かってんじゃね? 与件文から外れた回答はしてないし、回答用紙全部埋めたし!
②大丈夫だろうか……あと一年、また頑張らないとだめだろうか……。
という精神状態が交互にやってきてる状態ですが、二次試験のOPEN DAY記事の皆さんの激励のコメントを読み返して、どうにか精神的な安定を保てておりますw
今年一年、ブログ記事の投稿お疲れ様でした。
よがさんのスポーツと絡めた試験への心構えなど、自分の身になった情報がとても多かったです、ありがとうございました。
短い期間ではありますが、また来年もよろしくお願い致します。
よいお年をお迎えください。
ロムさん、コメント頂きまして誠にありがとうございます。
2次試験結果は年明けですので、もどかしい気持ちもあろうかと思いますが、今は「きっと大丈夫!」と信じて頂ければと存じます。
ロムさんには色々とコメントをいただき、読者意見として大変参考になると共に、ブログ投稿における励みでございました。また来年もお時間のある際にお読みいただけますと幸いでございます。よいお年をお迎えください。