二次対策の一次対策における有用性について

==告知==
<4/29は道場春セミナーin東京>です!
5/27は道場春セミナーin大阪>です!
是非ご予定ください。(詳細は後日)
=====

おはようございます。ロックです。

今日から新年度ですね。かく言う私も実は、今日から新しい会社での勤務が始まります。ドキドキです(*_*)

e4257db39c65ea5ec960c3e7c744bf22_s

新しく何か変化がある人も、そうでない人も、ここをまた一つの区切りとして、気持ちも新たに勉強も仕事も取り組んでいきましょう(^^♪

さて、今日は前回お話しした通り、二次対策の一次対策における有用性について書こうと思います。

最初に、昨年の今頃、私はどんな感じだったかというと、一次試験にはある程度目途がついたつもりではありましたが、独学ストレートだったのもあり、「初見の問題にどこまで対応できるのか・ほかの受験生と比べて自分はどうなのか」などが全く未知数でした。従って、5月のLEC模試を、首を長くして待っている状況でした。

その一方、どうしても1年で受かりたかった私は、二次対策も並行して始めだした頃だったと記憶しています。
(余談ですが私が勉強を始めてから、初めてほかの受験生と会ったのが昨年の道場春セミナーでした。)(その挙句、先代を終電がなくなるまで付き合わせてしまいました)

そんな中で、二次試験の過去問に挑戦し始めた私は、「思ったより文章をちゃんと読んでいない自分」に気づきました。
「社内の高齢化が進展している」「市場が縮小している」「△△以外の観点から答えよ」
などなど、解き終わってみれば初歩的なことなのですが、時間制限の中で3ページ以上の分量を読むため、私は大事なポイントを読み飛ばすことが多く、結果として的外れな解答を書くことが多かったんです。

ですので、文章を読んで咀嚼して、企業の実態や市場状況などを具体的にイメージできるように、また設問は何を聞いているのかを明確に汲めるように、文章をまずきちんと読み込む取り組みを行いました。

その結果どうなったかというと…企業経営理論を始めとして一次試験科目の点数がメキメキ上がっていきました。(TACの8月模試では企業経営理論は全国1位だったような)

これは何故かというと、文章を丁寧に読み解くことで、直接的には理解できない単語や選択肢があっても、論理的に考え、選択肢を絞ることができるようになったからです。

そして、終わって振り返ってみれば、昨年の一次試験突破の大きなカギは、この早めの二次対策でした。

例をあげましょう。昨年の経営情報システムの第23問です。

無題

パッと見、よくわかりません。
しかし、各選択肢をよくよく読んでみると、

イ IT 機器自体の省エネを Green by IT、IT を利活用した社会の省エネを Green of IT といい、グリーン IT 委員会ÏJEITAÑはそれらを導入した場合の省エネ効果を試算している。

by と of の意味を考えたら逆じゃないかな…。ITによって省エネするって、Green by ITがしっくりくるけどな。

ウ PUEÏPower Usage EffectivenessÑとは、データセンターやサーバ室のエネルギー効率を表す指標で、企業全体の消費電力をデータセンターの消費電力で除算した数値である。

会社全体の消費電力のうち、データセンターで使ってる電力の割合を表示するってことかな?それじゃあ実際の電力使用量とはあまり関係なくなってしまうから意味がないんじゃないかな…?

という事で、私はアとエに絞り込むことができました。(正解はこちらの23問)
同様の問題は企業経営理論、運営管理、経営法務などでも出てきます。わからん!と諦めずに読み解くことで正答率を上げることが可能です。また、答えがどれも正しく思えて1つに絞れない際も、しっかりと文章を読んで、論理的に妥当性を検証することで、正答を選ぶことができる場合もあります。

昨年は各科目が比較的難化した年でもありましたので、知らない単語などが出てくることが多かったのですが、その時にも、こうした視点を1つ持っていたことで合格に近づけたと思っています。

ただし、一次対策が不安な方は一次対策に専念していただいて何の問題もありません!当ブログも一次試験前は一次専念が主流の意見です。何を選ぶかはあなた次第。選択肢の一つとして参考にしていただければと思います。

 

それでは、本日はここまで。

ロックでした(^^♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です