診断士を志すまで~はじめまして、7代目のとりです。

はじめまして、7代目執筆を担当することになりました、とりと申します。
1年間、どうぞよろしくお願いいたします

まずは、簡単に自己紹介します。
私は、7代目執筆メンバーの中では最年長、アラフォー会社員です。
6代目 IT番長 おとの後任として着任、と紹介されましたが、、、
所詮はIT営業マン、IT知識は果てしなく浅いのです

そして、財務、事例Ⅳは大の苦手なのです、すみません
7代目メンバー紹介はこちら

とりの学習方法や受験歴は、以下のとおり。

プロフィール 40代 IT企業の営業職、既婚、1児の父
学習方法   独学
受験歴    1次2回/2次1回
得意科目   運営、情報、法務
苦手科目   経済、財務

★とりの合格体験記はこちら★

初回投稿ということで、とりがなぜ診断士を志したのか、についてお話したいと思います。

これからの人生設計において、何か新たな行動を起こしたいが何をしたらよいか悩んでいる方、これから診断士を目指し学習を始める方、学習し始めたはよいが継続に不安を抱いている方、などなど、
どちらかというと学習方法や試験攻略よりも、そのもっと前段階でなにかしらお悩みの方に向けたメッセージになれば、と思っています。


とりの合格体験記では、こんなことを書きました。

”自身のキャリアに危機感を抱き、紆余曲折経て40歳を目前に学習開始。”

この、”自身のキャリアに危機感を抱き、紆余曲折を経て” には、
実は、何年もの間、悩んで迷走して、診断士にたどり着いた経過が凝縮されているのです。
とりは、1度転職をしていますが職種はずっと同じで、20年営業職に携わっています。2つの会社でそれなりの営業成績を残してきたものの、転職後数年したところで、なんとも言葉に言い表せない違和感を抱いていました。
その頃は、その違和感の根源が何であるか腹落ちせず、もやもやした日々を過ごしていましたが、今になって振り返ると、「営業成績を追い求めることが、本当に自分のやりたかったことなのか?」
という疑念が、ぼんやりと自分に違和感を醸成していたのだと思っています。

もちろん、営業の仕事は魅力的で奥深くて、営業成績をキープし高めていくには並々ならぬ努力や忍耐が必要で、これは営業に限らず、優秀なビジネスパーソンは、例外なく、その努力、忍耐を惜しまず実践してきています。

かく言う私も、そんなスタイルを思い描いて一心不乱に仕事をしていた時期もありました。

その努力が報われて、お客様の信頼を勝ち取り優秀な営業成績を収め、責任ある仕事、ボジションを任され、昇華していくことは、営業の喜びであり営業冥利に尽きることであるはずなのに、やはり違和感は拭えませんでした。
また、企業に勤める以上、いくら優秀であっても様々な局面で会社の方針に左右されます。とり自身も、個人の希望に関係なく異動や転勤、大きな組織変更に伴う環境変化を経験するなか、

「誰かの思惑ひとつで、なぜ家族や自分自身が犠牲にならなければいけないのか?」

と、これはサラリーマンなら一度は抱く疑念も、歳を重ねるごとに強くなっていきました。

 

いろいろと葛藤するなか、(詳しいことは書けませんが)環境を変えようと行動を起こしはしたものの、単純に何となく抱いた現状への違和感、疑念からくる行動は、まったく結果に繋がりませんでした。思い描く結果に繋がらないことに苛立ちながら時間だけが過ぎ、一方でマイホーム購入、リーマンショック、第1子誕生、東日本大震災、とプライベートも社会も変化していき、不安は募るばかりでした。また、その頃始めたSNSで、疎遠になっていた旧友の輝かしい活躍ぶりを垣間見たことも、自分の不安や不甲斐なさに拍車をかけていました。

なぜ結果を出せないか、納得いく人生を送れないのか、自問自答を繰り返してようやく行き着いたのは、

「自分には、社会に必要とされるコアコンピタンスが全くない、誰もが認める努力を何もしてきていない」

ということでした。

至極ありきたりな自己認識ですし、「今ごろ気付いたのかよ!おそいんだよ!!」

と言われてしまう年齢にもなっていました。このままでは近い将来破綻し、家族を路頭に迷わせてしまうと本気で思って、そこからさらに悩んで悩んで悩みぬいて、40歳を目前にして、中小企業診断士を志すに至りました。

”「中小企業診断士」という資格を取得すること、取得に向けたプロセスのなかで、自分自身のコアコンピタンスを確立し、誰かに必要とされ認められる人間になろう”

と一念発起したのが、とりの志の背景です。

 

 


なんだか、自分の人生経験をつらつら書いてしまい、不愉快な思いをされた方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、多くのサラリーマン人生があるなかで、同じ思い、似たような経験、境遇の方は少なくないと、ここ数年、多くの人と接するなかで実感するようになり、初回投稿にあたり自己紹介を兼ねて書かせていただきました。
こんなどこにでもいる中年サラリーマンでも、3年間の学習で診断士試験に合格できたこと、合格後は、これからの素晴らしい世界が垣間見えていることを、断片でも知っていただくことで、診断士資格、試験に直面して悩んでいる方の気づき、背中を押すきっかけになれば幸いです。

なぜ数ある資格のなかから診断士を選んだのか、なぜあえて独学を選んだか、などなど、
次回以降、またお話したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 

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診断士を志すまで~はじめまして、7代目のとりです。”へ2件のコメント

  1. とり より:

    >匿名さま

    こんばんは、とりと申します。
    ご丁寧なコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
    少し自己中心的な投稿だったと反省しておりましたところ、このようなコメントをいただき、こちらとしてもとても励みになります。重ねて御礼申し上げます。

    匿名様の合格を、心よりお祈りしております。
    こちらとしても、受験生のお力になれる記事を続けられるよう、日々精進してまいります。

    ありがとうございました。

  2. 匿名 より:

    とりさんと同じような境遇にあるものです。
    独学で勉強していますが、なかなか大変です。
    あきらめようかとも思いましたが、今回の記事を励みに、もう少し頑張ってみたいと思います。
    ありがとうございました。

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