自己紹介&ゴールを見据えた計画を立てよう!

はじめまして。きゃっしいと申します。
本日より、一発合格道場は9代目のメンバーに代替わりさせていただきます。
9代目一同、少しでもみなさまのお役に立つ記事が書けるよう頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

まずは最初に私、きゃっしいの自己紹介をさせていただきたいと思います。(合格体験記はこちら

私は、コンサルティング会社に勤める30代の女性です。
以前は技術職として、コンサルとは無縁の仕事をしていましたが、一昨年(2016年)の4月にコンサルの基礎もわかっていないままコンサル会社に転職してしまい、一通りの基本を身につけるという目的で2016年10月から某大手予備校で勉強を始めました。
自分でも「ちょっとやりすぎちゃったかな」と思うほどがっつり勉強した結果、試験結果は

1次試験
経済 72点、財務 84点、経営 82点、運営 72点、法務 68点、情報 88点、中小 79点
合計545点(学習時間約1050時間)
2次試験
事例Ⅰ79点、事例Ⅱ 78点、事例Ⅲ 67点、事例Ⅳ 56点
合計280点(学習時間約600時間)

という結果になりました。

現在、夫と二人で暮らしていますが、そろそろ子供が産まれる予定でして、今は産休中です。
ですので、妊娠中の受験という若干特殊な体験をしております。
(こんなニッチすぎる情報を必要としている人はほとんどいないかもしれませんが、そのうち別の記事で詳しく書かせていただきたいと思います。)

趣味は飲み会というくらいお酒が好きなのですが、今はとても残念なことにお酒が飲めない身体なので、ノンアルビールで我慢しています。
産んで落ち着いたらお酒が飲みたいです!

また、診断士としては活動の第一弾として、受験生時代にお世話になった先生の縁で、受験中に作ったまとめシートを元に診断士一次試験対策用の参考書を書きました。
私が受験した当時は手書きで作ったものでしたが、自分も受験時代にスマホでずっと見ていて、すごく役に立ちましたので、よろしければチェックしてみてください。
(すみません。ステマというかダイレクトに宣伝です。頑張って書いたのでぜひサンプルを見てみてください!)

 


さて、以上が自己紹介ですが、初回の記事は「ゴールを見据えた計画を立てよう!」をテーマに書かせていただきたいと思います。

ご存知の通り診断士試験、特に1次試験はとても試験範囲が広く、効率的な勉強が不可欠です。
そのために重要となってくるのが、何をどのように勉強するかという勉強の計画や優先順位付けです。
優先順位付けには大きなくくりからブレークダウンしていくと

  1. どの科目をやるのか(1次、2次含めて)
  2. その科目の中でどのような(input/output)勉強をどのような教材を使ってやるのか
  3. どの論点について勉強するのか
  4. どの問題をやるのか

という観点があるかと思います。

個別の観点については次回以降の記事で触れさせていただきたいと思いますが、全ての段階で共通して意識すべきなのが、

ゴールを達成するために、今の時点で何をすべきなのか?

ということです。
このゴールというのは恐らく多くの人が「2018年の中小企業診断士試験に合格する」ということだと思います。
それはつまり、8月の1次試験で420点以上を取り、10月の2次試験で240点以上を取るということです。
(人によっては2次試験のみとか、まずは1次試験の科目合格という方もいらっしゃるかと思います)
そうすると、今日の1日、1時間の勉強が8月と10月の試験の何点に繋がるのか?ということ常に考えた優先順位付けをする必要があります。

特に予備校に通学されている方などは、ついつい目の前の授業についていくのに必死になり、気付いたら試験合格という最終的なゴールを忘れ、目の前の授業の予習・復習に追われているということになりがちです。

もちろん予備校のカリキュラムは、各予備校が合格のために最適と考えるものになっているので、それに乗っかっていけば、ある程度は適切なペースで学習ができるかと思います。
しかし、予備校のカリキュラムはあくまでも多くの人向けに最大公約数を取ったカリキュラムになっていますので、その人のバックグラウンドや勉強の進捗によっては必ずしも効率的ではない場合もあります。
ですので、まずは自分で最終的なゴールを達成するためにはいつまでにどのような状態となっているのが理想なのか、ということをまずはしっかり考えるようにしましょう。
道場の過去記事にも勉強計画の立て方について参考となる記事がたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。

そして、その上で予備校のカリキュラムに乗っかるのが最適だと考えるのであれば、自信を持って予備校のカリキュラムに乗っかればいいですし、自分に不足しているものや合格の可能性をより高めるために追加したいものがあれば追加したり、不要なものは適当に流したりして、8月の1次試験で420点以上を取り、10月の2次試験で240点以上を取るためにカリキュラムを自分なりにカスタマイズしていく必要があります。

そうやって主体的に計画を考えると、目の前の授業に追われるとしても、それが最終的なゴールの達成のための重要なステップの1つと捉えることができるため、1日1日の勉強を大切にでき、より集中して学習できるのではと思います。
もしかしたら、目の前の授業があって大変なものの、実はもう少しだけ+αしておきたいこともあるかもしれません。

私の例で言うと、診断士の勉強を始めた段階で、まずはこの試験に関する情報を収集しました。
そこで道場に出会い、道場の答練重視アウトプット重視からの強固な橋げた、そしてそれを支えるストイック勉強論という勉強方法は自分の過去の経験に照らし合わせてもすごくもっともなものだと思い基本的にこの方針でいこうと考えました。
また、予備校のスケジュールを見てもGWまでに各科目を答練というマイルストンを置きながら進めていっているので、ここは素直に予備校のカリキュラムに乗り、その中で各科目の橋げたをしっかり作り上げようと考えました。
さらに、診断士試験は絶対に1年で合格するつもりでいましたので、最終的な合格に必要な2次試験の方も見てみると、2次試験は正解が発表されず、つかみどころがないため1次試験よりも不確実性が高い試験であるということがわかりました。
逆に1次試験は、範囲が広いとはいえマークシート式の試験で正解もはっきりしており、必要なことを確実にやっていけば問題はないと考えました。
ですので、早い段階で2次試験の対策も行い、実力の底上げをすることで2次試験の不確実性を少しでも減らしたいと考えました。
そうすると、予備校の1・2次ストレートクラスのカリキュラムでは2次対策は不足しているように思え、ここは自分で別途補う必要があると考えました。

そして、まず当面の目標を1次はGWまでの橋げた構築、2次はGWの2次チェック模試の段階で、2次専念組も含めて中の上くらいのポジションを狙う、というところに定めました。
1次に関してこの目標を達成するためには、答練に80点といわず100点を取るつもりで臨む、そのためには事前の予習で授業が終わった段階で一通り内容が理解できた状態になる、と目標をブレイクダウンしていきました。
また、2次に関してはしっかりと得点するためにはまずは解答プロセスの確立が重要だと考えましたので、そのためにGWまでに一通り過去問に触れる、他の人のやり方からもいいところを学ぶ、そのためには勉強会を立上げ、定期的に過去問についてディスカッションする機会を得る、とこちらも目標を1つずつ定めました。
幸いなことに、予備校でも1次試験の段階から2次試験を意識した授業をしてくれる先生に教わることができましたので、そこで教わる1次の段階でできる2次対策を確実にやっていくということも目標に加えました。

以上のように、全体の目標からやるべきことを自分で考え小さな目標に落としていったので、どうしても忙しくて時間が取れないときも最低限やっておかないといけないことと+αでやった方がいいことを区別して、最低限やっておかないといけないことはどうにか時間をひねり出してやるといったように優先順位を自分で決めて勉強を進めることができました。
恐らく、ただ何となく予備校のカリキュラムについていっているだけであれば、特に今くらいのまだ試験まで時間のある時期は仕事が忙しいから、とか他にやりたいことがあるから、などといって勉強が何かと後回しになってしまったのではと思います。

合格から逆算してやるべきことを自分で考えたからこそ、忙しい時でも時間を作ろう、という気力が湧いてくるのだと思います。
ですので、私は自分で考え合格から逆算した計画を作るということはとても重要だと考えています。

もしこれを読んで「自分はどうだろう??」と思った方は、これをきっかけに改めて10月までに何をすべきかということを自分でも考えてみるようにしましょう。
そして、一緒に10月の2次試験までの約8カ月、一日一日を大切に本番目指して頑張っていきましょう!

初回から、書きたいことが多すぎて長文になってしまい大変恐縮です。。。
これからもたぶん長文になることが多いと思いますが、よろしくお付き合いのほどお願いします。

 

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