今年だめだったなぁと思っている受験生へ-二次試験の反省をどう活かすか

こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。

今日の夜は、道場オフ会ということで、受験生の方々と道場執筆陣が今年の二次試験を語り合う、なんとも楽しい会が催されます。

っていっても、当職は参加できませんが。。。

さて、リーダーうみのから割り当てられた今日のお題。まずは、自分自身のことを思い返してみると。

①試験が終わった直後は、少なくともミスはなかったので、受かっているかもしれないし、落ちているかもしれないという心境でした。また、やっぱり財務強化(というよりもっと勉強)せんといかんなぁというのが正直な感想。

②試験翌日に再現答案を作成しました。そして、TACとふぞろいと道場に再現答案送ったような記憶。

③1週間~2週間の間は、予備校の模範答案などを読み漁り、また、2ちゃんばかりを見まくる始末。それによって一喜一憂。

④そのうち、試験のことを忘れて合格発表直前になりドギマギ。

⑤そして、合格発表。

というのが大まかな感じです。

これをみていただければわかると思うのですが、はっきりいって、試験後、自らを振り返り、何か策を打ったということがありません

試験終了直後に、財務をもっとやらなきゃいけないなぁ~と思っただけで何の行動にも移していませんでした。

どうしてなのか、それを振り返ると、それは、受かっているかもしれないと本気で思っていたからだと思います。

もし、間違いなく落ちたと思っていれば、財務の勉強をしていたはずです。

今年、だめだったなぁ~と思っている方々の中には2種類あって、それを分類すると、

 

①受かっているかもしれないけど、落ちてるかもしれない、わからない

②間違いなく受かっていない

 

だと思います。

おそらくですが、比較的回答が明らかな事例Ⅳがそれなりに合っている方は①の人が多いのかと。

だって、今年の事例Ⅱなんてみても、「助言」「助言」「助言」、地図?みたいな感じで、できたのかできないのかわからないでしょ?

それから、①の人の殆どが、他の受験生仲間には、「絶対落ちたよ~」と言っていると思います。

正直に、どっちかわからないよ~と言えば良いのになと個人的には思っちゃう(これ、司法試験のときも同じでした。当職は、司法試験のときも診断士のときも、合格しているような気もするし、落ちていても不思議ではないと皆には言っておりました)。

事例Ⅳがほぼダメだった方は、②の人が多いのかなぁと思います。

自分がどちらなのかで、発表までにやるべきことは決まってくるのかなぁと。

 

①の方は、おそらく勉強するにしても間違いなく本気では取り組めないと思います。受かるかもしれないと思っているのに、この時期に事例なんてやる気起きないでしょ。

ならば、勉強しなきゃいい、結果を見て判断するということで良いのではないでしょうか(自分の昨年を正当化しているわけではありません(笑))。

中途半端に勉強したって意味ないでしょ。効率悪し。時間の無駄。好きなこと、これまで我慢していたことをやりましょうよ。

 

②の方については、①とはちょっと違います。②の方は、来年を考えると、せめて、来年までの勉強計画を立てて、今年の試験のために作成した資料、答練などを整理しておくべきではないでしょうか。

できれば、事例Ⅳの勉強をすればいいのかなぁと。本当に落ちたと思っている(②)人であれば、勉強にも身が入るはず(身が入らないということは①の人だと思います)。

 

 

 

さて、話は変わりますが、今年の道場は二次試験後、財務四天王、事例Ⅱエキスパートなどが、今年の本試験についての所感を書いております。更に、事例Ⅲなどについても記事が続く予定です。

本試験の感想って確か、今までなかったですよね?

受験生の立場からすると、いろんな見解を聞きたいと思っているこの時期、まさに魅力のある記事だなぁと感じていますが、いかがでしょうか?

ちなみに、自分も問題文をプリントアウトし、本試験問題に挑戦しようとしてみたのですが、実力不足でしたので・・・(後略)

それに代わって、今年の本試験を使って、何か有益な情報を提供できないか、現在、検討しております。受験生の方々のご協力もいただくかもしれませんが、その際は、どうぞよろしくご協力お願いいたします。

 

 

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