経営法務・企業経営に出るかもしれないホットトピックス4選

🍄🍄🍄 道場二次対策セミナーのお知らせ 🍄🍄🍄

一発合格道場読者のみなさま!!お待たせいたしました。
大好評夏セミナーの第2弾、二次対策セミナー開催のご案内です。

・日程:2021年9月12日(日) 14:30~18:00 その後質問&懇親会 
・場所:オンライン(zoom開催) 
・募集人数:80人 
・応募期間:2021年8月23日(月)12:00~9月7日(火)23:59
・募集方法:応募期間内に以下のリンクよりお申込みください。 
・内容:2次試験対策  (事例Ⅰ~Ⅳまで、道場メンバーによる解答のコツ、個別相談)

今回の内容は、今年初めて二次試験を受験する方向けのセミナーです。 
 7月17日(土)に開催した「夏セミナー」とほぼ同内容となります。
 初参加の方を優先させていただきます。ご了承ください。

12代目一同、蓄えたノウハウを全て伝授します!!セミナーへのご参加お待ちしております!

🍄🍄🍄🍄🍄🍄

よが
よが
こんにちは!よがです!

本日でお盆も終わりですね。
8月7日から10連休の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私は福岡に転勤中なのですが、今年もコロナで帰省できませんでした…(´;ω;`)

2年程帰省していませんので、コロナが流行り出す直前に生まれた息子はおじいちゃん・おばあちゃんと殆ど会えずに2歳になりそうです。早く気兼ねなく親戚・友人と会える世の中になると良いですね!

本日は最近の世の中の流れから、経営法務・企業経営に出るかもしれないホットトピックスをご紹介します。「もしかしたら出るかも⁉」程度の範囲ですので、一度サラッとお読みいただく程度で十分です。サラッと読んで頭の片隅に入れておいてください!

会社法改正

2021年3月に改正会社法が施行されました。ただ、中小企業に大きく関連するところはありませんので、今年の試験で問われる可能性は高くないかと思いますが、以前に「令和3年施行 改正会社法 ~その1~」「令和3年施行 改正会社法 ~その2~」でご紹介しておりますので、試験前にチラ見していただけると嬉しいです!

チラ見する際は、「役員責任の補償等の規律整備(掲載記事はこちら)」や「株式交付制度の新設(掲載記事はこちら)」だけ読んでください!この2点は、中小企業にも関連する観点ですので、個人的には出題の可能性もあろうかと思います。

新市場区分への移行

2022年4月から、東証は、現在の5市場(東証一部・二部・JASDAQスタンダード・マザーズ・JASDAQグロース)から、3市場(プライム・スタンダード・グロース)に見直しがされます。

新市場区分への移行図

見直しが必要になった背景としては下記の3点があります。

見直し背景の3要素

① 各市場区分のコンセプトが曖昧であり多くの投資者にとって利便性が低い。

② 上場会社の持続的な企業価値向上の動機付けの点で期待される役割を十分に果たせていない。

③ 投資対象としての機能性と市場代表性を兼ね備えた指数が存在しない。

そのため、明確なコンセプトに基づく3市場(プライム・スタンダード・グロース)への再編が決まりました。また、この変更に伴い2020年11月に現在の各市場の形式基準が下記の通り変更されています。

新市場区分へは見直し前であり、各市場の形式基準は変更されているものの変更直後のため、今年の試験に「東証の各市場について」は出題されにくいかと思います。しかし、それでも出る可能性は拭えませんので、下記3点だけ抑えておいてください!

これだけ新市場の3要素

① 株主数:800人(1部)⇒400人(2部)⇒150人(マザーズ)
  「新市場株主は(800)し(400)でいちご(150)を食べる!」で覚えてください☺

② マザーズに「財政状態」「経営成績」の基準はない!
  従来からマザーズには上記2点はなく、これは継続となりました。

③ JASDAQグロース市場への新規上場はできない!
  2013年現物市場統合以来、 JASDAQグロース市場への新規上場 がない為です。

コーポレートガバナンス・コードの改正

2021年6月に、金融庁と東証はコーポレートガバナンス・コードの一部改正を行いました。

「コーポレートガバナンス・コード」は、上場企業が守るべき行動規範を示した企業統治の指針のことです。多くの中小企業は該当しませんが、中小企業も多く上場しているマザーズ・JASDAQの企業は5つの基本原則のみ適用されます。

コーポレートガバナンス・コードの内容・改正の詳細を覚える必要は全くありませんが、昨年から改正内容がホットトピックスであったことから、コーポレートガバナンス・コード自体の特徴だけでも抑えておくと良いでしょう!特徴としては2つだけです!

コーポレートガバナンス・コード2つの特徴

① 企業の取るべき行動を詳細に規定するものではなくコーポレートガバナンス実現に向けた原則を纏めた「プリンシプルベース・アプロ―チ」を採用しています。

② 法的拘束力はなく、原則を実施するか(コンプライ)、実施しなければその理由を説明するか(エクスプレイン)の「コンプライ・オア・エクスプレイン」という手法を取っています。

つまり、ルールではなくあくまでも「原則」を纏めたもので、原則を実施するか、原則を実施しない理由を述べるかを行うものということを頭の片隅に入れておいてください。

SDGs

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて示された、2016年から2030年までの国際目標です。

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

このようにご紹介すると、大きな話の様に見え、中小企業には関係ないように思えるかもしれません。しかし、SDGsの達成に向けた企業経営は中小企業でも十分行えるものです。

実際に「ジャパンSDGsアワード 」最優秀賞を受賞した(株)日本フードエコロジーセンターは、社員数35名の中小企業です。「食品ロスに新たな価値を」という企業理念のもと、食品廃棄物を有効活用するリキッド発酵飼料(リキッド・エコフィード)を開発し、廃棄物処理業と飼料製造業の二つの側面を持つビジネスモデルを確立されたことで高い評価を得ました。

このように、中小企業の企業経営としても注目度の高いSDGsについては、下記2点だけでも抑えておくと良いかもしれません。

SDGs2つの特徴

① 17のゴール・169のターゲットから構成される。

② 地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っている。

まとめ

本日の内容は冒頭でお伝えした通り「もしかしたら出るかも⁉」程度の範囲ですので、一度読んでいただければ十分です。言うまでもなく、あと1週間で行うべきは、今まで勉強してきたテキスト・過去問で総復習して、試験に向けて体調管理をすることです。昨日の池やん記事が参考になりますので、お読みください!

さいごに応援メッセージ

私は1年目にTACへ通学していましたが、同じ教室のメンバーで途中で来なくなる人や「今年は記念受験」と諦める人が3割程いました。
TAC通学のために数十万払うモチベーションでスタートしても途中で心が折れてしまう程、仕事・家庭と両立させながら勉強を続けることは大変なことです。

そんな大変な勉強を続け、勝負の土俵に立てているということ自体が凄いことだと思います!合格する自信はなかなか持てないかもしれませんが、ここまで頑張り続けてきた自信は持ってください。頑張り続けたあなたは本当に凄い!!!

ここまで頑張り続けたあなたの努力の成果が100%発揮できることを祈っています!

 

明日はアヤカです!お楽しみに♪

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経営法務・企業経営に出るかもしれないホットトピックス4選”へ2件のコメント

  1. ロム より:

    本記事にある通り、さらっと読んでみましたがSDGsは出題されそうだなぁと思いました。
    2つの特徴については覚えておこうと思いました。
    また、中小企業経営政策について事業再構築補助金も出題されるかな、と思いざっと概要を頭に入れておくことにします。

    TACに通学されている方でも3割の方は受験しないという判断をされるんですね、意外でした。
    あまり意識はしていませんでしたが、自分ももう1年以上も勉強続けてきたんだなぁと勉強を始めた当初のことを思い出しました。
    ここまでくれば、あとは挑戦するのみです!
    とにかく全力で試験に取り組みます!

    1. よが より:

      ロムさん、コメントありがとうございます。
      事業再構築補助金についても出るかもですね。記事でそこまで手が回らずに申し訳ございません…(-_-;)
      TACに通っていても挫けてしまう人がいる大変な試験でここまで努力を続けられたことが凄いです!!!
      あとは本番に向けて全力で頑張ってください( `ー´)ノ

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