試験お疲れ様でした!試験後のモヤモヤの減らし方

事例Ⅴ 一発合格道場慰労会

みなさん、2次筆記試験おつかれさまでした!!!
1次試験から長きにわたり、受験勉強本当によく頑張りました。試験の結果はひとまず置いておいて、これまでの疲れを共に頑張った仲間と一緒に飲んで癒しましょう!

●日時 11月27日(土)21:00~23:00
●場所 zoomにて
●募集期間 11月12日(金)12:00~
●参加要件 2021年度2次試験の受験生

こんちゃん

2次試験から2日たちましたが、気持ちは落ち着きましたでしょうか?

私の場合は、試験が終わってから1週間ほど気持ちが落ち着かず、

「なんであんな回答を書いてしまったのだろう」

「これを書いたら良かった」

などと、ふとした瞬間に思い出して意気消沈していました。

これは解答が発表されない2次試験を受けた人の宿命です

中小企業診断狐
受験生

ホントそれです。

全然解けなくて、、、

今まで一生懸命勉強してきたのに悔しいです。。。

下記のインタビューリレーにもありますが、

道場12代目も試験直後に合格したと思っていた人はいないので、

受験生のほとんどがそのような気持で合格発表までの時間を過ごします。

受験の心構えでも書きましたが、提出した答案を書きかえることはできないので、

客観的に考えると答案を提出した瞬間に、すでに皆様の合否は決まっています。

あとは発表を待つだけとなっています。

とはいえ、

「このモヤモヤをどうにかしたい~」

「次の行動に移りたいけど、何をすればいいのだろう?」

「今の気持ちをのまま、合格発表を待つのもツライ」

と感じる人も多いのではないでしょうか?

本日は、そのような合格までのモヤモヤを減らす方法について紹介したいと思います。

周りの人との時間を大切にする

のきにのみの記事でもありましたが、周りの人に感謝を伝えましょう。

周りの人に少なからず負担をかけて受験勉強に取り組んできた人も多いかと思います。

しっかりとその人たちに感謝の気持ちを伝えて、その人達との時間を大切にしましょう。

一緒にお出かけしたり、おいしいものを食べてゆっくり過ごしてください。

「言葉に出さずに態度と行動で伝わるだろう。」

と考えがちですが、「思っている」と「言葉で伝える」の差は大きいです。

態度や行動だけでなく、できるだけ言葉でしっかりと伝えたほうが良いです。

周りの人への「ありがとう」を多く見つけられる人ほど、自分自身の幸福度も増すと思っています。

一人で受験勉強してきたという方も、目を凝らしてみると多くの人に支えられてきたのかもしれません。

試験の結果はわかりませんが、

自分が周りの人に支えられてここまでこれたと自覚出来たら試験に関する不安も和らぎます。

ちなみに、私はふぞろいのおかげで勉強ができたので、

自分の答案が少しでも役に立てばよいと思い、再現答案の提出をしました。

先ほど調べてみましたが本日から再現答案募集開始なのですね!

試験のことを考えるなら、次受験するときの計画を立てる

いきなり気持ちを切り替えろって言われても無理だよ!

と思う人も多いでしょう。

しかし、終わった試験のことを考えても、もう点数は伸びません。

後悔や情けなさで後ろ向きになってしまうかと思います。

私も昨年はそうでした。

そんな時は、今年の試験への取り組みを反省して、

「来年もう一度受験するときはどうするか?」

を具体的に考えてみると良いかと思います。

ちなみにこんちゃんは合格発表前日に

あまりにも落ち着かなかったので、来年の受験計画を立てていました。

ダメだった前提の話になるので少しネガティブだと感じるかもしれませんが、

将来にむけての自分の取り組みを考えるので、意外と前向きになれたりします。
(あともしダメだったときの落ち込みも少し減ります)

不安やモヤモヤの一因は「将来が明確でないから」と考えています。

もし、ダメだったときに

来年どのような負担が自分にかかるか?

そしてどんな生活になるか?受験と仕事やプライベートをどうやって両立するか?

といったことを可能な限り明確にすると、今の不安定な気持を和らげることができます。

来年の計画策定について
実際に来年の受験計画を考えるときは下記のポイントで考えてみると良いかと思います。
・試験対策をどうするか?(予備校?独学?コミュニティ活用?)
・1次試験の保険受験をどうするか?
・模試の受験をどうするか?
・試験までのスケジュールをどうするか?

ちなみにこんちゃんは、
・試験対策は引き続き独学でコミュニティを活用
・保険受験は2次試験に関連する科目(経営理論、運営管理、財務会計)のみ受験
・模試は可能な限り受験
・スケジュールは1年みっちり勉強というより、前半は先輩診断士の活動をお手伝いをして診断士の世界に触れ、後半に追い込む
みたいなことを考えていました。
合格前の計画の話なので、実際にそうしたかはわかりません。
ご参考までに。

診断士の仕事について調べる

試験勉強を通して診断士がどんな役割を求められるか少しずつ分かってきた人も多いかと思います。

ここまで診断士になることに全力投球してきたと思うので、

このタイミングで実際の診断士業務について調べてみるのも良いかと思います。

自分が将来目指すものを具体的に描けた方が、これからのモチベーションが向上します。

先輩の診断士と話す機会があれば、いろいろと伺ってみると良いでしょうし、

なかなかそのような場面がなければ、Youtubeやブログでも情報収集ができます。

ポジティブな情報はもちろんのこと、中にはネガティブ情報もあるでしょう。

しかし、これから診断士になるにあたり、

情報を集めるだけでなく、その情報をどのように判断するか?

は非常に重要なスキルです。

これがないと情報に踊らされます。

外部の情報は変更できませんが、

それをどのように受け取るかの選択権は常に皆さんが持っていることを忘れないでください。

また、診断士の情報を集めることで

目標が、診断士試験合格から「診断士として活動する!」に引き上げられます。

これはとても大切なことだと考えています。

もし不合格だった場合、「合格を目標にして」あと1年勉強するのはかなりしんどいと思います。

あとわずか届かなかった方はなおさらです。

しかし、ここで目標が「診断士として活躍する!」になっていると、

合格よりも高い能力を求められるため、勉強も継続しやすくなります。

合格or不合格という物差しでしか、これまでの勉強を評価できないのはもったいないです。

もちろん結果も大切ですが、

診断士として活躍するという物差しで見てみると、

自分の成長を感じられるので不安も和らぎます。

本を読む

みなさま読書好きですか?

診断士同士で交流すると、読書を継続的にしている人が多いように感じます。

試験に合格したら勉強はおしまい!

でなく、当然ながら合格後のほうがより幅広い知識を求められます

自分に足りないものを補うのに、読書は非常に有効です。

先ほど「診断士の仕事について調べてみる」ことをオススメしましたが、

そもそも経営コンサルタントとはなにか?

を知ることができる本を読んでみるとイメージが得やすいかと思います。

私のお勧めは三枝 匡さんの本です。

三枝さんはボスコンの日本第一号コンサルタントとして活躍し、

経営理論の黎明期から、その発展を業界の中心で見てきた方です。

まずは「戦略プロフェッショナル」から読み始めてみると良いかと思います。

診断士試験で学んだ、企業経営理論がなぜ生まれたのか?

それによって生じた問題は何か?理論をどうやって現場で活かすか?

などなど受験後に読んでみると学びが深まると思います。

以前この本を参照にしながら、戦略策定を行ったこともあり、実務的な内容が豊富です。
(実行した後は、さらにいろんな課題が見えてきましたが笑)

診断士試験の与件文がかなり濃厚に書かれているようなイメージで読んでみるのも面白いです。

皆さんなら、主人公の立場でどのような経営判断・助言をしますか?

読書に関しては、私が所属する診断士の団体でも月に1回ほど読書会を開催しています。

診断士同士でオススメの本を紹介しあい、議論するのは刺激的で毎回新しい発見があります。

次回は12月4日の午前に開催予定で、受験生も参加できるように調整しています。

次回22日のブログでご紹介予定なので、お楽しみに!

よく遊び、よく楽しむ

「合格してる姿が想像できない」

という方もいると思います。

しかし、そのよう状況だからこそ、

結果がわかる前に、好きなことをして楽しんでおくのが大切だとも考えられます。

覚悟をしていても、実際の結果が出ると悔しさが沸き上がってくると思います。

昨年の私は再現答案を作成した後は、完全に試験のことを忘れていました。

採点サービスも活用しませんでした。

(採点サービスに出しても、試験の結果が変わるわけでもないので、、、)

仕事や家庭と両立しながらの受験勉強はとても大変だったかと思います。

しかし、合格後はそれよりもはるかに忙しく充実した日々が待っています。

結果はどうであれ、結果発表は新たなスタートになります。

それを考えると、今の時間が比較的豊富にあるタイミングはとても貴重です。

なので、この期間を充実して過ごす計画を立ててみることをおススメします。

合格後は忙しい?
先ほどそのように書きましたが、必ずしもそうなる必要はありません。
必ず診断士の団体に所属しないといけないわけではないですし、実務補習もすぐに受ける必要はなく、合格から3年以内に登録可能なタイミングで受講すればよいのです。
情報収集はしっかり行うことが望ましいですが、集めた情報に振り回されないように気をつけましょう。
(初めはどの情報が大切かわかりにくいので大変)
ブログでも何度か書きましたが、
ここでも何をするか?でなく、なぜそれをするか?を考えるのが大切かと思います。
もちろんやる前からすべてがわかっているわけではないので、明確に判断できないことも多いです。
しかし、事前に仮説を立てることで、その後の評価や反省がしやすくなります。

まとめ

私の経験からしても、今は試験の結果が気になるかと思います。

しかし、いくら考えても過去は変わらないし結果発表も早くならないので、

将来のことを考える準備期間にしたり、

受験が終わった今だからできることや遊びに取り組むのが良いかと思います。

診断士の試験を通して、感情に振り回されるだけでなく、

感情を論理的に捉えて適切な行動をとる能力も磨かれたと思います。

その能力をいろんなところに活かして、今この期間を大切に過ごしてください!

ではでは冒頭で紹介されていた事例Ⅴで皆様にお会いできることを楽しみにしています!

こんちゃん

明日はひでさんです!

今後も事例の分析は続くのでしょうか??

ひでさん

さあ、どうだろう笑?

🦊記事のウラガワ🦊
いよいよ試験が終わりましたね!
ようやく一息、脱力している人もいるかもしれませんね。
余談ですが、緊張の糸が切れたタイミングでは体調を崩しやすいので十分お気を付けください。

2次試験は終わりましたが、道場ブログはこれからも続きます。
皆様に役立つ情報をお届けしていきたいと思いますので、
引き続きご愛読いただけますと嬉しく思います。

 

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試験お疲れ様でした!試験後のモヤモヤの減らし方”へ4件のコメント

  1. 明日来る人 より:

    受験後のモヤモヤ感を経験しながらも、本来業務でしばらく忙殺されそうで、ある意味気払しが当分できそうっです。
    ただ、私自身は2次試験を今回で2回経験し、モヤモヤ感というよりも2次試験はなぜこのような試験形式なのだろうかと考えることになりました。つまり、1事例80分の中で、与件文を深く理解し、設問骨子を論理的に考察し、それを字数制限の中で書いて表明する、このプロセスを3事例と、あとは財務・会計視点での数量的判断能力とでもいいましょうか。これ自体を60%クリアすることは相当の努力が必要で、とりわけ昨今の傾向からすると、設問解釈と骨子組立のテクニック論はかなり一般化する一方、与件解釈は分量の多さと複雑化故に、私を含めた受験生にとっては負担増となっているのではないでしょうか。

    試験ですから、受験者を篩にかけるのは仕方ないことにしても、プロの診断士としての基礎的能力をこのプロセスでないと見極められないのか、少々疑問になってきました。(受験後だから言えることですが)

    私が既に取得し仕事にもつながっている技術士という資格は、いみじくも「技術版の診断士資格」のようなものです。いわば資格を通じて、顧客に技術的ソリューションを提案、指導していく仕事です。
    共に国家資格で使命感は類似ですが、試験内容(特に2次試験)は評価観点からして全く異なることは興味深く、試験そのものの在り方について考えさせられます。

    無事にこの難関を乗り越えられて、プロの診断士とご活躍の諸兄には、この点を是非問うてみたいと感じ、投稿いたしました。長文にて失礼します。

    1. こんちゃん より:

      明日来る人さん

      コメントありがとうございます。
      返信が遅くなり申し訳ありません。

      2次試験はなぜこのような形式か?
      と考えることは非常に重要なことかと思います。
      そのすることで
      この試験はどのような役割を果たすように設計されていて、受験生にはどのような資質が求められるか?
      といったことを考えるきっかけになる為です。

      いろいろな側面がある試験かと思いますが、
      私個人としては、診断士試験では思考力を問われているかと思います。
      なので、作問者の視点としては過去問の対策をしてきたことは前提として、
      そこで培われた受験テクニックで乗り越えられない要素も盛り込んでいるのかと予想しています。

      また技術士との比較も面白い視点です。
      私も工学部で化学工学を学んでいたので、少し問題を見てみました。

      確かに現状と課題などを問われており、設問のみを見ると診断士試験とも近い形式です。
      一方で、与件文(技術士試験とはそのように呼ばないかもしれません笑)の長さは診断士試験に比べてかなり短いです。
      また、試験分野が細分化されており、受験資格も4年の実務経験が必要な点は診断士と大きく異なります。

      以上から、技術士試験では短い与件文でも正確な解答が書けるほどのその分野に特化した深い専門知識が求められているように思います。

      これは、ひろく浅くの知識で、思考力に特化した診断士試験とは対極的です。

      (診断士試験では与件文でパズルのピースを与え、それを思考力でうまくくみ上げることを求められますが、
      技術士では、専門知識というピースをどれだけもっているか?それを適切に出力できるか?を求められているイメージです。
      技術士を受験したことが無いので違っていたら申し訳ないですが、、、)

      大きく異なる二つの資格ですが、
      うまく組み合わせることで独自の価値が生みだせると思います。

  2. ロム より:

    こんちゃんさん、モヤモヤへの対処法をありがとうございます。

    昨日、再現率が低い再現答案を作成し、合格発表まで試験のことは忘れようと思っておりました。
    ですが、それもなかなか難しく「ここまで勉強してきたのに、全然対応出来た気がしない……特に事例Ⅳはほぼほぼ解けなかったなんて……」なんて気持ちが沸々と湧いては消え、を繰り返しております。

    とりあえず本を読んで遊んでみようかと思いますが、それでも落ち着かなかったから来年の受験のプランを少しずつ固めていこうかなと思います。
    事例Ⅳの勉強に関しては、他の事例と違って長時間を確保せずに勉強することもできると思いますので!

    ……ですが、話には聞いておりましたが、このモヤモヤ感を抱えなければならないというのは想像以上の苦行ですねw

    1. こんちゃん より:

      ロムさん

      コメントいただきありがとうございます。
      返信が遅くなり申し訳ございません。

      再現答案作成お疲れ様です!
      事例Ⅳはほとんどの受験生が難しく、空欄も多かったと聞いています。
      気休めかもしれませんが、意外とそこでは差がつかないかもしれません。

      余談ですが、診断士活動をしていてもモヤモヤ感を感じることはよくあります。
      (もちろん合格待ちの状態ほどではないのでご安心下さい)
      2次試験と同じように、実際の経営にも明確な答えはないので、
      診断士としてこの提案で本当に良かったのか?とふとした時にも考えてしまうためです。

      だんだんモヤモヤとの付き合い方にも慣れてきます笑

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