一次試験対策で精いっぱいなあなたへ!~時間をかけずに二次試験に向けて準備できることを考えてみた~byなゆた
お疲れ様です、なゆたです。平日勤務の方は今日頑張れば土日ですね★
頑張っていきましょうーーー^^
さて、本日より通常ブログに戻ります。
5/1~13まで開催させていただいた新企画、「全員全力インタビューリレー」はいかがでしたでしょうか。皆さんの痒いところに手が届く質問回答があったのであれば、12代目一同うれしい限りです!引き続き、皆様からの率直な疑問・ご意を、いつでもどこでもお待ちしております^^
さて。
早速ですが、本日は自分のやらかしを踏まえた記事を書こうと思います。
いただいたご質問の一つに「一次と二次の勉強配分、2次の勉強をいつからすればいいのか?」というものがあり、TAKUROが『基本は1次試験に注力しつつ、もし余裕があれば2次試験にも触れておいた方がいい。その中でもやるとしたら、財務会計・事例Ⅳから』と総括してくれました。
その記事の中で、私は
個人的には不要。一次試験終了直後から、スタートダッシュできるよう、道場ブログで情報収集し続けておけば安心かと★
とさっぱりと答えました。
が、改めて読み返すと、何かが引っかかる。。。
・・・
あのさ母ちゃん、一次試験終わった後の迷走期間、結構長かったよね・・・?
!!そ、そうでした。
思い返せば、一次試験の自己採点後「こ、これはまさか受かった・・・!?」という感覚で、嬉しさと詰め込み勉強からの解放感に浸り、かなりボーっとしていました。当然2次に向けての下準備がなかったため、1からスタート。7月は通信の教材は手元にあったものの、勉強の進め方がわからず、迷走して終わったんです。
ご参考:わたしの失敗談~自己採点後、7月(約20日間)にやったこと~
①押し入れにしまっていたクレアールの二次対策用のうっすい教科書1冊(たったの0.8cm★いい意味です)と分厚い過去問対策(全4冊合計9cm)を引っ張り出す。
②教科書を読む⇒「新しい知識があるわけではない、これは何を覚えればいいの??」という感想をもつ。手ごたえなし。(薄いからすぐ読み終わる)
③過去問を流し読みするも「こんなテクニカルな解答、一生かける気がしない。まだ着手するのが早いのか・・・?」(基本私は教科書⇒問題集に移りたいタイプです)という状況で立ち往生。
④これは、一次試験と同じようにひたすら問題解くってわけにはいかなそうだぞ・・・でもどうやって取り組めば?と途方に暮れる。うーん時間がもったいない・・・なにかやらなきゃ。。とりあえずあせる。
⑤②からの繰り返し。
時間をかけてはみたものの、しっくり来ていない、という実感はあり、焦りばかりが募った7月末。
そんな時に、私はこの一発合格道場ブログに出会い、「ふぞろい」なるものがあることが知り、王道の参考書を数冊購入、ようやく8月からなんとか具体的な対策に動き出すことができました。昨年は通常よりも1か月弱間隔が長かった(昨年度は今年度対比+28日!)ので、わたしのように悠長に迷走する期間があっても日程に余裕がありました。
もっと事前に準備していれば、、と悔やまれる部分もありますが、自分の昨年の今頃は一次対策が不十分で、過去問への着手も諦めたような状況。(詳細はこちらの記事をご覧ください)一次試験対策前の時間は喉から手が出るほど欲しかったので、一次試験前には、二次試験の勉強はおろか、ブログでの情報収集等準備する余裕はありませんでした。。
ということで(前置きが長い!)本日は、
「時間はかけずに!一次試験の自己採点直後から動き出すために準備できること」をわたしなりに考えてみました。私の二の舞になる方が一人でも減りますように!どなたかのご参考になればうれしいです。
1次試験前の二次対策については、こんちゃんの記事もぜひご参考ください!
contents
とりあえず、参考書を1冊ポチっておく。
まずは、王道の参考書を1冊用意するのがお勧めです。当然、一次試験後、しっかり情報収集・ご自身の作戦会議をしていただく必要がありますが、ストレート合格者が使った参考書は1冊あって損はないと思います。1冊であれば出費も少なく、一次試験突破後、情報収集と並行して勉強を開始できます。
参考書の一覧はこれまたこんちゃんが紹介してくれているので(くわしくはこちら!)、本記事では序盤にお世話になった私のお気に入りを二つ紹介します。(王道です)
ふぞろいシリーズ「再現答案」or「合格答案」
私の一番のおすすめは「ふぞろいな再現答案」です!その中にある「合格者6名の勉強方法と解答プロセス」、「合格者の80分間のドキュメントと再現答案」というコーナーには本当にお世話になりました。(何度も読み返しましたが、勉強の進捗によって読むたびに気づきが違うんです。おもしろい。)なぜ「再現答案」派かというと、「ふぞろいな合格答案」によりも掲載されている合格者事例の数が多いためです。(「合格答案」は当期の6名分。「再現答案」は2期分収録されているので、12名分も「まねぶ」ことができます。)
実践的に自分の答案との比較を行う際は「合格答案」「答案分析」シリーズのほうがキーワードもランキングで掲載され、事例も多く使い勝手がいいと思いますが、そもそも「二次試験ってどうやって攻略していくんだ・・・」という悩みを持つ私と同じようなビギナーには、「再現答案」シリーズをお勧めします。これさえあれば、一次試験後ぼーっとしがちな期間も、合格したての皆様のホットな経験談を読み楽しみながら、二次試験に向けての勉強ノウハウを手に入れることができます。
ちなみに・・・アヤカがふぞろいの選び方を解説してくれているブログを見つけてしまいました!とってもわかりやすい!(私は昨年、違いがよくわからず、すべてのシリーズ一冊ずつポチってます・・・)
事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
いわゆる「全知全ノウ」というやつですね。(診断士の教材のネーミングセンスが好きです)
インタビューリレーでも12代目の総意として「事例Ⅳ」はやればやっただけ点数が取れる科目と紹介していましたが、私もその通りだと思っています。とりあえず、一次試験後事例Ⅰ~Ⅲの取り組み方に迷走していても、事例Ⅳの鍛錬は決して無駄になりません。すぐ着手できる問題集として、側において(ぽちって)損はありません。
「全知識&全ノウハウ」は、テーマごとに優しい問題で丁寧に解説されているので、挫折することなく一巡することができるように設計されていると感じました。「とりあえずの1冊」に最適ではないかと思います!
「解答の検討・作成にはいろんなアプローチがある」と認識しておく。
追加アクションは特にありません。
二次試験は自分のスタイルを確立するための試行錯誤が必要なんだと認識しておくだけで、1次試験終了後の行動は変わっていくと思います。すでにこのタイミングでブログを読んでくださっている時点でアンテナの高く、釈迦に説法な気もしておりますが、情報収集はまめに行うが吉です。よさそうと思ったら試してみて、自分に合う手法を取り入れていこう!と認識だけしておいていただければと思います。
私の場合、道場ブログに出会えなければ、クレアールの考え方(※クレアールは答えはひとつだ、という考え方でした)を必死で理解しようとしたと思うと恐ろしい。私はクレアールとふぞろいなどの参考書と見比べて、抑えるべきポイントを比較検討できるアプローチの方がしっくりきました。
■参考になる道場記事(一部)■
【ネタばれ注意】再現答案にかえて 2020年事例Ⅰ 前編(設問解釈)→ふぞろいの再現答案に近い構成です!当時読みたかった
【二次ノウハウ】得点安定のための極意(事例 I~IVすべて)
↓私は昨年度これらの記事を読みませんでしたが、非常に理解が深まった記事。なるほど、だから私は60点答案なのだなと今になって理解できました。(私は事例Ⅰ62、事例Ⅱ65、事例Ⅲ63、事例Ⅳ68です)
【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!
なんとかなるさ、と二次のことはあえて考えない。
ここまで読んでいただいた方、期待外れですみません。。でも、一次も不安なのであれば、まずはその不安を吹き飛ばすくらい一次試験に集中してしまいましょう!!
突然ですが、パーキンソンの法則というのをご存じですか?(一次試験には出ません!)
第一法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第二法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
出典:Wikipediaより
人は与えられた時間(お金)を使い切ってしまう傾向にある、ということだそうです。例えば30分で終わるはずの会議も1時間設定されれば1時間フルで使ってしまう、ということす。確かに身に覚えがありますよね?(わたしは耳が痛いです・・・)
逆にこの法則を応用すれば、自分でやりたいこと(二次試験対策)のスタート(今日or一次試験後でもいつでも)と締め日(試験日)を決めてしまえば、ゴールに向かって効率的に動けるものだということです。意外とね。
まずは、先の心配はせず、目の前の一次試験に全力投球!二次への切符を勝ち取りに行きましょう!!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
明日はmasumiの経営分析解説です!!お見逃しなく~★
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インタビューリレー、お疲れ様でした!
自分に合いそうな勉強法をパクってカスタマイズしていきたいと思います!
二次試験の勉強については今の段階から並行して進めておりますが、今回の記事のパーキンソンの法則を拝見してはっとしました。
確かに二次試験の勉強に取り組んではいるのですが、まだ一次試験が終わっていないこともあって自分の中では全然効率的に進められていないと痛感していたのですが、こういう理由があったのか……!
とは言っても、非効率ではあっても問題をこなすこと(特に事例Ⅳの問題を少しでも解いてみること)は、少なくとも合格へ前進しているはずだと自信を持つことにして、今後もコツコツ勉強を積み重ねていきたいと思います!
ロムさん、コメントありがとうございます!返信遅れ申し訳ございません><
何だかもやっとしているときに、説明してくれる理論に見つかると嬉しくなる現象なんなんですかね。
悩んでいたのは私だけではないという共感を得られた気になるからなのか、過去の偉人たちがすでに紐解いてくれていた解説が鮮やかで知的好奇心が満たされるからなのか。笑 企業経営理論は、膝を打つことが多すぎて、本当に面白かったです~(個人の感想すみません)
今から事例Ⅳを積み上げるのは本当におすすめです!この知識は試験はもちろん、以降の実践の場でも血肉になります。
お互い、パーキンソンの法則をうまく使って頑張っていきましょう!!