【運営】データ分析で傾向を知る

こんにちは。wackyです。

怒涛の7週間punch、今週で3週目突入ですね。今までの2週間はいかがでしたでしょうか?完成答練の難易度の高さに圧倒sadされている頃でしょうか。結果は結果と割り切り、まずは目の前の科目に集中して再度橋げたを構築していきましょう。この怒涛の7週間は知識を増やすことができる「最後の時期」です。頑張ってください。
さて、今週は運営管理週間ですね。各執筆陣が運営管理に関する記事を書きますのでお楽しみに。
今日はデータ分析に関してです。
その前にまずは昨年の私の成績です。

養成答練のダメっぷりshockに目が覚めて「スピード問題集」を導入するきっかけになりました。G.Wはとにかくまず運営管理の橋げたを作ることに専念して集中的に対応しました。おかげで何とか橋げた構築が間に合い、完成答練でリベンジannoyすることができました。その後もほぼ安定した成績だったので、キッチリ橋げたを構築できたのだと思います。

1.データ分析
まずは過去の平均点の推移についてです。

昨年に比べると難易度が上昇upしましたが、過去の傾向を見ると「H21年度の難易度が特別低かった」というほうが適切で、昨年は平年通りに戻ったということができると思います。運営管理は平均点の変動が少なく、大体60点前後に落ち着いているのですが、それは運営管理の科目の特性が関係していると考えられます。その辺はのちほど。

次にランク別の傾向です。

これを見ると、毎年A~Cランクの割合が概ね80%程度で推移しています。特に得点源となるA+Bランクが60%前後出題されているあたりが、平均点が60点前後で落ち着く要因かと思います。

最後は領域毎のランク別傾向です。

これを見ると、生産管理より店舗管理のほうがA+Bランクの出題割合が多いことがわかります。とくにAランクではその差は顕著です。
その理由を考えてみると…

①店舗管理は身近でイメージしやすい
店舗管理では小売店のオペレーションに関する知識を学習するのですが、大手スーパーやコンビニ24hoursなどその具体例を実際に見ることができるので、学習する際にイメージしやすいです。また知識問題が多いので素直に解答できる問題が多く、得点しやすい要因と言えるでしょう。

②生産管理はイメージしにくい?
生産管理では、製造工場のオペレーションに関する知識を学習するのですが、工場勤務経験がないと実際の製造現場をイメージしにくく、結果理解しにくいという問題があります。また生産管理ではJIS定義に関する出題があるのですが、大体が間違いさがしになっていることが多く、正解の選択肢を絞り込みにくいというのも難易度が高い要因と言えます。

ちなみに私も「生産管理が苦手wobbly、店舗管理が得意happy01」でした。ですので、生産管理については基本論点をキッチリと抑えることに集中していました。
参考までに私の昨年の領域別の正答率を公開します。

※縦軸は正答率です。

ご覧のとおり、一度も生産管理が店舗管理を上回ったことはありませんwobbly。ですので、私は常に「生産管理は50%、店舗管理で70% 合計60点」を目標にしていました。生産管理が得意ではないという方は、是非店舗管理のほうに力punchを入れてみてはいかがでしょうか。ただし生産管理の手を抜いていいわけではありませんので、あしからず。

2.まとめ
各論点については明日以降の執筆陣に任せるとして、私なりに運営管理の橋げたを構築できたポイントをお伝えしたいと思います。

①まずは知識を抑える
生産管理、店舗管理ともにまずは知識が重要用語方式を正しく覚えていきましょう。なかなか身近にないもの(製造工場や物流など)が多いので大変だと思いますが、まずは知識のシャワーを大量に浴びて用語に慣れることが重要だと思います。個人的にはTACのトレーニング冊子が適していると思います。

②イメージしてみる
次に実際どうなっているのかをイメージしてみます。生産管理なら工場の様子、店舗管理なら小売店の様子など。これが頭に入っていると、問題を解くときにイメージしながら考えることができるので実力が付きます。

③なぜそうなるのか?を考えてみる
例えば生産方式。受注生産見込生産とありますが、なぜどちらかの方式に統一しないのでしょうか?それはもちろん理由があります。わかりますよね?受注生産、見込生産それぞれにメリット・デメリットがありどちらかの方式が優れているとは一概に言えないからです。じゃあ、どういうものを製造するときにそれぞれの生産方式が都合がよいのか、それはなぜそういえるか、こんなことを考えているとメキメキと実力がついてきます。

要するに「理解する」ということです。科目ごとに「理解する」やり方や到達点は違うかもしれませんが、「理解すること」で試験問題に対する応用力がつくということに違いはない。そういうこと。

3.おまけ
これから先は運営管理とはちょっと離れた話です。
昨年の私の経験や周りの状況、今年の受験生の様子(ブログなど)を見ていると意外なほどに「マークする」作業に気を使っていない人が多いことがわかります。1次試験はマークシート方式なので、正解の選択肢をマークした解答用紙を提出し、その解答用紙だけで採点されます。つまり自分では正解したと思っていても、マークが間違っていれば意味がありませんannoy。答練なら「マークミス」で済まされますが、本番では本当にシャレになりません。
ではどうしたら「マークミス」を防ぐことができるのでしょうか。「十分気をつける」では残念ながら解決しません。答えは「マークミスしないためのルールを設ける」です。つまりあらかじめルール化して間違えないようにすればOKです。
あとありがちなミスとして「誤っているものを解答すべきところを正しいものを解答してしまった」というのがあります。心当たりある人多いと思います。これもルール化することで減らせます

というわけで私の場合下記のようなルールを設けていました。

ルール1:選択肢の横に、正しいと思ったら「正」を、間違っているとおもったら「×」を記入する。
ルール2:正答だと思う選択肢に○を付ける
ルール3:残り10分をマーク・確認の時間とし解答途中でも必ず手を止める。
ルール4:正答のマークを最後にまとめて塗る。
ルール5:問題要求と選択肢の「正or×」が一致していることを確認する。
ルール6:問題用紙とマーク解答用紙の選択肢の一致を2回見直す。
ルール7:名前と受験番号が記入されていることを確認する。

参考までに昨年の本試験のとあるページを公開します。

ルール1とルール2の実施の様子がわかると思います。
これらのルールを完成答練以降導入し徹底した結果マークミスは0%になりましたhappy02。完成答練、公開模試の問題用紙と採点結果を見比べましたが、食い違いは一つも生じていませんでした。ルール1と5は公開模試から導入したのですが、やはりミスはなくなりました

答練や模試もそうですが、本試験は非常に緊張します。普段ではありえないミスをすることもあります。答えを選ぶのに全神経を集中するので、ミスをしないように気を付けるところまでは気が回らなかったと思います。でも、ミスをしないようなルールを設けて普段から徹底していたので、本番でもいつも通りやることでミスを防止できたと思っています。

いつも言っていることですが、練習の時から取り組んでおかないと本番でもやっちゃいますよbleah

by wacky

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【運営】データ分析で傾向を知る”へ4件のコメント

  1. wacky より:

    >だめ弟子さん
    コメントありがとうございます。
    私も当初は、問題ごとにマークしてたのですが、どうしてもマークミスがでてしまうんですよね。途中で気づいても消して再度マークして…で時間を浪費するし、イライラして精神的にもよくない。
    で、結局最後にまとめてマークするようにしました。そのためにラスト10分で手を止めるルールも合わせて。
    答練を本試験と思って受けることで、いろいろなミスが生まれることがわかると思います。そこから「どうすればよい?」と考えることも重要ですよね。本番でミスしないための答練です。
    あと、yosshiさんのコメントにも書きましたが、ミスしないことも大事ですが、ミスしても「気づく」仕組みを取り入れることも大事です。色々と試行錯誤できるのも答練の目的ですよ。
    頑張ってください!!

  2. だめ弟子 より:

    マークミス・・まさに私、この間の答練でやらかしてしまいました。私もWackyさんと同様、問題に○なり、×なりをつけているんですが、それは後からの確認用で、問題毎にマークしておりました。今回から頭から解くのではなく、出来る問題から解いていく⇒マーク、とやった結果、縦のずれは気をつけていたものの、なぜか横にずれてしまいました・・。そして見直す時間がありませんでした。。。でもいい勉強になりました!本番でやらかしたら洒落にならないので!次回はWackyさんやYosshiさんを見習ってルール化しようと思います!

  3. wacky より:

    >yosshiさん
    コメントありがとうございます。
    「ミスをなくすためにルールを設ける」というのは、TACの講師に教わったので、その観点から同一のルールに行きついたのかもしれないですね。でも養成答練の頃から実践していたというところに、yosshiさんの改善意識の高さが伺えます。
    本試験の解答用紙について詳細は忘れてしまいました。ただ、全く違うというわけでもないので、そんなに気にしなくてもよいかもです。間違えずに塗るということと、間違えても気が付けるように見直すというのがポイントだと思いますので、その点気を付けて答練で試してみてください。

  4. yosshi より:

    こんにちは、yosshiです。

    何というタイミングでしょうか。
    「マークミス」撲滅ルール…正に昨日、仲間内に展開した私の方法とほぼ同じです!

    私は経済学の養成答練から導入したのですが、「自分のやり方で良いのだ」と確信できました。ありがとうございます!

    唯一異なる点としては、私は問題を1周なめた段階で1回マークを行う時間を取っています。
    残問題数の確認と残時間の把握の為です。

    ただ、答練の回答用紙と本試の回答用紙は形式が違うと聞いているので、このやり方だとマーク位置を間違える可能性を秘めていると思っています。この点については引き続き検討課題と思っています。

    大したコメントではありませんが、ちょっと(いやかなり)嬉しくてコメントさせて頂きました。今後も、受験生が陥りやすいミスの撲滅法をご教示頂ければ、と思います。

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