【合格体験記】かつてない超短時間(150H)ストレート合格!”omさん”

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おはようございます。ゆうです。

今日から、仕事初めの人は多いと思いますが、診断士学習も順調にスタートできていますか?

 

さて、1月は受験生時代の自分にとって、大きな転機でした。勉強時間が全てではありませんが、

 

1月から月100時間学習をスタートしました(12月までは月50時間)

 

なぜ100時間になったか?というと、

①2次試験の並行学習をスタートしたから

(詳しくはこちら)

②「経済」がチンプンだったから

(救世主は石川経済)

 

合格の秘訣は人それぞれですが、自分の場合は、勉強時間は力となり自信になりました。

 

だけど、だっけっど。

今日の合格体験記は、私とは対極にあるような、超!超!短時間です。

 

「超短時間で合格なんて、なんか許せない」
「どうせめちゃくちゃ頭がいいんでしょ?」

 

と、シャッターを降ろしてしまうのではなく、

 

超効率的な学習方法から、何を自分は取り入れられるのか?

 

今年合格を目指すあなたには、ぜひ、そのような視点になって、読んでほしいです。

では、どうぞ!

==========ここから体験記==========

(0)受験生情報

名前(HN):om
年齢:30歳

 

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

ソフトウェアIT企業で金融機関向けに提案型システム営業をしており、銀行の方々で診断士持ちがおられるので資格自体は知ってました。

たまたまお客さんとの話でこの資格の話になり、下記に記載しておりますが自分のスキルと照らし合わせると非常に取りやすい資格ではないのかと考えて、昨年12月から勉強を開始しました。

 

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意・不得意科目

応用情報処理技術者(情報免除)
日商簿記1級

また元々2009年〜2011年まで公認会計士の勉強もしてました。
財務会計が全くできず短答式1次は4回全て落ちるくらいの出来でしたが、今回の試験で法務はこの勉強が活きた形になります。

得意科目:財務、法務

不得意科目:なし

 

(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット

独学。

6月TAC一次模試、8月TAC二次模試を利用。

学習法にも書きますが、一次はTACスピテキと過去問のみ。

 

iPad ProとApplePencil を利用した勉強が非常に自分にあっており、購入した書籍はすべてPDF化して、アプリ「GoodNotes4」にて書き込み、閲覧を行う。

iPadを持っていけばどこでもすべての勉強ができることが強みで、仕事柄出張がとても多いため大変重宝しました。

 

また、スマホでも「GoodNotes4」は利用できるため、テキストの読み込みや試験直前の最終確認はスマホを利用してました。

特にファイナルペーパーを別途作らなくても直前対策はできる点がよかったです。

 

独学のメリットは自由に勉強できるデメリットはペースメーカー不在と賛否はありますが勉強仲間ができにくいことでしょうか。

 

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

一次、二次とも一回ずつ。


勉強開始は2017/12~

途中、高度情報処理試験の安全確保支援士(2018/4受験、不合格)の勉強や超絶繁忙期(3月~6月中旬まで)のため、診断士の勉強も中断しながらの受験でした。

 

勉強時間の確保の仕方は、出張移動の新幹線の中、職場近くのドトールに行く、社内のときは朝の10分程度や昼休み中などを利用してました。

 

ただ新幹線の中は予想以上に揺れるため、書くことには向いてなく、また私自身が乗り物酔いしやすいために読むのも10分読んで、休憩、みたいなサイクルでやってました。

 

また問題演習は一切やらず、読むか考えるだけでしたので、上記の短い時間でもそこそこの質は保てたと思います。

 

勉強時間
一次試験が120時間(ブログ読む時間除く)
二次試験が20時間~30時間(同上)
くらいです。

 

もし過去問演習や予備校の問題を解く勉強法も入れているのであれば、もっと演習用の時間を確保する必要があるかと思います。

 

(5)合格までの学習法

① 一次(本番の得点、横に勉強時間を記載)

(a) 経済学(本番68点) 15h+直前一週間
6月のTAC模試は40点でした。

 

1発目の科目でもあり重要視していました。基本は過去問をテキストの章ごとに分類し、さらにABランク以上とCランク以下(TAC過去問参照)に細分化したもので勉強してました。

 

なお私は知らない問題を解くのが苦痛で、さらにその復習はもっと苦痛に感じるという、勉強の基礎的思考が出来ない人間(過去は振り返らない型)でしたので、いきなり解説を見ながら問題を解くようにしました。

 

そうすれば見直すときも自分が書いた内容だからすっと頭に入り、それを本番までは読み直すことだけやりました。

 

また、傾向などを考えた結果、ABランク以上しか原則解かないのと、ミクロは消費者行動と市場均衡、マクロはISLM分析、あと経済理論が正答率も高く出題も多いのでそれを中心に読む(過去問の暗記)ことで勉強時間を効率化させました。

 

(b) 財務(本番52点) 14h
6月TAC模試64点。

 

過去問5年分を解いて60点〜70点が出来ていたので、ざっとファイナンスを読むだけで本番を受けました。が、撃沈。まあ他の科目に勉強時間や記憶のキャパを充てられたので良しとします。

 

(c) 経営(本番56点) 20h
6月TAC模試は32点。

 

ある種1番力を入れませんでした。午後一の眠くなる時間帯の試験であると模試を受けて感じたので、90分間完全に集中できる様にする当日のコンディションが1番大事だと思いました。

 

結構言い回しが複雑だったり、関係詞はどの単語を指しているのか注意しないとケアレスミスが発生する科目かなと思います。

 

そのため勉強は労働法とマーケティングのみ過去問3年分を解説転記し、経営戦略と組織論はテキストの流し読みだけで対応しました。(時間もあまり取れなかったため)

 

なお、労働法は法律のため知識が無ければ解けないため、マーケティングは比較的ABランクが多かったので費用対効果が高いと判断したためです。本番は運営と併せて6割越えればいいと思っていたので、56点は非常に上手く取れたと思ってます。

 

ちなみにテキストの読み方で最初から意識していたことが一個だけあり、テキストの記載内容の中でもさらに重要度を分けて読むようにしてました。

 

重要度は、道場の過去記事にある「ふうじん」氏のスピテキ斜め読みを参考にさせて頂きました。スピテキの章の中の項番ごとに重要度を振り分け、またその中でも最重要キーワード(オレンジ)、重要キーワード(黄色)、時間があれば読むワード(青)みたいな感じでマーカーで引き分けをして、読み飛ばせるように工夫しました。

 

結果、スピテキを読む場合は1章あたり5分くらい、1冊だと15分かからないくらいで読むようにしており、少しでも時間が空けば1章読むかぐらいの気持ちでした。運営の勉強も同様のやり方です。(そのため3~5分程度の本当の隙間勉強時間はスタプラに記録してないです)

 

(d) 運営(本番79点) 25h+直前一週間
6月TAC模試は53点。

 

1番力を入れました。馴染みも無かったですし、やった分だけ点数が伸びそうな感じだったので。勉強法は経済と同様に過去問での解説転記。ランク分けはABCDEと分け、ABは重点的に、Cは論点ごとに、Dは補足知識としてのです。

 

これらは年度ごとに全て書き込みをして、何回も読み直しました。なお過去問は「生産管理など全般」「店舗」「物流」の3つに論点分けを行い、それぞれをセットにして読み直しをしたことは非常に点数に結び付きやすかったと思います。

 

(e) 法務(本番56点+8点) 7h+前日
6月TAC模試は28点。

 

前述のとおり会計士の勉強で会社法をやっており、設立や譲渡制限株式、株主総会や代表者訴訟などの条文は大体暗記していたため民法と知財、過去問中心の勉強で対応できました。

 

民法の特に相続関連を大体暗記し、知財は過去問に解説転記しながらテキストを読み返すことを繰り返してました。知財は厄介でしたが、なんとか短期的な暗記で凌げました。

 

(f) 中小(本番71点) 8h
6月TAC模試未受験。

 

勉強開始時期は本番10日前からです。中小企業政策はchikaさんや先代の記事とYouTubeのほらっちチャンネルを見て暗記しました。一応過去の傾向から重点問題を自分でピックアップして、それを中心に暗記してます。

 

中小企業経営はよく分からなかったので、白書のグラフでそれっぽいやつを道場の記事(過去も含めて)を参考に20個程、情報免除の時間帯で暗記しました。

 

結果、経営は20点後半、政策は40点ちょいの合計71点でした。

 

正直、経営の方は勉強をがっつりやるとドツボにハマるかなと思い、戦略的に今年は勉強しませんでした。政策+カンで足切り回避を狙ってました。

 

②2次
1次試験初日を受けるまでは、今年2次を受けるとは思ってなかったので、全く対策も勉強法も考えてませんでした。試験後1週間の間で、TAC通信、MMC通信なども考えましたが、結果独学にしました。

 

理由もそこまでちゃんとしたものではなく、2年以内に受かればいいかなと思い今年は様子見しようと思ってました。また1次もそうですが、通信通学は予備校のペースで勉強せざるを得ず、かつ仕事も9月は繁忙期のために消化不良になると思ったためです。

 

購入テキストはふぞろい、TBCテキスト、全知識の3つですが、TBCは3割程度しか、全知識は全く使いませんでした。(勉強時間が無かったため)

 

手始めに、2次は採点基準が不明瞭であること、出題内容も絞りにくい(ヤマを作りにくい)性質のため、どのように解答を作れば採点者に嫌われにくいかを考えた勉強をしました。

 

今回の短期合格の決め手になったは、だいまつさんの超高得点〜の記事だと思ってます。

 

80点台の方と50〜60点の方では構成力が大きく異なることと、他の方で取れているであろうキーワードが漏れていても高得点だったこと、この2点を解説頂いたことが2次を受けるにあたり重要なヒントとなりました。何度かコメントでアピってましたが、この場を借りて再度お礼申し上げます。

 

個人的見解ですが、通常の企業診断と同様にこの試験に答えなんてのはないんだと思ってます。ただ少なくとも

 

「1.経営者の方と対等に話せる程度の知識」と、

 

「2.経営者にこちらの提案(提言って言い方は上からな感じがして個人的には好きではないんですが)を納得いただけるような文章構成力」

 

そして

「3.事例の企業の今までの取り組みや努力を最大限に理解した上で次のステップに進めるような提案力」

 

これが分かるような解答が好まれる=点数が相対的に高くなる、ものなのかなと思います。

 

文章構成力も大層なものではなく、主張とその理由がきちんと記載されていればいいと思います。DNDKとかはその通りだなと。ただ、「てにおは」などの助詞含め細かな気遣いができた方が、より読み易くなる文章だと思ってます。

 

そのため、ふぞろいを見ているとキーワード採点は「1.知識」「3.与件抜き取り型の今までの取り組み」が明記される解答になるため、点数にしやすいですが、「2.の文章構成力」は無視している(得点には関係ない)ため、その書き方はだいまつさんの記事で補完しました。

 

私の戦略としては、与件文からのキーワード抽出と何を主張しているか出来るだけ分かりやすく書くことを意識して取り組みました。

 

それでも実際に勉強した内容は、ふぞろいやだいまつさんの記事の前年受験生の解答を丸写しするだけで、解答丸写しの後に与件文を再度読み、なぜその考え方や解答に至ったかを考える手法を取りました。それプラスTBC抽象化ブロックシートの暗記と事例Ⅳ財務分析を5年分くらいです。

 

なお事例Ⅳは1次の財務と同様にあんま力入れませんでしたが、計算は第1問と第3問は完答、第2問は半分程度当たったのでいい方向に働いたと思います。小数点以下で割り切れないときは焦りましたが。

 

なお余談ですが、問題演習が苦手なために二次試験形式で問題を解いたのはTAC模試1回のみでしたが、タイムマネジメントは大体予定どおりいきました。その理由としては、情報処理試験をよく受けていたため試験慣れしていたところが大きかったと思います。

 

文章の読むスピードと、自分の100文字あたり何分で書けるかが分かれば、そっから逆算して思考時間を決定できます。1問あたり何分考えていいかを試験中常に意識し、その時間内に手ごたえ3割でもいいので解答を行いました。

 

読む時間や書く時間は訓練してもそこまで劇的に早くなる訳ではないですので、思考時間が短くなるように5W1Hと診断士の勉強で知ったDNDK(誰に何をどのように効果)をベースに考える訓練はしてました。

 

また、時間ロスや解答用紙が汚れるのが気持ち悪いので、極力消しゴムは使わないようにしたかったですが、事例Ⅱと事例Ⅲで共に丸2問ほど書き直しを行いました。

 

(6)学習時・受験時のエピソード+(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

この道場ブログにお会いしたのは、独学で勉強しようと思い情報収集していたちょうど一年前のこの頃だと思います。先代からの大量の受験体験談があり、一番初めに「未合格体験記」をすべて読みました。

 

この試験を受けるにあたり何が足りなかったのか、非常に苦悩されて書いていただいたんだと思いますが、その情報が、全く何も知らない受験生である私にとっては貴重な情報でした。

 

今回こうして「合格体験記」を偉そうに書かせていただいておりますが、どんな他の受験テクニックの情報よりも「未合格」の原因がわかる記事が一番有用だと思っております。

 

長ったるい文章のほんと終わりに書いといてほんとアレですが、これから勉強を始められる方は「未合格体験記」を読んでから、自分はどうすれば診断士試験をパスすることが出来るのか考えていただくことが、一番の近道かなと考えております。

==========ここまで==============

 

学習能力が高い上に、これまで様々な試験に戦い慣れしている様子のomさん。

正直、誰しもが真似できない。いや、真似しちゃいけない笑、くらいに超効率化を追求した学習方法ですね!

 

冒頭にも書きましたが、さぁ、あなたはこの合格体験記から何を取り入れますか?

「ITを活用した勉強方法」「ABランク重視の学習」「2次試験の攻略法」「未合格体験記活用」

何か一つでも、具体的に取り入れるアクションが生まれたら、嬉しいです。

 

omさん、どうもありがとうございます!

明日以降もまだまだ受験体験記が続きます。お楽しみに!ゆうでした。

 

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