2019年一発合格道場 勉強会レポート in東京

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一発合格道場10代目勉強会in東京にご参加いただいた方、ありがとうございました!無事勉強会が開催できた安堵感と、皆様と一緒に勉強会コンテンツを作れた達成感でいっぱいです。さて、今日はその東京勉強会のレポートをお送りいたします。

改めまして、どーも、そーやです。

一発合格道場の東京メンバーでは初めての勉強会ということもあり、どれだけ参加いただけるか不安な部分もありましたが告知からほぼ一日で満員御礼となりました!参加いただいた方は二次に対する意気込みが強く、欠席なし!遅刻なし!忘れ物なし!と素晴らしい方々ばかりでしたので、運営側もスムーズに進めることができました。本当にありがとうございます。

勉強会のスケジュール

9:30 – 9:40 勉強会開始!本日の説明
9:40 – 11:35 事例Ⅰ ポイント講義&グループディスカッション
11:35 – 12:05 休憩1
12:05 – 13:40 事例Ⅱ ポイント講義&グループディスカッション
13:40 – 14:05 休憩2
14:05 – 16:00 事例Ⅲ ポイント講義&グループディスカッション
16:00 – 16:15 休憩3
16:15 – 16:45 事例Ⅳ ポイント講義
16:45 – 17:00 勉強会終了!撤収

丸一日、密なスケジュールでの勉強会でした。試験本番でも9:40から17:20までの長丁場となるので、本番に向けた体力づくりにもひと役貢献できたのではないでしょうか。

ポイント講義

グループディスカッションを始める前にぐっちより、各事例のポイントについて説明してもらいました。ぐっちのポイントをまとめたファイナルペーパーに関する記事はこちらこちらから。各事例ごとにポイントを押さえたら、ディスカッションスタートです!

グループディスカッション

参加した受験生には、事前に平成30年度の事例Ⅰ~事例Ⅲまでを解いてもらってそれをベースに議論を交わしました。

各設問ごとに10分間ディスカッションをして解説、また10分間ディスカッションという流れで行いました。

グループディスカッションでは、各班に道場メンバーも参加させてもらって一緒に議論を交わしましたが、道場メンバーはおまけのような形で参加者主導で白熱した議論をしていました。参加者個々人が主体となって自分の解答の意図や、他の方の解答のいい着眼点などを議論し、自分になかった視点や解答の切り口などを吸収してもらったように感じます。

また今回が初めての二次試験受験という方も多かったため、去年の本試験を受けているときの体験談なども交えて設問への向き合い方について議論させてもらいました。

事例解説

グループディスカッションが終わってから、なおさんより設問の解説により各設問を締めてもらいました。
特に意識するのが、「出題の趣旨」のところです。二次試験では解答が発表されない代わりに、試験問題の趣旨が発表されます。その趣旨で、試験の作問者である試験委員の求める解答内容が推測できます。解答としては与件文からのキーワードや一次試験での知識で上手く構成されていても、試験委員の趣旨に沿った内容でなければ得点の伸びは期待できません。そのような試験委員の意図を上手く汲み取れた解答かどうかの視点も踏まえて解説をしてもらいました。

また特に印象に残った解説としては、平成30年事例Ⅲの第3問である、C社の生産計画策定方法と製品在庫数量の推移(図1)を分析して、C社の生産計画上の問題点と改善策を述べるところです。

さすが本業で製造管理に携わっていたこともあり、生産稼働日の横軸と在庫数量の縦軸の関係性を簡潔に説明する様は、受験生と一緒に聞き入ってしまいました。シンプルに在庫変動が大きいのであれば生産間隔を一定にして整えること、過剰在庫となっているのであれば生産ロットを見直すこと。

事例Ⅲは「当たり前のことができていないケースが多いので、当たり前のことをやるようにするのが大事」とよく言われますが、まさにその通りの解説でした。逆に難しく考えすぎたり、在庫のキーワードがでたから条件反射的に定期発注・定量発注の内容を書いてしまうと全くの的外れになってしまいます。参加者の解答の中にはそんな罠にハマった方も居たため、とても参考になったのではと思います。

事例Ⅲは思い入れも強かったせいか少しタイムオーバーにもなりましたが、そのおかげで午後の疲れる時間帯でも勉強会の熱気は高いまま維持されているように感じました。

 

最後は参加者と写真撮影で終了です!

 

最後に

今回の一発合格道場勉強会にご参加いただき、改めてお礼申し上げます。
道場の勉強会コンテンツというのはほとんど実例がないため手探りの状態で始めた部分も大きく、参加いただいた受験生の皆様が満足してもらえるような内容となるか不安の部分も大きかったです。他団体での勉強会や有志での勉強会と比べて何が差別化できるものなのか、一発合格道場として何が提供できるのか、メンバー同士でも色々な意見が出ました。

それでも勉強会を通して受験生に何か貢献したい!という思いから開催させていただきました。

勉強会について、こんなところが良かった、ここを改善してほしい、参加できなかったけどこんな勉強会だったら参加を検討したいかも、などご意見があればコメント欄に頂ければと思います。

私自身は去年一度も勉強会というものに参加したことがありませんでした。自分の解答を人に見てもらうのが恥ずかしかったり、自分の知識レベルでは他の人の足をひっぱってしまうのではないか、という不安が強かったからです。ですが、今回運営側となって初めて勉強会に参加しましたが、参加者同士でお互いを尊重しながら率直な意見を言い合い、自分になかった視点を共有してもらう場というのはとても良いものだなと感じました。もし去年の時点で勉強会がそんな場所だと知っていたのなら、一度くらいは参加したかったかもしれません。

今回の勉強会は道場メンバーだけでなく、勉強会参加者が一体となって作り上げることが出来た場だと思います。

本当にご参加いただきありがとうございました!

そして皆様が二次試験に合格することを切に願っています。特に勉強会に参加いただいた方はきちんと解答も作れていて、出題者の意図も理解され、中小企業診断士の視点から助言(解答)が出来ているハイレベルな方々ばっかりでした。絶対合格できると信じています!ぜひ二次試験後の事例Ⅴ、Ⅵ(と称した打ち上げ)や口述対策でもお会いしたいと思います!

 

以上、そーやでした。

 

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2019年一発合格道場 勉強会レポート in東京”へ19件のコメント

  1. いけちゃん より:

    遅くなりましたが、勉強会では大変お世話になりました。
    互いの解答にツッコミを入れ合うというのは、自分の解答に絶対の自信がない以上、「俺が言っていいのかな…?」というような逡巡があるものだと思います。それでも、道場メンバーの皆さんのサポートで議論が回り始めると、発言がしやすい雰囲気になりました。
    また、他の支援団体の勉強会にはない点として、「設問間に行う解答解説」、これが頭の整理に非常に参考になりました。

    互いの答案の共通点や差異を議論の中であぶり出していく中で、独習ではたどり着けない深さで、解答の方向性を探ることが出来る点が勉強会の良さだと思っています。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

    道場メンバーの皆さんのボランティア精神で成り立ったものだと思いますが、今後も定期的に開催していただけたら大変ありがたいです。

    1. soya より:

      いけちゃん、コメントありがとうございます。
      貴重な機会として捉えて頂きありがとうございます。設問間の解説は場も締まる感じがありますし、道場の勉強会の定番としてはありかもしれないですね。今回はなおさんに多大な準備をして貰ってるので簡単にはマネ出来ないところですが。。
      ぜひ本番まで頑張って下さい!

    2. ぐっち より:

      いけちゃんさん、コメントありがとうございます。解答の方向性を探る機会として活用いただき、嬉しく思います。ディスカッション+解説という形式がお役に立てたようで、良かったです。本番に向けて頑張ってください。応援しております!

  2. かつみ より:

     先日の勉強会ありがとうございました。他の受験生の意見や考え方を知る良い機会を提供いただきました。また、ぐっちさんやなおさんには丁寧な説明、解説もいただき、本当に貴重な時間でした。
     一点だけコメントさせていただきます。これは初対面の人で行う勉強会では必ずあると思うのですが、お互いが遠慮して他の人の答案の問題点をなかなか指摘できないということがあります。私もその一人で、なかなかむつかしい課題だと思います。
     そんななかで、たっつーさんに入っていただいたときに、”これだと何を言いたいか伝わりません”と率直に言っていただき、自分の頭の中では分かっていても、それを他の人が分かるように文にしなくてはいけないこと改めて分かりました。最近、与件分を要約して、なるべく多くの要素を盛り込もうとしているのですが、要約の仕方が悪く、分かりにくくなっているようです。そのため、予備校の演習でも昔より却って得点が伸びなくなってきていました。与件分に寄り添い、分かりやすい文章を書くように注意したいと思います。この重要なことをあらためて気付かせていただいたこと、たっつーさんには本当に感謝しています。
    道場の方々にとっても貴重な連休中に、わざわざ時間を取っていただき、本当にありがたく思います。あらためて、ありがとうございました。

    1. soya より:

      かつみさん、コメントありがとうございます。
      与件文からの抽出や解答テクニックを使って書くと自分の言葉じゃなくなって、意味が分かりにくくなるときもありますね。どんなに解答要素が詰まっても採点者に伝わらなければ点数になりにくいと思います。今回の気づきを大切に本試験まで頑張って下さい!

    2. ぐっち より:

      かつみさん、コメントありがとうございます。勉強会が気づきの場になったようで、大変嬉しく思います。採点者の方には解答の文面でしか伝えることができませんので、おっしゃる通り、他の人が分かりやすい文章、というのは非常に重要です。是非、意識しながら、解答の精度を高めていただければと思います。応援しております!

  3. トーベ より:

    勉強会に参加させて頂きありがとうございました。
    道場の皆様や同じ受験生の方々と色んな話ができて本当に良い機会でした。
    また、三連休の初日にもかかわらず、勉強会を企画いただきお忙しい中準備くださり本当にありがとうございました。

    独学で過去問をひたすら解いてきましたので、なおさんの解説、ぐっちさんのFP説明はとてもためになりました。
    今はまだ時間内に全ての設問の回答が作れず、試行錯誤している段階ですが、勉強会で得たことにたくさんのヒントが詰まっているように感じています。

    本番まで諦めずに愚直に取り掛かりたいと思います。

    また、事例の間に色々と質問させて頂き勉強の仕方など疑問を解決できました。
    日頃の疑問は尽きませんので、またお話しを伺える機会があれば嬉しいです。

    事例の間に

    1. なおさん より:

      トーベさん、コメントをありがとうございます。お役に立てた様で何よりです。嬉しく思います。

      まだ時間内に終わらないとのことですと、私の以下の記事がお役にたてるかもしれません。
      https://rmc-oden.com/blog/archives/110959

      夏セミナーでも同じコンテンツをプレゼンしていますので、参加されていないようであれば動画も検討いただければと思います。

      私もそうでしたが、ここから実力が急激に伸びてきます。「学習面積(時間×質)」を意識しつつ、頑張っていきましょう。
      応援しています。(^-^)/

    2. ぐっち より:

      トーベさん、コメントありがとうございます。良い機会となり、また解説や説明がお役に立てたようで、嬉しく思います。他の参加者の方の解答プロセスの考え方や解答フレーズ等、使えそうと感じたものは、うまく活用いただければと思います。
      今後も二次試験本番に向けて、試験対策の記事をお届けできればと思いますが、疑問点など出てきましたら、記事の内容にこだわらずご質問のコメントをいただければと思います。合格に向けての学習、応援しています!

  4. jaguar より:

    先日はありがとうございました。

    独学で試行錯誤している自分にとって、他の受験生や合格者の意見や考え方を学べるこの上ない貴重な体験でした。
    また、丁寧な解説や頂いた資料など、予備校の講義や市販の参考書に勝るとも劣らない充実した内容だったと思います(これで2000円は安すぎる!)。
    なかなか得体の知れなかった「2次試験の本質」にまた一歩近づくことができたような手ごたえを感じることができました。

    強いて改善点を挙げるとすれば、ディスカッションで遠慮しあう雰囲気も若干あったので、問題ごとに進行役を決めるなどのルールがあれば尚良かったかもしれません。

    運営にあたっての準備等大変であるのは十分承知ですが、このような機会を再び設けていただけるとありがたいです。

    1. なおさん より:

      jaguarさん、コメントありがとうございます。また講義や資料も過分にお褒めいただきありがとうございます。

      jaguarさんのお役に立てた様で良かったです。

      また、改善点のご指摘もありがとうございます。反省点として刻んでおきます。
      当日は時間が経つにつれ積極的なディスカッションが見られましたが、それも参加者の皆さんに助けてもらったんだなぁと感じています。

      これからもお役にたてるような記事を書いていきますので、後半戦頑張ってくださいね。
      応援しています。(^-^)/

    2. ぐっち より:

      jaguarさん、コメントありがとうございます。よい機会になり、お役に立てたようで、何よりです。二次試験は掴みどころがなく、皆さん試行錯誤されていると思いますが、少なからず手ごたえを感じられたとのこと、素晴らしいと思います。
      ご指摘についてもありがとうございます。運営面について、我々も手探りで準備をしており、至らなかった点があったと感じていますが、高いモチベーションの皆さんのお陰で、良い勉強会にすることができました。
      合格に向けての学習、応援しています!

  5. マサ より:

    勉強会参加できて良かったです。

    H30は予備校の解説などで理解していたつもりでしたが、なおさんの解説はそーやさんのレポートの通り大変わかりやすく、理解が広がりました。

    また、自分の言葉で説明することの重要性を再認識できました。

    多くの学びが得られる機会をいただきありがとうございました。

    1. なおさん より:

      マサさん、コメントをありがとうございます。
      お褒めいただき光栄です。嬉しく思います。
      皆さんの解答を拝見しながら、アドリブで小規模白書の地域連携の話をしたり、事例Ⅲの解説を厚くしたらだいぶ時間が押しちゃいました。(^^;
      ここからが本当の勝負の時期です。頑張ってくださいね。
      応援しています。(^-^)/

    2. ぐっち より:

      マサさん、コメントありがとうございます。勉強会が学びの機会に繋がったようで、大変良かったです。解説や他の方の解答から得られた気づきを、自分のものとしてうまく活用していただければと思います。合格に向けての学習、応援しています!

  6. はる より:

    この度は大変貴重な時間をご提供いただき本当にありがとうございました。
    解答にたどり着くまでの明確なプロセスを体感でき、暗闇に一筋の光が見えた気がしました。
    また、参加者の皆様にも話を伺うことができ、苦しんでいるのは自分だけではないということを知ることができ、改めてがんばろうと思えました。
    ここまですばらしい会がひとり2000円…だと…!?
    利他の精神も見習います。
    良い結果を報告できるようがんばります。
    本当にありがとうございました。

    1. なおさん より:

      はるさん、コメントいただきありがとうございます。
      参加者の皆さんとお話しする時間が少なかったので「お役に立てているのか?」と一抹の不安を抱えながら進行していましたが (^^; 、お力になれた様で良かったです。
      2次対策もちょうど折り返し地点です。ここからが実力が伸びていく時期になります。(私の実感だと、ここまでが4で、ここからが6のイメージです)
      「学習面積(時間×質)」を意識して、アクセルを踏み込んでいきましょう!
      応援しています。(^-^)/

    2. soya より:

      はるさん、コメントありがとうございます。
      何かしらの気づきを勉強会で持って帰ってもらえて良かったです。去年自分も手探りでしたが、「あれもしかしたらこういうことなんじゃないか」という気づきの積み重ねで徐々に自信を持って事例に取り組めたように思えます。二次まであと1ヶ月!応援しています!

    3. ぐっち より:

      はるさん、コメントありがとうございます。少しでもお役に立てたようで、大変嬉しく思います。残り1ヶ月になりますが、是非、過去問を積み重ねながら、解答プロセスの精度を高めていただければと思います。合格に向けての学習、応援しています!

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