【直前期】最後に頼るのは自分

助けに来るのは自分だ!

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こんにちは、noriです。

 

試験10日前。ここまで来るとストレート生も多年度生もそれほど大きな差はありません

 

2次受験生で一生懸命勉強して来なかった人を私は知りません。壁のように立ちはだかっているように見えた1次試験。その1次試験を合格して手に入れた貴重な2次試験の受験の権利。誰もが手探りでゴールを探しながら、合格を目指して走ってきました。同じ1次試験を突破した者同士、大差はありません。ゴールラインで1、2点を競うような争いです。

 

では、何が合否をわけるのか。それはメタ認知能力なのではないかと私は考えています。受験生時代、「設問要求に対して素直な解答を書く」「事例文を丁寧に読み込んでいるね」と言われることは多かったのですが、試験よりも何よりも自分自身が見えていませんでした。本番で自分をコントロールするために自分を客観視する能力が必要でした。

 

昨晩、とある実務従事の帰り道、49歳でストレート合格した男性と試験1週間前に何をしていたのかを話していました。その男性はその時点で受験校の先生に習った解答手順をすでに自分のモノにしており、どのくらいの時間配分で何をするのかを決めていました。1週間前に取り組んでいたのは過去問。すでに解いた過去問を再度解いて、以前の自分の解答とどこが異なっているか、「ふぞろいな合格答案」の解答とどこが異なっているか、受験校の模範解答とどこが異なっているかの検証を繰り返し行っていました。

 

一方、多年度生の私は合格年の1週間前は事例を解かずに、最後の調整に入っていました。毎日少しだけ計算問題を解きながら、あとは2次試験のテキストを見て、知識の引き出しの確認をしていました。

 

2次試験は「設問要求に応える」×「1次知識で事例企業の状況を把握する」ことがポイントです。ストレート合格の実務従事仲間が「設問要求への応え方」の確認をしていたのに対して、私は「知識の総点検」をしていました。直前に何が必要かはそれぞれの状況によります。人によっては体調管理が一番必要な方もいるかと思います。落ち着いて自分を振り返り、自分に何が必要かを考えましょう。

残り10日間は自分と向き合う時間を最優先に。

本番で冷静さを保つ、落ち着いて対応するためには、現在の自分を受け入れるしかありません。できるようになったことを確認して、ここまで努力してきた自分に自信を持ちましょう。

あなたを合格に導くのは試験ブログでもない、参考書でもない、人から聞いたノウハウでもない。試験と自分に向き合ってきた自分自身です。

 

−−戦え、自分のために。

 

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。

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【直前期】最後に頼るのは自分”へ2件のコメント

  1. なにわのジャイアン より:

    はじめまして。
    今年、初受験です。

    『大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!』

    良い言葉ですね。
    答練の結果が悪く心が折れかけたところを、実は何度もこの言葉に救われました。

    どうしても御礼を言いたくて、ファイナルペーパーの修正を中断してコメントさせていただきました。

    本番でのミス云々以前に、まだまだ実力が足りませんので、現実的には今年の合格は厳しいと思います。

    ただ、悔いの無いよう、『方向性を決めて、解答欄を埋める(結果、ちゃっかり合格を拾うw)』を目標に、当日は臨んできます。

    本当にありがとうございました。

    1. nori より:

      なにわのジャイアン様、はじめまして! コメントいただき、ありがとうございます。そのように言っていただき、嬉しいです。

      『方向性を決めて、解答欄を埋める(結果、ちゃっかり合格を拾うw)』ナイス戦略です(^_−)−☆

      ご自身が努力されてきた分だけ、自分で思っている以上に本番には実力がついています。弱気になると本番で手が止まります。周囲は気にせず、ご自身が決めた戦略を信じて冷静に対応すれば大丈夫。ご自身を信じて走りきってくださいね。

      GOOD LUCK!!

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