【ネタばれ注意】再現答案にかえて 2020年事例Ⅰ 前編(設問解釈)

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4月10日(土) 午後(時間調整中)
・第1部  <1次試験対策+相談会> 
・第2部  <2次試験対策+相談会>
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春セミナーの告知が始まりました。12代目初のセミナーです。皆さんのお役に立てるようプランニング中です。乞うご期待!

 

セミナー告知文の桜の花で今年初めて春を意識しました。皆さんは桜ときいて何を思い出しますか?
私はラグビー日本代表チーム「Brave Blossoms」を思い出します。

各国の代表チームのエンブレムはその国の象徴がモチーフとなっています。日本代表のエンブレムは満開の桜です。
桜の英語表現は「Cherry Blossom」ですが、日本代表チームの愛称はチェリー(初心者)をブレイブ(勇敢な)に変えた表現です。
また、Blossom(s)とは、名詞では「花」「開花」という意味で、動詞(自動詞)では「花を開く」「発展する・栄える」という意味があります。

昔、大学入試の合格を知らせる電報には、「サクラサク」という文体があり、「咲く」は良い結果を表す言葉として使われます。

今年は皆さんが咲く番です。

今年、花咲くために

私は学生時代には公認会計士試験、社会人2年目には会社から推奨された不動産鑑定士試験に挫折しています。恥ずかしいことに、本試験を受ける前に挫折しています。自分の能力が高くなかったこともありますが、「想いが弱かった」ことが最大の原因です。「将来のためになりそうだ」と飛びついてみたものの、あっという間に壁にぶつかり逃げ出した、というのがほんとのところです。

「なぜ資格取得を目指すのか」、「本気の覚悟があるのか」を繰り返し自分自身に問いかけ、後付けの理由も含めて「強い想い」を言葉にしておくことをお勧めします。

 

今の時期にやっておくべきこと

苦手分野の克服、基本事項のABCマスターです。

1次試験の過去問題集で2回間違えた苦手問題(=勉強が足りていない)は、

A)当たり前のことを
B)ばかにせず
C)ちゃんと

テキストに立ち返り言葉の定義から押さえましょう。

特に、2次試験と関連が深い財務、企業経営理論、運営管理は、基本の「き」からしっかりと復習するべきです。(私は財務に苦しみました)

時間がたつにつれて、問題をたくさん解くことに目が行きがちで、ついつい復習時間を取れなく(取らなく)なってくると思います。比較的気持ちと時間に余裕があるうちに、少しずつでも取り組みましょう。

昨日の自分より1cmでもいいから前に進むという強い気持ちを毎日持ちましょう。その1cmを意識することが成長の循環を生み出すと思います。

気分転換

コロナ禍で在宅時間が増え、勉強時間を増やせている方が多いのではないでしょうか。その分、疲れやストレスが溜まっているかもしれませんね。

おすすめの気分転換方法があります。「普段やらないこと」特に家事をやることです。普段やらない家事をすることでリフレッシュできると信じてみましょう。

私も家族から「自分のことしかやらないよね」などと苦情をいわれかけましたので、やばいと思って家事の量を増やしました。積極的に家事をしたことで、短時間でリフレッシュでき、家の中でのタスクが処理でき、自分も家族も楽になりました。

少しずつでも、好きなことをさせてもらっている感謝の気持ちを行動で示しましょう。

再現答案にかえて 2020年事例Ⅰ 前編(設問解釈)

さて、本題です。

再現答案を試験当日、書こうとしたのですが、ほとんど下書きやメモをしない解答作成方法でしたので、記憶が揮発し書けませんでした。
試験当日の手順をたどってみますので、ご参考になれば幸いです。

前編では、試験開始から設問文を読んだ段階(事例文を読む前)までのおよそ15分間に想起したことをまとめました。

次回後編では、事例文のマークを振り返ります。

解答作成方法はいろいろありますので、自分にあう方法を試しながら、ルーティーンを固めていきましょう。

①机の上に置いているもの

  • シャープペン 2本、消しゴム3個(うち1個は新品)
  • フリクション 赤ボールペン 設問に紐づかない気づいたことメモ用。
  • フリクション マーカー6色 設問ごとに色分け。(面倒なので色は固定していない)
  • アルミ製定規 ホチキスはずし用
  • アクリル製定規 解答の際、必要に応じて使用。
  • 電卓 念のため。
  • 腕時計 2つ

②時間配分(解答記入時間を50分確保することを大前提とした)

  • 受験番号記入、ホチキス外し 2~3分
  • 設問文を読みながら、設問ごとのキーワードにライン引き込み 12分
    ※ここまでを下記にまとめました。
  • 事例文を読みながら、設問に対応する部分にライン引き 15分
  • 解答欄記入 50分
  • 終了直前に必ず受験番号記入の確認

1回目の受験は下書きを作成し、30分で解答記入(シャープ1本だけ使用)、2回目の受験は、解答骨子を作り40分で解答記入(サインペン数色使用)していたが、いずれも空欄ができてしまったため、3回目は解答記入時間を50分確保し、残りの30分で設問文と事例文を読みこむ戦法にしました。

③マークのつけ方(何をチェックしていたか)

  • 事例文を読む前に、設問文をじっくり読みこみ、解答の型を考えました。
  • 解答の型は、解答内容の主語と述語がずれないように注意し、特に指定がなければ、(「最大の」要因、など)①、②、③と番号を付ける。余裕があれば切り口(〇〇面で~)を書く。
  • 設問文チェックの際に、時制(過去、現在、未来、〇〇の時、等)をまるで囲み、登場人物や会社(解答の「主語」になる可能性が高い)を四角で囲みました。
  • 事例文チェックの際に、各設問に対応する部分に、その設問文で使った色のマーカーで色を付けました。
  • SWOT分析はしていますがメモは取ってません。(設問文と事例文の紐づけの中で取り込んでいる)

 

 

第1問(配点40点)

以下は、老舗蔵元A社を買収する段階で、企業グループを経営する地元の有力者であるA社長の祖父に関する設問である。各設問に答えよ

想起したこと

  • 過去問にない問われ方。登場する会社や人物がいつもより複雑そうだから、1回目に事例文を読むときに気を付けよう
  • 老舗蔵元 ⇒ 古い体質や前近代的な運営に注意
  • 買収 ⇒ 自社事業のシナジー効果をチェックする
  • 買収する段階 ⇒ 時制に注意。
  • 企業グループを経営 ⇒ A社以外にも登場する会社があるんだな。
  • 地元の有力者 ⇒ 利益に加え地域貢献が買収の目的かも
  • A社長の祖父 ⇒ A社長の父はどうした?

(設問1)

A社の経営権を獲得する際に、A社長の祖父は、どのような経営ビジョンを描いていたと考えらえるか。100字以内で答えよ。

  • 経営権獲得 ⇒ 円満だったのか、もめたのか
  • 経営ビジョン ⇒ 社長ではなく、祖父の経営ビジョンであることを外さないように注意。前述の地域貢献は書くべきだろう
  • 100字以内 ⇒ 3つ答える。
  • 解答の型 ⇒ A社長の祖父は、①〇〇な××を△△し、~する、②、③という経営ビジョンを描いていた。

(設問2)

A社長の祖父がA社の買収に当たって、前の経営者と経営顧問契約を結んだり、ベテラン社員を引き受けたりした理由は何か。100字以内で答えよ。

  • 前の経営者 ⇒ 地元の老舗酒蔵のブランドイメージを傷つけないために、もめごとがあったようにはしたくないだろうな。
  • 経営顧問契約 ⇒ ノウハウの引継ぎのためには残ってほしい。素人に酒は造れない
  • ベテラン社員 ⇒ 元の社員が残っていないと運営は難しい。ノウハウ重要。
  • 100字以内 ⇒ 3つ答える。
  • 解答の型 ⇒ 理由は、①〇〇な××を△△し、~するため、②、③である。

第2問(配点20点)

A社では、情報システム化を進めた若い女性社員を評価し責任者とした。ベテラン事務員の仕事を引き継いだ女性社員は、どのような手順を踏んで情報システム化を進めたと考えられるか。100字以内で答えよ。

  • 情報システム化を「進めた」 ⇒ ということは、今まではシステムがなかった
  • 若い女性社員 ⇒ もともといた社員なのか、新しく採用した経験者なのか。
  • ベテラン事務員 ⇒ どんな人物?仕事内容は?
  • どのような手順 ⇒ 普通に考えたら、ベテラン社員からOJTで教えてもらい、一緒に作業するよね。
  • 情報システム化を進めた ⇒ 一般的にシステムで管理する情報項目を整理する必要がある、メンテナンスの時期や方法、担当者を決める必要があるよね。
  • 100字以内 ⇒ 3つ答える。
  • 解答の型 ⇒ 女性社員は、①〇〇な××を△△し、~した、②、③し、情報システム化を進めたと考えれられる。

第3問(配点20点)

現在、A社長の右腕である執行役員は、従来のルートセールスに加えて直販方式を取り入れ売上伸長に貢献してきた。その時、部下の営業担当者に対して、どのような能力を伸ばすことを求めたか。100字以内で答えよ。

  • 現在 ⇒ 時制が変わった。今の状況や問題点に注意
  • 右腕 ⇒ 社長はすごく信頼しているんだな。どんな点を信頼しているのかチェック。
  • 従来の ⇒ 前の経営者の時代のことか、買収後の、執行役員の就任前のことかをチェック。
  • ルートセールス ⇒ 飲食店や旅館(酒蔵だから地方の設定だろう)などの法人客向け御用聞き営業か。あんまり訪問とかしてないかも。
  • 直販方式を取り入れた ⇒ 個人客向けか。お土産として販売か。自社店舗で売ることだよね。
  • 売上伸長に貢献 ⇒ 買収後に営業方針を変更した結果だな。
  • その時 ⇒ 直販方式を取り入れた時を指すな。
  • 営業担当者 ⇒ 人数は?ひょっとして一人?
  • どんな能力 ⇒ 営業に必要なのは、情報提供と情報収集だな。地元だから愛想よく。
  • 100字以内 ⇒ 3つ答える。〇〇力
  • 解答の型 ⇒ 執行役員は、営業担当者に対し、①〇〇な××を△△する~力、②、③を伸ばすことを求めた。

第4問(配点20点)

将来、祖父の立ち上げた企業グループの総帥となるA社長が、グループ全体の人事制度を確立していくためには、どのような点に留意すべきか。中小企業診断士として100字以内で助言せよ。

  • 将来 ⇒ 時制に注意。
  • 祖父の立ち上げた ⇒ 祖父は創業者か。いろいろな苦労や経験があるだろうな。
  • 企業グループの「総帥」 ⇒すごく大きな企業グループな感じ。また、祖父の存在が絶対的なイメージがある。
  • グループ全体の人事制度 ⇒ 「さちのひもけぶかいねこ」のうち、人的資源管理の項目である採用・配置、賃金、能力開発、評価制度、モチベーションを優先的に解答。項目が足りなければ組織構造の項目である権限、部門、階層、ネットワーク、コミュニケーションを検討。鉄板問題いただきました。
  • 100字以内 ⇒ 3つ答える。
  • 助言せよ ⇒ 効果を書く。
  • 解答の型 ⇒ A社長は①〇〇面で××な△△を~する②〇〇面で、③〇〇で~することで、グループ全体を活性化しと地域に貢献する。

 

試験から時間がたっているので完全再現ではありませんが、おおむねこの流れで考えをまとめていました。SWOT分析の内容をマークやメモしなかったのは、事例文がぐちゃぐちゃになりがちで、どことどこが対応しているかがわかりにくくなると感じていたからです。設問文に沿った解答をすることを第1に考え、事例文には、設問文のマークと対応している部分に同じ色を付け、その中のネタで解答することを意識してました。

この続きは次回書きます。

終わりに

私の「ヨーイ」を紹介します。

前述のラグビー日本代表がワールドカップ2019年大会で、当時世界2位のアイルランドとの試合の前に、ヘッドコーチ(監督)のJamie Joseph(ジェイミー ジョセフ)が選手たちを試合に送りだした際に送った詩です。2019年の2次試験3週間前にこの詩に出会い、心を燃やしてラストスパートしました。

No one thinks we can win
No one thinks we can even come close
No one knows how hard you’ve worked
No one knows how many sacrifices you’ve made
You know you’re ready

誰も勝つなんて思ってない
誰も接戦になるとすら思ってない
誰も僕らがどれだけのハードワークをしてきたなんて知らない
誰も僕らがどれだけの犠牲を払ってきたかなんて知らない
僕らは知っている、準備ができていることを

長文お付き合いいただき、ありがとうございました。

明日は、時間の使い方がとっても上手な なゆた の登場です。

お楽しみに~

以上、ひでさんでした!

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【ネタばれ注意】再現答案にかえて 2020年事例Ⅰ 前編(設問解釈)” に対して2件のコメントがあります。

  1. ひでさん より:

    サトシさん、いつもコメントありがとうございます!

    老舗の方々は「地域のおかげで」とか「地域のために」と考えていらっしゃる方々が多いのではないかと思います。過去問でも、地元との連携エピソードが時々出てきますよね。
    現実的にも経営資源に限りがある中小企業や小規模企業が、地域、地元、大学、組合などとの連携で弱みをカバーしたり、強みを強化したり、販路を拡大したりしているニュースをみかけます。
     時制について、難易度の調整のためなのか、具体的な時期に限定する設問が増えたような気がします。設問文の条件に忠実に解答しないと、書いていることはあっているのに点にならないということになります。落ち着いて混乱しないことが大切ですよね。
     設問のスラッシュ付けは私もやっていました。ほかにもいろいろ試しましたが、やりすぎて見にくくなると感じたので、現在の方法にたどり着きました。おっしゃる通り、人それぞれ、自分がわかりやすい方法でよいと思います。
     2次試験は人より優れた提案をかく必要はありません。「多くの受験生が思いつくこと」を、「わかりやすい文章」で、「指定された文字数」で解答することが大切だと思います。
    合格できる下地が整っていると思いますので、本番でいつもの実力が出せるようにルーティーンを固め、練習はハードに、本番は肩の力を抜いて楽しんでください。
    12代目一同、応援しています!!

  2. サトシ より:

    こんなに詳しくまとめていただき、ありがとうございます。

    第1問の「地元の有力者」から地域貢献の想起はできませんでした。でも実は、はばたく中小企業300社を読むと、こういう地域貢献は基本的についてきているんですよね。また、「老舗」から伝統に関する強みがあること(何年か前の事例Ⅱのしょうゆの業者もそうでした)も想起できなかったので、僕はまだまだです。
    後は単純に過去・現在・将来という時制だけでなく、「買収時」のように範囲を限定する制約として出てくる時制もありましたね。つまり買収より前のことや、買収からしばらく経った後のことは書いてはいけないという指示があるのに、そのへんも曖昧にしていました。
    僕がお世話になっているTAC名古屋校では、設問の文節ごとにスラッシュを引くことで、特徴的なフレーズに気付きやすくして、要求解釈を進めています。僕は設問内容を図解して要求解釈を進めています(これは人によってやり方は様々ですよね)。なので上記の想起できなかった箇所以外は、おおよそできていたかなという印象です。

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