事例文、ちゃんと読んでる??

こんにちは、noriです。少しずつ秋風を感じるようになってきましたね。今日は十五夜です。お団子を食べると幸せになるようですよ。気分転換にお団子食べて、空を見上げてみてはいかがでしょうか

私は去年のこの時期から週1でせっせとスーパー銭湯に通っていました

試験が近づくとどうしても落ち着かない気持ちを落ち着かせるのに、瞑想により副交感神経を優位にするのが良いと知ったものの、瞑想なんてやったことないから上手くいかない。そこでたまたま「不感温湯」というものを知り、試験日までせっせと通っていました。不感温湯って人間の体温に近い、33度~36度くらいのヌルイお風呂です。心拍が安定して、副交感神経優位となり、リラックスして、精神安定にも効くみたいです

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受験生の立場から同じ受験生で「この人、合格するだろうな」ってジッと見ているとわかります。

ドンと構えて精神的に落ち着いている人です。とりが書いているように、現時点の模試や演習の成績どうこうではありません残り38日をどう自分で舵を切って、自分で主体的に動けるかで勝負が決まります。

道を拓くお手伝いするのが中小企業診断士。

直前期のこの時期は自分で自分の道を切り拓く力を試されています。

気持ちをリフレッシュしながら、自分は今どうするべきなのか考え、前に進んで行きましょう

■スカスカ答案で大丈夫?

実は合格年だけ、ファイナルペーパーを作っていたので、ファイナルペーパーの話をしようと思っていたのですが、先日受験生の方の答案を見せていただく機会があり、ちょっと気になることがあったので別の話を。気になったのは、文字数が余ったスカスカ答案です。1問だけならまだしも、全問1行ずつくらい空いているのはもったいない。

解答文字数は作問者から「これだけの文字数の情報を埋めてね」というメッセージです。なので作問者の意図するところを考えると、ピッタリ埋まるはずの文字数です。

スカスカ答案で文字数があまる場合、いくつか原因が考えられます。

■設問で聞かれていることを理解できていない。

聞かれていることが、わからないので、事例文の中に情報を探しに行けないし、情報を整理できない。

この症状に心当たりがある方は、設問の分析に力を入れましょう。

細Pこの記事や、フェイマオ記事が参考になります。

「解答の型」を設問を読んだ際に作りこむ。この「解答の型」を作る過程で「設問要求」を整理できます。事例文を読んで、情報を「解答の型」に当て込むあとは「解答の型」に当てはめる情報を事例文中に探しにいくだけ。

難しくはありません

■事例企業の情報を把握していることをアピール!

スカスカ答案は、自分が事例事業の状況を把握できているかを作問者にアピールできていません。

対応策は、たきもがファイナルペーパーに書いてある3行に詰まっています。

●書き方
1.「因果」を踏まえ、懇切丁寧にかいてあげる。
2.与件文にあるからといって説明を端折らない。
3.効果的なキーワードを盛り込むこと。

具体的にはどういうことか。

例えば「A子さんは必ず約束の時間に遅れる。改善策を提案せよ」という問題が出た場合。

例えば、改善策として、B男さんが親切心で、「時計の針を進めておく。寝る前に翌日の準備をしておく。毎日1回スケジュール帳を見る。予定をつめすぎない。夜早く寝る・・・」などなど…思いつく限りのアドバイスを並べてA子さんに言われそうな言葉は一つ。

「あたしの何がわかるのよ!(怒)」

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A子さんは自分の事情を良く知らないB男さんが偉そうにアドバイスをしてきたので、怒っています。

スカスカ答案で文字数が余ってしまう方は、このB男さんのような対応をしているかもしれません。

B男さんは本来であれば、アドバイスする前にA子さんがなぜ約束の時間に間に合わないのか、その事情(原因)を踏まえた上でアドバイスするべきでした。

改善策は原因を踏まえて提案するべきです。

同じことが2次試験にも言えます。

「因果を踏まえ、懇切丁寧にかいてあげる」の「因(原因)」は全て事例文の中に書いてあります。

「(原因)~のため、(改善策)を行う」

「与件文にあるからといって説明を端折らない」のは、「与件文に書いてある原因を理解していますよ」というアピールをするためにも重要です。

また効果的なキーワードとは、事例企業でおきている状況(原因)や改善策を一言であらわせるような一次知識です。何が事例企業でおきているのか事例文からコピー&ペーストしてくることは簡単です。中小企業診断士として、その情報をカッコ良く括るような一次知識のキーワードを使用しましょう。

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書けなくて悩んで、文字数が余ってしまう方は難しく考えすぎているのかもしれません。

大事なのはこの3つ。

1.聞かれていることを理解する

2.聞かれていることに答えるのための情報を集める

3.聞かれていることに答えているのがわかるように書く

悩んだ先に、間もなく答えが見えてくる。

トンネルを抜けるのは、もうすぐです。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。

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