オレたちバブル受験組

~オレたちバブル受験組~

戦略の失敗は戦術では補えない

はじめまして、今日から9代目の執筆に加わります、「よこよこ」と申します。自己紹介を一言でするならば、

 

「50歳バブル入社組の男、メーカーに勤務中」です。

 

2月1日から始まった実務補習5日間コースも、一昨日13日にクライアント様へのご報告を無事完了しました。

実務補習は、自動車免許でいうなら、路上教習というところでしょうか。短時間で集中してクライアント企業様の外部環境を調べ、内部環境を1~2時間で漏れなくインタビューして、一週間で多面的視点から分析、事業の方向性を提言する。

・・・これぞ、中小企業診断士!これこそ、醍醐味!でした。

正副教官2名+受講生5名のチームは、同じ経験。つまりは診断士試験を通じて獲得した「共通の言語」があるので、驚くべきスピードで診断が進みました。受験勉強の苦労はそのための準備でもあったようですね。

さて、本日の話は、少し戻りまして、今年の1月、口述試験対策の時の話です。昨年、2度目のトライで2次合格してから、某受験支援団体の口述試験セミナーに参加しました。本番の口述試験は、受験者1名に対して、面接官2名ですが、練習では見学者大勢いる中で模擬面接を行います。

口述試験では、最初に名前と生年月日を答えます。私は模擬面接トップバッターでした。

「え~よこよこです。昭和42年生まれ・・・」「え~C社の強みは○○△△であります。え~課題は○△□であります。え~モゴモゴ・・・」

バブル入社組の私は、面接なんて1回受けただけ、緊張しました。さて、続く受験生の口述を参考にさせてもらいましょう。

 

「昭和52年生れ・・」お~10歳下・・さすが氷河期上手だわ・・

「昭和60年生れ・・」お~大学に入った頃だな・・

「昭和64年生れ・・」お~昭和の終わりの日は木島平スキー場にいたなぁ・・

「平成2年生れ・・」お~平成生まれもうすぐ30だよね~

「平成5年生れ・・」 ・・・うちの娘と大差ないやないか~

 

あれれ?? みんな若っ!・・・50代なんて全然いないし・・・

 

と気が付いたのでした。「社会経験を積んだ中高年向けの資格・・・

ってユーキャンに書いてあったよな??」

100人近くいた受講生を見渡しても自分以上に見える人はいないし・・・

某タ団体の勉強会には同年代が多かったのに一体何があった??

というのが合格後に感じた違和感でした。

 

・・・気になったので、早速調べてみました。

(中小企業診断協会発表統計より)

確かに・・・・

2次試験の受験者(申込数)と合格数の構成比率の違いを見てみると・・・

30代は9.5pt増加、逆に50代は7.9pt減少です。う~ん、やっぱり、

そーかー、2次の受験者には、5人に1人が50代だったのに、

合格者は10人に1人に減ってしまったようです。

 

「30代が中小企業診断士合格の旬」なのでしょうか、10人のうち4人が30代、

そういえば周りにも30代とても多いです。

 

こ、これが就職氷河期を乗り越えてきたロスジェネの逆襲か?

バブル世代は、中高年の聖域からも駆逐されてしまうのかぁぁ??

 

・・・ところが、1次では

なんと、1次試験においては、年代別の構成は受験者と合格者に大きな差異はありません。

1次試験で問われる、記憶力や計算力、知識には世代間の差異は無いということになります。

では、この1次と2次差はどうして発生するのでしょうか?

ここに、診断士試験の「秘密」があるのではないと興味を持ちました。

 

さて、前置きが長くなりましたが、9代目執筆メンバー唯一の50代の「よこよこ」の目線から、「旬な」若手執筆メンバーの考え方や環境の違いを観察つつ、この難解な資格試験とどう向きあっていくべきか?戦略を考えていきたいと思います。戦略の失敗は戦術では補えませんからね。

それが、「若者・ストレート狙い」を含めた全世代の受験生に参考なればいいなぁ。

と思っています。読者の皆様の合格まで、どうぞ、よろしくお願いします。

次は、旬な男「きゃず」さんです。

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