口述対策はどうすればよいですか?

こんにちは。ハカセ です。

2010年度中小企業診断士試験合格発表が、いよいよ迫ってきました。今週の金曜日。診断協会本部支部および診断協会のサイトで発表されます。

昨年の例だと・・・

午前10時に、診断協会本部・支部にて合格者が掲示される
→ 実際には10時ちょっと前に掲示

午後からは、WEB上でも掲載される
→ 実際には10時過ぎに掲載された

二次試験受験生の皆さんは気が気じゃないと思います。先日もお伝えしましたが、自分も昨年はずーっとソワソワしていました。当時のブログを読み返すと、余りの落ち着きのなさに恥ずかしい限りです。。。

□ 合格発表一週間前
□ 合格発表5日前
□ 合格発表2日前
□ 合格発表前日

受かる感覚は全くなかったので、「何とか受かってくれ!」という気持ちでした。

当時は必死でしたが、合格発表の翌週も、それこそ「時間が足りない!」と追い込まれる羽目になりました。それは 口述対策 です。

合格発表を待つ今は考えられないかも知れません。でも、内容的には緩い内容ですので、気軽に読んでみてください。ポイントは3つあります。

1.口述試験とは?

口述試験は、1人の受験者に対して3人の面接官、という形式で行われます。

内容は、実際に二次試験で出題された A社、B社、C社、D社に関して面接官から質問を受け、それに対して自分なりの分析や提案を行う、というものです。

面接時間は10分です。これが延長されることもありませんし、短時間で切り上げられるということもありません。

質問は標準的に合計4問です。各事例2問出題されます。つまり、対象となる事例はI/II/III/IVのうち、二つの事例だけです。昨年の僕の場合は、事例Iから2問事例IIIから2問、合計4問の諮問を受けました。

面接官は(恐らく)、事前に「質問集」を手元に持っています。それをランダムに聞いてくるということだと思われます。そして、各質問には、「模範解答」が用意されています。よって、面接官が望む答えを(そのものズバリじゃなくても)答えることが望ましいです。

逆に、望ましい答えが出てこなかった場合は、「他にないですか?」、「xxxの観点からはどうですか?」などと突っ込みを受けます。また、受け答えが十分ではなかった場合には、通常4問で終わるところが、5問、6問になる場合もあります。僕の受験仲間のN氏は、合計8問の諮問を受けたといっていました。

2. 合格発表後でも十分間に合う

確かに、合格発表後喜んだのも束の間、口述対策を始めてみると、一気に「どうして合格したのにこんなに追い込まれなければいけないの?!」と、口述試験当日まではムチャクチャ焦る羽目になりました。でも、今振り返っていえることは、「一週間みっちりやれば大丈夫」です。

ですから、合格発表前に口述対策を行う必要は、僕はないと思います。そのかわり、合格が判明したら、口述対策をしっかり頑張ってください。

3.どうすれば受かるか

どうすれば受かるか、という質問に答えるのは非常に難しいです。なぜなら、基本的に落ちることはないからです。昨年のデータを見てみても、「口述試験の資格を得た者」が955人。これに対し「二次試験合格者数」は951人です。口述試験の合格率は相当高いです。

僕の同期合格者のK氏は、「いやぁ、口述試験に私服で行ったら、周りはみんなスーツでびっくりしましたよ!」と言っていました。逆に言うと、そんな方でも合格します・笑!(K氏、ネタに使ってゴメンナサイ (^^ゞ)

また、前述の8問の諮問を引き出してしまった(笑)N氏も、無事合格しています。

とはいえ。口述試験は最後の関門。どうせなら有終の美を飾りたいですよね。そんな方のために、いくつかポイントを申し上げると・・・

  1. A社、B社、C社、D社の状況を諳んじることができればそれでOK
  2. 面接時間10分を意識した受け答えができればそれでOK
  3. 「やってはいけないこと」を避けることができればOK
  4. 上記のためには、「模擬面接」を何度か経験することが大事

という具合です。

一発合格道場では、合格発表後の12月13日(月)に、「口述対策セミナー」を予定しております。上記の4つのポイントに関する詳細は、そのセミナーで申し上げる予定です。もちろん無料ですので、合格された方は是非道場の「口述対策セミナー」にご参加ください。あ、もちろん、口述対策セミナー実施後にはその内容を道場にUPいたしますので、「参加しないと話が聞けない」なんてことはありません。(今、ここで書くとセミナーで話す内容がなくなってしまうからです・・笑)。ご安心ください (^^ゞ。

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二次試験発表前の一週間は、自分の人生で一番やることが手につかなかった一週間かもしれません。大学受験の時ですら、こんな感覚はなかったです。

「苦しいこの時期に、無理して口述対策なんてやらなくても大丈夫ですよ」、ということが言いたくてこのエントリーを書くことにしました。

一人でも多くの方が、合格発表後にこの記事を読み返すことになることを願っております。

by ハカセ

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