【となりのふぞろい】ふぞろい13で採点してみた(R1・事例Ⅰ)

           

<セミナー告知>
一発合格道場夏セミナー、略してン夏を開催します

一発合格道場 オンライン夏セミナー2020
日曜の回:7月26日(日) 14:00~17:50 (13:50から接続可能)

平日夜の回:7月29日(水) 20:00~21:30 (19:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
7月14日(火) 12時より「こくちーず(告知’s)」で募集開始予定
日曜の回(7月26日)の申し込みはこちら

平日夜の回(7月29日)の申し込みはこちら

日曜の回は、【二次試験の事例ごとの対策等のセミナー】と【グループ相談会】の二部構成です。
平日夜の回は、【グループ相談会】がメインです。
ぜひご検討ください!

           

twitterもよろしくお願いします。

おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

一次試験を受験された方、お疲れさまでした。

◎自己採点の結果が思わしくなかった方
ナイスファイトでした。
努力を続けてこられた分、納得がいかない結果を出したご自分を責めたりされていませんか?
お気持ちはよーくわかります
私も初年度では突破できず、妻に協力してもらいながら結果を出せなかった自分を責め、少しの間勉強から離れました。
今振り返ると、休んでいた期間に考えた事が次に向けた充電になったと思います。

ちょっと休んでからでも、今回見えた課題に向けてすぐにリスタートするのも、どちらも正解だと思います。
今回の結果を冷静に分析し、対策を練り、来年の試験日までの学習計画に落とし込むことが大事なのではないかと思います。
自分のペースで、この先の道を進まれてください

◎自己採点の結果、二次試験の挑戦が見えてきた方
その興奮が冷めないうちに、二次試験対策に邁進していただきたいと思います。
在庫切れになる前に、ぜひ以下の書籍をお買い求めいただけたら嬉しいです
「ふぞろい」はかーなが、「全知識」「全ノウハウ」はTomatsuと私いけちゃんが執筆に関わりました。
いずれも自分が受験生時代に「使える!」と思っての宣伝ですが、心配な方は、書店で中身をご覧になってからお買い上げくださいね!

●二次試験でどんな知識(事例Ⅰ~Ⅳ)が求められているのか知りたい方は・・・!
2次試験合格者の頭の中にあった全知識(2020年版)
●二次試験の解き方(事例Ⅰ~Ⅳ)をまず知りたいあなたに・・・!
2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ(2020年版)
●二次試験事例Ⅳはこれ一冊・・・!
2020年版 事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ
●二次試験を要領よく突破したいあなたに・・・!
「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策
※平成24年度~令和元年度の解法実況も要チェック!
※著者の9代目きゃっしいの動画「【中小企業診断士2次試験】超初心者のための試験概要&勉強法紹介」もぜひご参照ください。
正解が公表されない二次試験対策の必携・・・!
ふぞろいな合格答案 エピソード13

また、二次試験対策には「勉強会」の活用も有効です。
タキプロココスタなど、オンラインでの勉強会なら参加もしやすいと思います。
参加の可否は、各団体にお問い合わせください。
(参照:11代目いけちゃん「【中小企業診断士試験】勉強会の効用とご紹介」)

さて、かーなから昨日アナウンスしたとおり、本日はふぞろいさんとのコラボ企画をお送りします。
題して「ふぞろい13で採点してみた」。

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

「ふぞろい」がどういう書籍なのかよく知らない方

今回は、令和元年度の事例Ⅰを採り上げてみます。
まだ一度もこの事例問題に取りかかっていない方は、ぜひご自分で解いてみてから、ご覧くださいね。
初見」で解いた際に「考えたこと」「答案」を分析対象としていただきたいからです。

さて、この事例、私は開示得点46点(評価C)という残念な結果に終わっています。
これをそのまま採点しても面白くないので、合格同期の皆さんにもご協力をいただき、答案を三つ揃えました。

S : たろさん 【ふぞろい評価】61点/100点 【実際の得点】81点/100点
タキプロ11期」でご一緒しているたろさん。タキプロブログの執筆メンバーです。
A : べりー 【ふぞろい評価】62点/100点 【実際の得点】67点/100点
ご存知、「一発合格道場」11代目のべりー。一次知識の世界でユーモア溢れる記憶方法を語ってくれたべりーですが、二次試験でも安定感のある答案を提供してくれています。
(他の事例も含むべりーの再現答案はコチラ
C : いけちゃん 【ふぞろい評価】51点/100点 【実際の得点】46点/100点
この事例のせいで、「ふぞろい13」を手にするまでずっとモヤモヤしていた人。この記事において昇天します(笑)

協会から公表される「出題の趣旨」がヒントになる(こともある)ものの、本当の正解は公表されない二次試験。
他の合格者や受験生の答案との横比較が有効です。

比較の妥当性検証に役立つのが「ふぞろい流採点基準」
この基準に従って、厳しめに採点してみました。
たろさんの再現答案において、得点開示の結果と少し乖離していますが、この点については後述します。

第1問(配点20点)

設問文

A社長がトップに就任する以前のA社は、苦境を打破するために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできた。それが結果的にビジネスとして成功しなかった最大の理由は何か。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
事業再建のための新規事業開発において、経営者が考えるべき戦略的課題に関する分析力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】4点/20点
理由は公企業民営化やたばこ市場縮小[4]等の外部環境変化に関わらず、競争激化した既存市場への事業拡大であり、自社コアテクノロジーの強化を進めなかったため、他社と差別化できず競争優位性を構築できなかった為。

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】13点/20点
最大の要因は、健康志向が強まり[1]たばこ市場の縮小傾向[4]が進み、葉タバコ生産者の後継者不足[1]や高齢化、耕地面積減少が深刻でニーズがなく、メンテ用の膨大な部品で在庫費用が増大[5]し、収益悪化[2]で事業成立しなかった為。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】6点/20点
最大の理由は健康志向や受動喫煙の社会問題化[1]たばこ市場が縮小[4]する中で、後継者不足[1]・高齢化に直面しているものの、多額の補助金を受給することが出来るたばこ生産業者にメンテナンスを受けるニーズがなかったから。

【考察】
いずれの答案も「最大の理由」という問われ方に対応して一文にまとめていますが、A社にとってのそのような「結果」を生じたのか指摘できているのは、ベリーだけでした。
たろさんの答案は、競争戦略上の観点から解答していますが、本事例では(おそらく意図的に)競合は出てきません
そのため、高得点のたろさんの答案ではありますが、「本問ではあまり得点できていない」と考えられます。
出題の趣旨から「戦略的課題」を問うていたわけですから、ここでは成長戦略上の観点から外部環境面での分析に加え、A社がどのような事態に見舞われたのかという「結果」について言及すべきだったのだと思います。
本事例におけるポイントとして、レイヤーを誤らずに解答できたかが、勝負の分かれ目だったと考えています。
なお、ふぞろい流採点基準では、キーワードに挙げられていませんが、①衰退市場への関連多角化はシナジーが効かない、②コアテクノロジーを活用できない(ドメイン設定が誤まっていた)、というまとめ方でも良かったのかもしれないと個人的には思っています。

第2問(配点20点)

設問文

A社長を中心とした新経営陣が改革に取り組むことになった高コスト体質の要因は、古い営業体質にあった。その背景にあるA社の企業風土とは、どのようなものであるか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
企業体質および企業風土の形成要因とその関係について、理解力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】18点/20点
内容は参入障壁が高く[5]多額の補助金[4]を得た葉たばこ生産業者を主顧客として安定収入を得て、顧客の依頼に応じた個別対応等受け身の営業体制[4]であり、業務の改善もなくチャレ ンジ精神を創出できる企業風土ではなかった[5]

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】19点/20点
企業風土は①たばこ産業は規制に守られた参入障壁の高い業界[5]のため同調的・保守的[5]で②団体から多額の補助金[4]が得られるため競争力強化への関心が薄く③それでも売上は右肩上り[2-1]で危機意識不足しゆでガエル状態[4]である。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】9点/20点
売上が右肩上がり[2]の古き良き時代を知っている古参社員[2]の力が強く、①個別対応のための過剰な部品在庫、②前近代的な経理体制、③環境変化に合わせた新事業への取組みに対する消極的な姿勢[5]等、守旧的な企業風土である。

【考察】
ここで大きくS・A答案とC答案との差が出てきました。
企業風土の形成要因を適切に指摘できたかがポイントです。
たろさんとべりーの答案では、具体的に「企業風土」とそれが形成された要因を指摘している一方、私の答案は「守旧的な企業風土」を示す特徴を挙げるだけとなってしまいました。
べりーの答案にある「ゆでガエル」、他の答案でも見たことがありますが、まさに本事例のA社を表現するのにふさわしい言葉ですね。
与件文の表現をなるべく使うのが原則的対応ですが、当該企業を一言で表現しえる、万人に通じるワードがあれば、バッチリ入れ込みたいですね。

第3問(配点20点)

設問文

A社は、新規事業のアイデアを収集する目的でHPを立ち上げ、試験乾燥のサービスを展開することによって市場開拓に成功した。自社製品やサービスの宣伝効果などHPに期待する目的・機能とは異なる点に焦点を当てたと考えられる。その成功の背景にどのような要因があったか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
市場動向とホームページなどを活用した情報戦略の関連性について、理解力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】16点/20点
要因は農作物の乾燥以外の潜在市場の見えない顧客[4]用途を問う[2]事で、潜在顧客から顧客ニーズを収集[4]し、生産農家以外のこれまでアプローチできなかった様々な市場との結びつき[4]により、販売チャネルの構築[2]を図れたため。

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】16点/20点
要因はインターネットの広域性、公開性に焦点を当て①潜在顧客[4]の試験乾燥という新たなニーズを掘り起こした[4]こと②それまでアプローチできなかった新規客を低コストで開拓できた[4]こと③営業力、提案力が強化[4]されたこと。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】14点/20点
要因は①潜在市場の見えない顧客[4]用途を問い[2]、市場ニーズを収集[4]する体制を作った事②A社ではアプローチできなかった生産農家・取りまとめ団体・特産地、販売チャネルとなる食品会社等との結びつき[4]が出来た事である。

【考察】
どうとでも取れそうな曖昧な設問文に、苦しんだ受験生も多かったであろう本問。
「これは事例Ⅰなんだからマーケティング戦略ではなく、組織論の観点から書くんだ!」と固執するとひどい目に合う設問でした。

市場開拓に成功した話をしなければ、新規事業を持ち出すのが不自然な流れになるので用意された設問なのだと思っていますが、柔軟な解答姿勢が求められていたのかもしれません。
ふぞろい13での難易度も「★★★ 難しすぎる」になっています。
一方で、全員が潜在顧客からのニーズ収集に言及しており、現場で思いきれるかが勝負だったと思っています。

第4問(配点20点)

設問文

新経営陣が事業領域を明確にした結果、古い営業体質を引きずっていたA社の営業社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
新規事業の営業力強化にとって必要な意識改革を実践する経営施策について、理解力・分析力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】13点/20点
要因は高齢化従業員のリストラ[3]で社内の年齢が低下し、若手経営者社長の経営方針が若い従業員に浸透し、成果に応じた賞与[4]を回せ若手営業社員を中心にチャレンジ精神[4]が構築され、提案力強化等営業体制強化[2]が図られたため。

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】4点/20点
要因は、新市場拡大の土台として①営業業務をIT化し近代的経理体制で営業所毎の業績への認識を統一化②成果主義的報酬制度[4]で若手社員の意欲向上を図り③ソフトウェア開発の勉強会や外部研修参加で育成強化したこと。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】12点/20点
要因は①古参社員削減[3]で若い社員の言動が自由となり、成果に連動する賞与制度[4]によって挑戦的な風土に変化した事②コアテクノロジーの位置づけが明確化[3]社内共有[2]されて全社的に新規事業開発が意識づけられた事である。

【考察】
全員が成果主義の導入に言及しています。
たろさんと私の答案では、「古参社員のリストラ」に触れていますが、べりーはあえて触れなかったようです。
べりーには悪いのですが、①と③は着想に至った背景も推察できる施策ではあるものの、「新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった要因」を問うている設問要求に対して具体性と想像が強すぎるように感じます。

第5問(配点20点)

設問文

A社長は、今回、組織再編を経営コンサルタントの助言を熟慮した上で見送ることとした。その最大の理由として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
組織再編を実施する際の条件に関する分析力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】10点/20点
理由は機能別組織で各部門を専門化[5]し、開発力や営業力を強化し、新規事業の基盤を固めるため、顧客ニーズを元に①専務中心に製造・開発部でコアテクノロジー強化②副社長が営業部で販売チャネル構築③社長が各部門統制[5]

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】10点/20点
最大の理由は、現在の機能別組織がA社の戦略遂行に最適であるためと考えられる。A社はA社長を筆頭に迅速な判断[5]を行い、ベテラン従業員の退職後も専門分化した機能ごとに強化連携[5]し、業績拡大図る。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】10点/20点
最大の理由は、若い経営トップを中心としたリーダーシップ[5]によって経営改革を進めている際中[5]で、組織再編による権限委譲や意思決定の迅速化等の効果を図る段階には至っていないからである。

【考察】
私の答案のダメな部分、一目でわかりますか?
後半で事業部制組織に変えた場合を想定したうえで「その段階には至っていない」という形でまとめています。
「ふぞろい13」でも指摘されていますが、A社長がどんな組織再編を当初検討していたのかは定かではありません(=つまり私は「勝手な思い込みをしていたのです!)
権限委譲についても、親族である副社長や専務が相応の裁量を持っている中で、社長が「大所高所から目配り」しているわけですし、意思決定はすでに迅速だとも評価できますよね。
意図が伝わらず、伝えたかったことも「支離滅裂」なダメ答案の見本です。
ふぞろい流採点結果は10点ですが、もっと低い点数しか入っていないかもしれません。

機能別組織を維持するメリット(専門性と効率性、社長が大局的に意思決定できること)を正面から取り挙げるのが王道な対応でしょうね。

ふぞろい流採点基準に思うこと

ふぞろい流採点基準を参考に3枚の答案を評価してみましたが、いかがでしたでしょうか。

以前「ふぞろい」の活用方法をかーなが紹介した際、「「キーワードが正義!」と思い込んでしまうと、人が読んでわかりづらい答案を書いてしまうリスク」があると指摘しています。
この点については、キーワードの「使い方」に起因する部分が大きいと考えていますが、ふぞろい13事務局長うえちゃんの記事が非常に参考になります
(参照:11代目かーな「中小企業診断士二次試験 「ふぞろい」どう使う?」)
(参照:うえちゃん「ふぞろいな合格答案の「不完全な部分」について」)

ここで、たろさんの再現答案で得点開示結果とふぞろい流採点結果に乖離が生じた理由について触れたいと思います。
解答内容を踏まえたうえでの私の仮説は、「たろさんは再現答案よりも上出来の答案を本番で置いてきていた」。
これは「答案を再現する」という行為の限界でもあるのですが、答案提供者の再現率には当然バラつきがあります。
今回分析対象となった290枚の答案には、ノイズ(実際の出来との上下の乖離)も含まれていたでしょうから、そうした中での採点基準作りには頭が下がる思いです。

一方で、いくらキーワードを提示できていたとしても、因果関係がわかりにくい答案だと、その意図が採点者に伝わらず、実際には加点対象とならなかった例もあることでしょう。
ふぞろい流採点基準は、因果関係や多面性の観点から「切り口の上限キャップ」(「MAX●点」という部分)という形で反映しており、採点基準として完璧ではなかったとしても、真に迫っていると私は考えています。
(参照:はるか「一次試験を受けられる方へ+ふぞろい編集後記」)

うえちゃんも指摘しているとおり、大切なことは「思考プロセス」であり、基準に沿って得点できたかではありません

多くの受験生が着眼できた点に自分が気づけたか

自分が引っ張ってきた解答要素は十分に多面的であったか

その点について振り返りながら学習するために、「ふぞろい」を活用いただければと思います。
そして、深い考察がギッシリ詰まった特集企画も、必読のコンテンツです。
時間がなくて企画部分を読んでいなかったという合格者の話も耳にしますが、受験後に気づいて大抵後悔されています。
ぜひ一度しっかりと時間を取って、企画記事に目を通されることをオススメします。

今日のまとめ

① 他の合格者や受験生の答案との横比較、その妥当性検証に役立つのが「ふぞろい流採点基準」
② 思考プロセスを鍛えるために「ふぞろい」を使おう!

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

Follow me!

【となりのふぞろい】ふぞろい13で採点してみた(R1・事例Ⅰ)”へ3件のコメント

  1. ケリー大佐 より:

     残り一か月、とにかく必死に過去問の回転数を上げ、自分なりの復習をきっちりやりこむしかないのかな。 という思いです

    1. いけちゃん より:

      ケリー大佐さん

      お気持ち、よくわかります。
      特に予備校が出している「模範」解答は、特定の着眼点に基づき(意識的に多面性を排除してクリティカルだとカンガエラレルポイントに絞って)、かなり踏み込んだものとなっているケースが多く見受けられます。
      参考書を読めば誰でも導ける解答を模範だとすると、注目してもらえないからではないかと推察しています。

      予備校の解答も、合格者の再現答案も本来「模擬答案」に過ぎません。

      それでも、ご自分と似た解答をS評価の合格者がしていたなら、まずは試験当日に「戦える!」という自信をお持ちになってよいかと思います。

      そのうえで、残された一ヶ月で「解答プロセスにムリムダムラがないかしっかりと見つめ、解答品質の安定化を図ること」が大事かと思います。
      体調に気をつけながら、最後の総仕上げ、頑張ってください!!

  2. ケリー大佐 より:

     いけちゃんさん

     今日、令和元年の事例Ⅰを初めてときました。

     解き終えて、LECの模範解答を見ると、あまりにも大きく外れた解答に落ち込み、この試験はもう無理だ、、、、と思いまいた。

     そこで、道場を探ってみるとこのページを見つけて読んでみると、ここに乗っているみなさんも、模範解答とは大きく外れていることにも気付きました。

     さらにいえば、自分が、S評価のたろさんの解答にも似た解答を書いていることにも驚いています。

     いったい、この試験はなんなんだろうか、、、 特に事例Ⅰに限っては、わからん。

     と、感じています。

     結局、過去問をやりこんで、やりこんで、できるだけ模範解答に近づける努力をしていれば、模範解答ほどの解答は書ききれないけど、ポイントを押さえられていることになっているという事なんでしょうかね??

     模範解答、、、、、っていったい、、、

     これが、試験後に、絶対不合格だと思っていたけど受かっていてびっくりした人が多い理由なんでしょうかね???
     

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です