試験当日、勝負強さを発揮するために
こんにちは、牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。
もう、あと3日ですね。今年のあなたにとってのメインイベントの日、中小企業診断士二次試験。
この1年間、いや、この何年間、あなたはこの日のために頑張ってきました。
飲み会の日も飲み会の誘いを断り、合コンも誘いを断り、残業の日も仕事終わりに勉強し、配偶者や子供からは、家事をしてよという白い眼で見られ、家ではのけ者にされてきたことに堪えてきたと思います。
もうこれで我慢しなくていいんです。ほんと、よく頑張りました。
もう、この期に及んで、当職から言うことはありません。全てをぶつけちゃってください。
最後の送る言葉として、試験当日、勝負強さを発揮するために岡崎は何をしていたかをご参考までに。
「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」って昔、丸大ハムのCMありましたよね。
これになぞれば、「妄想でもいい、合格すると確信して欲しい」というのが、僕からのメッセージ。
1 自信を持つしかない。
合格を確信しないと無理です。
ボスから言われることは、勝つか負けるか分からないという状態では負けるということです。
負ける要素がない、これで負け判決を書けるもんなら書いてみろといえるくらいでないと裁判では負けると言われてました。
勉強が進まなかったとしても、別にいいんです。勉強量の試験ではありません。
当日次第なんですよ。だから、自信を持ちましょう。根拠なんていらない。
僕は、司法試験のときからもそうでしたが、自信をつけるために、周りの受験生の中から7人くらいバカそうな人を探して、やった!合格間違いない!と思うようにしてました。
完全な妄想ですよ。でもいいんですよ。
自信がない、自信がない、と言っているとほんとに気持ちもそうなってしまいますよ。
2 ミスをしたら落ちると肝に銘じる
実力が十分にない受験生が、実力十分の受験生に勝つためにはどうすればいい?
試験当日、凄い答案かけば良いのか。
いやいや、違います。
試験当日の緊張感の中で、ほぼ大多数の人がミスをします。問題文の読み間違え、与件文の読み間違えなどね。
5人に1人受かる二次試験。間違いなく、1人、2人はミスをします。それで脱落。
そうすれば、あと1人、2人を蹴落とせばいいだけ。
あと1人や2人なら、まぐれで何とかなりそうでしょ?
逆に言えば、ミスをしたら、もう浮き上がれない。一巻の終わり。
だからこそ、ミスだけはしないと肝に銘じて望む必要があります。
多くのことはできないので、僕は、試験前からずっと、こればかり考えてました。
ミスをしたら落ちる、これを何回も呪文のように唱えてください。
3 過去を振り返らない
当たり前ですが、事例Ⅰが終わって、事例Ⅱの間までの休憩時間では、事例Ⅱに集中。
事例Ⅰの出来が良くないなぁと感じても、みんな出来ていないはずとその場では思い込むことが重要。
決して、友達と終わった試験については話をしない。
頭を切り替えて、次の事例に全力投球。
男子にありがちですが、振り返っても、昔の彼女は戻ってこないというのと一緒です(笑)
4 先行逃げ切り
人間、テンパっているときの思考力と落ち着いているときの思考力では、雲泥の差となって現れます。
そうすると、試験が始まってから、いかに早く、落ち着くか。
落ち着くためにはどうすればいい?
とりあえず、簡単な問題から取り組んで、安心することです。
一次試験でもあったでしょ?1問目が難しいってやつ。
問題読んで、与件を読んで、一問目難しいなぁと思ったら、違う問題からやってみましょう。
安心してから取り組むと、結構、簡単に感じることもありますよ。
さぁ、戦闘準備は整ったか?
自分の実力、試験委員に見せつけちゃいましょ!!
自分を救うのは自分だけ。決して他人じゃない。
Good Luck!
けうまむ様
コメントありがとうございました。ご指摘ありがとうございます。
当職の趣旨を御理解いただきありがとうございました。
ご指摘いただいた点を踏まえて、今後とも(あと数か月と短い期間ですが)ブログを書いて参りたいと考えております。
貴重なご意見ありがとうございます。
いつも貴重な情報をご提供いただき、ありがとう御座います。
「バカそうな人」について私も違和感を感じました。
理屈はわかります。
そのようなことを考えることもあるかも知れません。
ですが、たくさんの受験生の方達が見ているこの場に、相応しくないような気もします。
失礼いたします。
エム様
コメントありがとうございました。
不快な思いをさせてしまったようで、失礼いたしました。
おそらく、当職の述べたい趣旨は御理解いただいていると思いますが、自分に自信を持つための1つの策として、「完全な妄想」という前提で、当職の経験を書かせていただきました。
もちろん、周りを見渡してみて、他の受験生の実力がわかるわけでもなく、なんとなく「そうな人」を自分の主観で選んで自分を落ち着かせるということです。
決して、他の受験生の方々の実力がどうのとか、そういったことを述べたわけではありませんので、御理解いただければ幸いです。
貴重なご意見ありがとうございます。
不適切な表現と思われる箇所を訂正していただけないでしょうか。
「バカそうな人」という部分が気になりました。
皆、一次試験を通過したのですから、会場にいる全員が、二次試験に合格する権利を持っているわけですし、そのような人は一人もいないと思います。
訂正をご検討ください。