危険な「分かっている」という勘違い

あぁ寒いsnow、もう12月ですもんね。
こんにちは、寒いのがとても苦手ならいじんthunderです。

2次試験の合格発表まで、あと少し・・。
2次合格後には口述試験が控えていますね。

先日、某所で開催された口述試験対策セミナーschoolにて、20分ほど体験談と対策をお話ししてきました。

何を話したかというと、アウトプットの練習をしておいた方が良いですよ、ということ。な~んだ、全然大したこと話さないのね・・・と思った方、その通りです。でも大したことではないけれど、意外とできない(やらない)もんなんだな、これが。

初学の方は口述試験なんて知らないと思うので、少し解説。

2次試験合格後には口述試験と呼ばれる面接試験があります。
そこでは2次筆記試験に取り上げられた事例企業に関するいくつかの質問に対して口頭で答えるということが行われます。もう少し詳しいことが知りたい方はこちら

口述試験の会場に2次記述試験の問題を持ち込むことはできませんから、試験に臨む人は当然のことながら、試験問題を復習して事例企業についての概要を記憶していく必要があります。

まぁ試験で必死に読み込み考えた事例企業に関することですから、大抵の人にとって企業の概要を覚えていくことは困難なことではありません。質問される内容も、大して難しい内容が聞かれるわけでもありません

でも・・・

口述試験対策として模擬面接などをやってみると、全く何も話せずフリーズしてしまう人、フリーズはしなくとも話の辻褄が合わなくなってしまう人、2分で答えろと言われているのに30秒しか話せない人などなど、うまく答えられない人がほとんど。1次も2次筆記も合格したpass優秀な人ばかりのハズなのにね。嘘みたいなホントの話。

答えられないからといって、その質問の内容について全くわからないのかというと、そんなことはない。仮に答えが選択肢で与えられていれば、間違いなく正解を選べると思うし、落ち着いてじっくり考えれば文章としてまとめて答えることもできると思う。

でも、面接では答えられない。何故か

答えは単純、分かっていないから

鋭い方ならお気づきの通り、選択肢の中から正解を選ぶ1次試験、時間を使って論理構成を考えて記述する2次筆記試験、聞かれたその場で答える口述試験では難易度が大きく異なり、当然、聞かれたその場で答えることの方が難しい。何故なら聞かれた瞬間に内容を整理し論理立てて答えられるだけの理解が必要であるから。

選択肢から正解を選べたから「分かっている」というのは、単なる勘違い。問題に対して、即答えを説明できる状態になっていなければ分かっているとは到底言えない。

もう流石にいないと思うけど、過去問を使ってアウトプット学習をしている時、答えが合っているかだけをチェックしてる人がいたら・・・ng
それが、ほとんど無意味であることは理解してもらえるだろうか。

逆に毎度推奨しているつぶやき学習=学習した内容を実際に声に出して解説してみることで、マークシートだろうが、記述式であろうが、口述であろうが対応できる能力を磨くことができるんだな。「分かったつもり」ではなく本当に「分かる」状態にならないと、それはできないからね。

sun sun sun sun sun

ところで、この記事で口述試験対策が不安shockになってしまった方、ご安心を。道場では今年も口述対策セミナーを12月12日(月)に予定しています。しっかりとアウトプットの練習をすることで、飛躍的に対応力がついてきますので、2次筆記試験に合格された方は是非道場セミナーにご参加ください。

では、今日はこれまで。motorsports

by らいじんthunder

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