受験体験記を書いてみる?
おはようございます、8代目のたっしーです。
本格的に寒くなってきました。早いものであと一か月もするとクリスマス~年末年始になるんですね。1年はホントに早いと実感します。
昨年は、ほとんどが通過すると言われた口述試験の結果が年明けだったため、なんとなく落ち着かない年末年始を過ごしていました。今年は口述試験も含めた2次試験の発表が年内にあるので、安心して過ごせることが羨ましいです。
私個人としては、昨年の合格発表前に大阪天満宮でのおみくじで「凶」を引き、新年早々に周囲の人にイジられたことが・・・いい思い出です。
また本日は大阪での「事例Ⅵ」が開催されます。東京での事例Ⅴ同様にやりきった皆様とお会いできることを楽しみにしています。
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さて本題に
試験勉強を通して、思い出に残る体験はありますか?
私は2次筆記前に、勉強するきっかけにもなった上司へ試験勉強をしている点、1次を通過し筆記試験を受ける点、ストレート合格を狙っている点を打ち明けた時のことです。周囲に秘密で勉強をしていましたが、2次筆記試験の会場では(喫煙所で)間違いなく上司と出くわすため、さすがに事前に打ち明けることにしました。その時は驚きながらも、私が勉強していることを喜んでくれ、応援してくれたことを思い出します。
そんな思い出は別として・・・昨年の私は発表が近くなったこの11月末頃から、来年度の備えとして自分の受験時代の振り返り(=体験記の執筆)を徐々にスタートさせていました。理由は大きく3つほどあります。
- 不合格が確定してからではやる気になれない
- 自分の歩みを客観的に見たかった
- 来年度受験する際にとても貴重な材料になる
合否が確定してから執筆しようとする方も多いと思いますが、私はニュートラルな気持ちで自分を見つめなおせる、この時期をお勧めします。結果が合格であれ、不合格であれ、自分の努力や歩みに変わりはないですし、前回の記事でも書いた通り、この振り返り作業を通じて驚くほどの成長を感じることが出来ました。また不合格になった際、そのさんも記事にしていた敗因分析を行い、来年度に向けてPDCAサイクルを回すためにはとても重要な情報になります。
私は運よく合格となったのでそのまま合格体験記として送付しました。タラレバ言ったらキリがありませんが、もし不合格になっていたら、この時の振り返りの情報が次年度の鍵になっていたことは、間違いないと思っています。
思えば私が受験勉強を開始した際、この道場での受験体験記にはお世話になりました。昨年こばさんも記事にしていましたが、合格された方の記事だけでなく、不合格になった方の記事にも大きな価値があり、私はとても多くのことを学ばせて頂きました。
今年も12月頃に体験記を募集します。合格された方だけでなく不合格になってしまった方も、たくさんのご連絡をお待ちしています。
落胆と失敗は、人を確実に成功へ向かわせる二つの試金石である。この二つを自発的に研究し、何か今後に役立てられることを掴み取ることができれば、これほどプラスになるものはない。過去を振り返ってみよう。失敗が成功の助けになった場合があるはずだ
これは「人を動かす」の著者として有名な、アメリカの実業家、自己啓発作家でもあるデール・カーネギーさんのお言葉。成功へ導くためには、失敗を研究し多くのことを学ぶことが必要だとする、強いお言葉。
私は「自発的」に行うことが、とても重要だと思っています。正直、自分の失敗は早く忘れてしまいたいですし、なんとなくボヤッとしておきたいのが心情だと思います。しかしその気持ちに耐えながら過去から学ぼうとするためには、とても強い気持ちが必要になると思います。
皆さんは診断士試験合格にどんな思いをもっていますか?
時間がある時だからこそゆっくりと振り返りが出来ると思います。強い気持ちをもって、一度お試し下さい。
たっしー
事例Ⅵの開催、ありがとうございました。
たっしーさんのおかげでイベントへ気軽に参加でき、試験へのモチベーションを長期間保つことができました。とても感謝しております。
事例Ⅵは、こんな時期の開催のせいか参加するみなさま個性的で、とても楽しかったです。参加者のみなさまの動機が濃かったので、自分の濃さと比較できるよう体験記を書こうと思います。
たいまつさん
こちらこそご参加頂きありがとうございます。少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです。道場は執筆陣も参加者も個性あふれるメンバーが多いです。
どんな濃い体験記になるか楽しみにしています。良かったら道場へも送付くださいね!