二次試験対策におけるスキマ学習の方法
こんにちは。ロックです。
先日ルナが号外でお知らせした様に、本年度一次試験について、正解の訂正が発表されました。
そしてその後、正解の訂正を取りやめ、全員正解にする旨の告知がなされました。
https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_h29_shiken/H29_1ji_shiken_kokuchi.html
「オイオイ、なんだかグダグダだな…」という感じは否めませんが、所詮自己採点で1マーク足りないだけで諦めるような方はいないと思いますので、合格の確度が一律で上がっただけ…と捉えればよいかと思います。
どうせ本当の点数はわかりませんし、合否は発表の日までわかりません。合格ライン前後の方は一喜一憂せずにやるべきことをやりましょう。
さて、二次試験の道筋、自分なりの攻略法、プランなどはある程度見えてきましたでしょうか?
昨年の今頃の私は…あれやこれや本を買ってみたり、ひたすら過去問を解いてみたり、それこそ道場記事を読み漁ったりしながら右往左往しておりました…。
今日は、その右往左往の中で私が当時悩んでいた、二次試験におけるスキマ学習について書きたいと思います。
皆様お気づきの通り(?)、そもそも選択式だった一次試験に対し、記述問題の二次試験。暗記科目がたんまりあった一次試験に比べ、単純な暗記問題のない二次試験。
スキマ時間にできることが非常に限られると感じませんか?
私はそう感じていました。何かできることはないのか…と考えた結果、私は以下の2つを移動時間やスキマ時間に実施していました。
①一次知識のインプット
ますけんの夏セミナーの内容と被りますが、中小企業診断士の二次試験は「中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、診断及び助言に関する実務の事例並びに助言に関する能力について、筆記試験及び口述試験を行います。」
と、あります。
一方、一次試験はというと「中小企業診断士になるのに必要な学識を有しているかどうかを判定することを目的として、企業経営に関する7科目について、筆記試験(多肢選択式)を行います。」と、あります。
つまり、二次試験では必要な学識を、応用することが求められています。
言うまでもなく必要な学識=一次知識です。
一次試験は選択式ですので、うろ覚えでも選択ができるかもしれませんが、二次試験ではそれらを自ら筆記して、尚且つ、応用しなければなりません。
例えば…組織構造の原則を簡潔に自分の言葉で説明できますか?
これらを空で思い出せるように訓練することを移動中に行っていました。
そのが先日書いた通り、本番で引っ張り出せるようにしておくべき一次知識はさほど多くはありません。
「この論点が来たら、このセオリー(一次知識)!」と、すぐに思いつくようになることが理想です。
※ただし条件反射はだめですよ。設問要求を良く解釈した上でご使用ください。
具体的には、私は予備校講師が覚えるべきセオリーをピックアップしてくれていたのでそれをひたすら覚えていました。
TB〇でも抽象化ブロックシートなるもので同じような取り組みをしていますし、全知識などを活用してもよいと思います。(私は全知識は多すぎて覚える気になりませんでしたが…)
また、先代かおりんのこちらの記事も参考にしてみてください。【二次対策】忙しい人向け!『移動中に一人クイズ大会』でスキマ時間に知識を定着
もし、良いツールが見つからない!という方がいらっしゃれば相談に乗ります!
②設問文の読み込み
まず、昨年の自分が良く道場記事などを読んでいて混乱したので、念のために説明を書いておきますが、設問文とは過去問の「第1問」の後に書いてある文章のことです。
二次試験は聞かれたことに答える試験です。
この「聞かれたこと」にあたるのが設問です。
何を聞かれているのか、どういう風に答えるべきなのか、どの一次知識を使うべきなのか、もしくは聞かれたことを本文から拾ってくるだけなのか…を考えるのが設問要求解釈です。
これらを強化するために私は、設問部分のみを抜き出した設問集を自分で作成し、繰り返し繰り返し設問要求を読み取る訓練をしていました。
一例として、H27までの事例1の設問集をこちらに置いておきますので宜しければ参考にしてみてください。(自分用だったので文字が化けていたりしますが…)
次回は今回少し触れた設問要求解釈について、私の考え方を少し書きたいと思います。
後半、明らかに巻いた感じが出ていますが、本日はここまでです。
ロックでした。
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>ロック様、ITO様、ルナ様
コメント本当にありがとうございます!
そして返信遅れて申し訳ありません(汗)
情報、大変参考になりました!
ありがとうございました。
試行錯誤しながらですが、あと2か月弱がんばります!
>はち様
本当仰る通りですよね。正直ブログとかって広告料等目的なのかなとか邪推していたのですが、ここの方々は本当に応援してくださっている気持ちが伝わってきて、頑張ろうと思わせてくれます!
お互いがんばりましょう!
一次試験敗北のはちです
あとれゆさんの気持ち分かります
ブログ読者という繋がりだけなのに、道場メンバーの方々の親身な励ましがやる気に繋がるところ~‼
解法などのお話のときは大丈夫でしたが、たまにメンタルや応援メインの内容のとき(特にルナさん)、一次落ちてしばらくは、なんでもっと頑張れなかったか~このメンバーの後輩になること諦めたか?と涙出てきてましたよ(今は、大丈夫ですけど)
例えるなら、AKB48のような、資格取得し華やかな世界にデビューし、遠い存在なのだけど、身近にいてくれるアイドル的な感じがしております
現在も、細々毎日勉強中
やさしく書かれた会計や経済、財務の計算問題やってま~す
毎日6時過ぎには、ブログも拝見してますので
はち様
はちさーーーーん、AKB…じゃなくてIGD8のルナです♪
お元気に頑張っておられるようで良かったです (^-^)
合格後の世界、そう、私も受験生の時は華やかに思えました…。
でも実際は、受験生時代よりもいろいろと余裕のない、ジェットコースターの上の人みたいな感じですよ。
そして、自分自身は何も変わったわけでは無いことを思い知らされることが多々あります(汗)
でも…、変わるチャンスは確かに沢山いただけます。
いや、そのチャンスは受験生時代から、もしかしたらこの試験を受けると決めた時から、みんな手に入れているんですよね。
なので、そんな遠くないです。
道場のメンバーもみんな、隣の人ですし、同じ道の途中にいる仲間です。
だからいつも近くで応援しています♪ 泣かないでね(笑)
もう、泣かせないでくださいよ‼
IGD8って、どこの地名と8人か?
しばし、謎解きでしたが、
I→一発
G→合格
D→道場
8→8代目
ですね(笑)
こちら難易度Eか?
いや、間違いなく落としちゃいけないA問ですね
ルナさんのおかげで今日も頑張るエネルギーいただきましたよ!
いつかこのつながりから、皆さんと一緒にお仕事できたら、素敵ですね\(^_^)/
あとれゆ様
コメントありがとうございます。私の記事に限らずドンドン質問していただいて構いませんよ!
大変なお仕事の中の学習、さぞ大変かと思います。まとまった時間があまり取れないのであればスキマ時間はうまく使いたいところですね。
一次知識の強化について有効な参考書とのことですが、思い浮かぶのはブログ本文でも紹介しました「合格者の頭の中にあった全知識」とTBC社(早稲田出版)の「速修2次テキスト」です。
また、各予備校では予備校ごとの「二次対策用一次知識まとめ」のようなものを配布しているようです。
道場メンバーに聞いてみたところ、まず事例を解いて、足りないと思った知識を書き留めて自分用のテキストを作っていたという話もありました。
加えて、一次試験用のTACが出しているポケットテキストが、持ち運びも楽でよいという話もありました。
取り留めがなくなってしまいましたが、参考にしていただければ幸いです。
ロック様
初めまして、記事読ませていただきました。大変参考になりました。ありがとうございました。
1次試験の法務のできがあまりに悪くて落ち込んでしまい、2次試験のスタートダッシュが遅れてしまったのですが、ようやく今ごろになって2次試験の勉強方法を探り始めております(遅すぎですよね;;)
現在予備校等には通っていないのですが、仕事柄、なかなかまとまった時間机に向かう時間が作れず、移動時間や昼休み等のスキマ時間を有効に活用したいと考えております。
ロック様が書かれていた通り、スキマ時間は1次試験の知識の拡充が最適なのかなぁと思っているのですが、もしご存知でしたら、移動などで簡単に持ち運びができ、2次試験に出題されやすいセオリーがまとまっている参考書等があれば、是非教えていただけないでしょうか。(もしくはこの辺りのセオリーを自分でまとめるといい!みたいなアドバイスがあれば是非)
2次試験について、ようやく試験の概要を把握した程度で、素人質問で大変恐縮です。
不躾なお願いかつ取り止めのない長文になってしまい申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
P.S
実は8/6の試験終了直後に一度初めてのコメントをさせていただき、ルナ様とITO様にコメントいただき、大変うれしかったです。この場を借りて(このような使い方をしていいのかわかりませんが・・)御礼させていただければと思います。
あとれゆ様
ルナです。
ご丁寧にありがとうございます!
私たちもコメントをいただけるのは励みになっているのです。
ロックからのコメントにもあるように、いつでも遠慮なくお使いくださいね (^-^)
あとれゆさんの取り組みを応援しています!
あとれゆさん
ITOです。
ルナさんもコメントしてますが、こちらもパワーをもらってます!
遠慮なく、気づいたこと、疑問におもったことなど、聞いてみてくださいね。
ちなみに、自分は過去問を2~3年分解いてみて、設問の問われ方の傾向から、なんとなく自分が出題者だったらこの辺だしたくなるな、というあたりを「箇条書き」で整理したノートを作っていました。(ファイナルノートになりました)
箇条書きにするときも、多くても5つ、できれば3つくらいにポイントを整理してました。理由は、回答に盛り込める要素って、おおくても3,4くらいじゃないかな?とおもったからです。要は、端的に伝えるために、ポイントも集約しておくこと、をお勧めします。
ご参考になれば幸いです。
あと2か月、頑張って下さい!