驚愕の真実・・「忘却」・・に対処しよう

みなさんこんにちはきょくしんです。

早いものでもうGWの半ばです。今は、橋げたを残している人は、頑張って構築しましょうね。ちょっとゆとりのある人は、GWが2次対策の最後のチャンスかも。(ぜひ左のカテゴリー「GWの過ごし方」をクリックして記事を読んでみてください)。

さて、先週道場セミナーしましたけど、今日はその時に話したことをちょっと書きますね。

(出席していただいた方、繰り返しが多くてごめんなさい。あと、実際にGWをどう過ごしたかという話は、akiの記事前回の私の記事にも出ています)

順調だった「ある人」の失敗例

さて、まず復習にかける時間が不足するとどうなるかという実例をご紹介。

グラフのように、この人は、養成答練平均84点、完成答練平均74点くらい取って、きちんと道場推奨ペースで成果を出していました
しかし、6月末の模擬試験では平均60点、しかも法務35点に急降下!。この時点でまずいと思って、必死に残り1カ月間復習をする。

そして、本番で平均64点、経済36点で自己採点足切り

その後、1次発表当日(9月7日)ラッキーな得点調整で合格となるが、2次試験まで残り1カ月半しかなく、大変なことに・・・。

なぜそうなったのか?

直接的な理由は明らか。5-6月の1次試験科目の復習が週12時間程度。復習不足で撃沈したということです! 

実はこの人、もう1次は大丈夫と思って、GW以降は2次試験の勉強を開始してしまいました。通信講座に取り組みましたが、基本的な方法が確立できていなかったので、かなり時間を費やしました。その結果、1次対策つまり7科目の復習の時間は、普通の人の半分程度の週12時間程度になったという次第。

言うまでもないけど、一次試験は科目の難易変動も大きいから油断はキケンです。

さらに油断の背景として、次の二つが大きな原因。

時間配分を読み違えた

表にも書いてあるように、怒涛の7週間は、毎週1科目を復習して完成答練を受ける。しかも授業レジュメには問題が満載!。そうすると、

・授業2.5時間+答練2.5時間+復習で5時間=約10時間~

・スピード問題集と過去問の間違った問題の復習=約10時間~

加えて不明瞭なところを調べたりすると、週25時間は1科目の復習で終わってしまいます。25時間というのは、1科目の復習がやっとできる時間と認識すべきです。

忘却に気がつくのが遅れた(復習量を読み違えた)

この人は、授業レジュメ以外は、間違えが続いた問題を中心に復習していました。週12時間程度で1科目復習するために。

そして、6月末の模試を反省して気がついたことは「以前出来るようになった問題が出来なくなっている!!」ということ。以下の写真のとおり。

この人は、写真のように○×というマークを問題と選択肢につけていましいた。一度○(出来るようになった)がついた問題でも、その後2回も×が続く。5月10日の復習でもミスがある。

△(あやふや)と×(間違え)が一度でもついた問題を復習してみると、こんな風に、また解けなくなっているという事実に漸く気がつく。しかも、解けなくなった問題はいっぱいあって、愕然とする。

だから、当初できなかった問題は、全て1度はチェックしたい!。忘れていること多数あるかも!! 

この「忘却」範囲を読み違えたことが、この人の敗因でした。

最後に

忘却が激しいのは、この人が当時46歳のオヤジだったからかもしれません。

この人の失敗は、若いころ水泳が得意だった人がそのイメージで海で泳いで溺れてしまうパターンにも似ている。

まとめると、

①    学習当初に出来なかった問題は、全て1度は復習してみよう。

②    すると1科目週25時間くらいは時間がかかってしまう。

③    だから学習計画を間違えないようにしよう。

皆さんも、こんなオヤジの轍を踏まぬよう、注意してください

by きょくしん

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