セオリーを否定する
こんにちは、らいじんです。
まずはお礼から。
昨日は「口述試験セミナー」を開催しました。セミナーにご参加いただいた皆様ありがとうございました。
模擬面接では、みなさん素晴らしい受け答えができており、驚かされました。やはりしっかりと学習内容を理解してきた方々は違うなと感心させられました。
それから模擬面接では、イジメモードで対応してすいませんでした。でも、あくまで演技ですからね、性格ではないのですよ・・・・。
今週末の口述試験頑、張って気分の良いお正月を迎えてくださいね。
さて、ここからはスト生向けのお話に戻りましょう。
キーとなる運営管理
運営管理の学習は楽しいですか。少し前に良く聞かれた泣き言は
「工場勤務をしたことがないからイメージがわかなくて・・」
でしたが、最近は工場での製造工程を取り上げたTV番組なんかも多くなってるから、多少は変わってるかも。
でもまぁ別に工場を知らなくても、料理とか身近な例に当てはめればいいわけだから、大した問題ではないのだけれど。
これまで道場でもさんざんお伝えしているように、運営管理は得点源です・・・というか、これで点数が取れないようだと、結構厳しい現実が訪れる可能性が高まります。
ここ2年の1次試験は特に難易度急上昇ですからね、しっかりとペースを守って学習していけば1次はまぁ大丈夫、という状況が少々変わってきていますよね。
意識改革と成果
ストレート合格を目指すにあたって今の時期12月は非常に重要。財務をうまく乗り越えていようがいまいが、ある程度学習ペースが作り上げられてきているこの時期に、もう一度今のペースでいいかゴールを見据えてスケジュールを練り直すことができるか。
そして、「いつ何をするか」ではなく、「いつ何をできるようになっているか」と成果を計画することができるか。これ大事。
まぁ求める成果は人によって違う、ふうじんに言わせればそもそも学習意識が、
A. 診断士試験の合格をまず目指す方
B. 診断士試験学習を通じ、その先に何かやりたい目標がある方
と大きく二分されるので、当然求める成果は異なるわけですが、実はAを目指す人もBの意識をもってやる方が、結局は本来の目的に達し易い。この意識変革ができるか、これも大事。
理解のためにセオリーを否定する
さて、抽象的な話はこの辺にして、運営管理のお話に戻りましょう。
生産管理でも店舗管理でも内容をわかるだけでは全く不十分で、内容をしっかりと理解し説明できるレベルにしなければならないのは、これまで再三繰り返してきた通り。でもどうやって理解を深めたら良いか・・・という声もちらほら。
単純にいうと丸暗記なんてしないで目的と結果および留意点とその理由なんかを丁寧に考えていけばいいわけだけど、加えて教えられていることを否定してみるのも良い方法。
どういうことかというと、理論というかセオリーを習いますよね。いろいろな生産方式とか棚割りの基本だとか。これを徹底的に否定してみる、あら探しをする感じで。
大抵のものは大事な何かを良くするために導入される・・これはよく説明されるけど、一方で大事な何かを良くするために目をつぶることはあまり深く述べられないことがある。
でも本当は何が大事かなんて時代によって、置かれている環境によって変わってくるわけだし、実際に絶対的で不変の生産方式なんて存在しないわけで。合成の誤謬を考慮するうえでもやっぱり良くない点をみつめないとね。
生活の中での学習
世の中の話題に当てはめてみれば、今年は災害の影響でサプライチェーンの寸断による生産への影響にスポットライトがあたっていた年。
現状はどのような目的が最優先された結果の生産方式だったのか、今年のような問題はある程度織り込み済みだったのか、今後不具合が出ないような方式はないのか、無いとすればその実現を阻んでいるものは何か、などといったことを考えることは本当に自分の理解の助けになる。
そもそも、そのようなことを考えられるようになることも、間違いなく診断士学習の成果。特に運営管理は巷に話題がころがっている科目。
毎度毎度になりますが、学習を進めながら、学んだ事象を会社や生活の中で探してみる、または自分の行動に当てはめてみることで、机上での学習以上に理解を深めることが可能です。
年末年始は学習環境づくりに苦労することも多いかも。でもそれを知恵を絞りながらうまくマネージメントすることが合格には必須ですね。
では、今日はこれまで。
by らいじん
mishikona様
コメントありがとうございます。
少しでもお役に立てれば幸いです。気分良くお正月を迎えられるように、口述試験頑張ってくださいね。
by らいじん
口述対策に参加させていただきました。
ストレート合格集団、でさらに執筆内容から伺える頭脳明晰な一発合格道場が開催する口述対策に多年生の私に対して機会をくださりありがとうございます。
どんな方たちなのかお会いできるのも、別の楽しみでした。
さて、予想通り、口述試験の合格のための助言内容は、端的かつ明快であり、口述対策は、本試験さながらの対応しづらい視点での質問でしたので現実の厳しきをたっぷり味わうことができました。
一方で、道場のメンバーのキャラクターは多種多様で個性があるお方ばかりで会話するだけでもとても有益でした。ありがとうございました。