2次対策においてあまり語られないけど、本当に大事だと思うこと

≪口述セミナー開催のお知らせ≫

口述セミナー@東京
日時:2015年12月12日(土) 18:00~

口述セミナー@名古屋
日時:2015年12月16日(水) 夜

口述セミナー@大阪
日時:2015年12月13日(日) 午後

※詳細及び参加申込につきましては、12月11日(金)12時より当ブログにて。

 

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こんにちは、うみのです。

 

今年受験した皆様にとって、明日はいよいよ2次筆記試験の合格発表日。

ここまで長かったような短かったような、どちらとも言えない感覚や、何とも言えない重苦しい気持ちに包まれている方も多いと思います。

もし不安に飲み込まれてしまいそうであれば、無理やりにでも気持ちを切り替えてみることを意識してみましょう。

 

例えば、

 

・診断士の資格はあくまでもやりたいことを実現するためのひとつの手段に過ぎない、と敢えて合否に囚われすぎないようにする

・目の前のやるべきことややりたいことに集中する

・趣味に没頭したり体を動かしたり、無心になれることをやる

 

などは、気持ちをコントロールする手段として有効かと思います。

私も昨年のこの時期はとにかく仕事に打ち込んで、余計なことは考えないようにしていました。

何にせよ、明日を迎えてみないことには何も分かりません。

そうであれば、今日はとにかく、穏やかに過ごすことを心掛けましょう。

 

そして明日の合格発表日は、道場もOPEN DAY。

ぜひ、皆様の様々な想いをコメントにてお寄せください。

道場口述対策セミナーの募集も始まりますので、ぜひご参加くださいね。

 

明日以降の主なスケジュールも以下に再掲しておきます。

 

☆今後のスケジュール☆

12月

11日(金) 二次筆記試験 合格発表

11日(金) LEC 口述カウンセリング(模擬試験)受付開始(有料)

12日(土) LEC 口述対策セミナー(第二回・新宿エルタワー本校)

12日(土) 一発合格道場 口述対策セミナー(東京)

12日(土) タキプロ 口述対策セミナー(名古屋)

13日(日) 一発合格道場 口述対策セミナー(大阪)

13日(日) タキプロ 口述対策セミナー(東京)

16日(水) 一発合格道場 口述対策セミナー(名古屋)

16日(水) タキプロ 口述対策セミナー(東京)

16日(水) ふぞろい 口述対策セミナー(東京・大阪)

18日(金)・19日(土) TAC 2次口述試験対策模擬面接

19日(土) LEC 再現答案分析レポート(池袋本校)

20日(日) 2次口述試験(多分当日に口述試験問題収集イベントがある)

 

1月

5日(火) 2次試験(最終)  合格発表

 

 

合格された方は、特に以下についてはすぐに着手しましょう。

・予備校の模範解答、想定問答集の収集

・口述対策セミナー申込

・与件文や再現答案の読み返し(再現答案を作っていない人は、大まかでも良いのですぐに整理しておきましょう)

 

 

 

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さて、ここからが今日の記事の本題です。

昨日のおはともに続き、2016年ストレート合格を目指す方に、2次試験対策のスタートアップについてお伝えしたいと思います。

具体的な対策については、こちらの記事でまとめていたり、こちらの記事に書いていたりするので、今日はもっと「そもそも論」な話をします。

いわゆる「最初のボタン」を掛け違えないための考え方、的なお話です。

 

 

2次試験対策を始めた時、ほとんどの人がこのようなショックを受けます。

 

「何を聞かれているのか分からない」

「何を書いていいのか分からない」

 

 

そしてその理由を、

 

「自分の国語力のなさ」

 

だと思ってしまう人の多いこと多いこと…。

 

でも、本当の理由はそこではない、と私は思っています。

 

そう、2次試験対策のスタートアップにおいて、本当に大事なことは

 

「自分は国語が苦手」「読み書きとは難しいものである」→「だから2次試験は難しい」という先入観を取り払うこと

 

にあると思います。

 

なぜなら、以前の記事でも書いたように、2次試験で真に求められているのは「国語力」ではなく、求められている読み書きのレベルは決して難しいものではないからです。

 

そして、2次試験の難しさとは

 

「正解の分からない中での戦い」

 

であると思われがちですが、本当はそこではないと思います。

 

実際に模範解答があるのか? はよく議論の種になりますが、

私は、模範解答があるかないかはどうでもいい(そんなことは本質ではない)と思っています。

 

仮に模範解答があったとしても、それを完璧に予測して書ける人などいません。

各予備校が発表している模範解答例を見ても、それはお分かりいただけると思います。

であれば、そこに拘ることには意味がありません。

 

あくまでも解答の「確からしさ」を高めていくことに拘るのであれば、

いかに正解予測不可能な問いがそこに提示されていようと、不条理な試験のように見えようと、

 

試験である以上、必ずそこには「ルール」がある

 

という理解こそが大事だと思っています。

つまり、唯一無二の正解を求めるのではなく、これは「一定のルールのなかでの戦い」である、という前提に立つということ。

 

そのルールを理解した者から“一抜け”できるゲーム、なのです。

 

 

「2次試験は難しい」と言ってしまうのは簡単だし、そう言ってしまえば気持ちの面では楽になります。

でもそれは、ただの思考停止でしかないんですよね。

 

「こんな試験方式は妥当ではない、間違っている」と批判するのは誰でもできるし、そう言ってしまえばプライドの面では救われます。

でもそれは、ただの自己保身でしかないんですよね。

 

 

勝負のリングに自ら望んで上がり、そこで勝ちたいのであれば、

 

「この戦場はどんなルールで勝敗が決まるんだろう?」

 

という謙虚な疑問から始めなければならない、と私は思います。

 

 

つまり、

 

それって結局どういうことなの?(本質を見つける)

望む方向に進むためには何が重要なの?(筋道を描く)

 

という視点を持つということ。

 

この考え方って、診断士になってからも重要だと私は思っています。

 

 

社長から受ける相談に対し、様々な因果が入り組む複雑な現状の中から課題解決思考で本質を見極め、成すべきことを論理的に提案できる姿勢。

法曹の世界で「リーガルマインド」と呼ばれる姿勢があるように、「コンサルマインド」のようなものがそこにはたしかに存在すると思います。

 

じゃあ、2次試験のルールって具体的になんなのよ?

ということについては、こことかこのあたりの記事で最低限のことは書いております。

 

でも、大切なのは、「これがルールだよ」と誰かに教えてもらうことではなく、他でもない自分の力で見抜くことだと思います。(よく「開眼する」という言葉を使いますが、まさにそのような感覚ですね)

何よりも、誰かから与えられるのではなく、自ら推理して仮説検証しながらルールを見つけていく作業は、なかなか楽しいものだと私は思います。

 

同じやるのなら、難しいと先入観を持ってやるより、楽しんでやるほうがずっと良い、と思いませんか?

ぜひ自分なりの楽しみ方を持って、「ルール」に近づいていきましょう。

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