“俺の”ファイナルペーパー
みなさんこんにちは
勉強頑張ってますか?燃えてますか?
きりです
もう10月に入り、試験まであと13日。
みなさんも緊張してきたころかと思います。
今年初めて受験される方も、もう何年も受験されている方も
み~んな緊張しています。
あなただけじゃないです。
心は熱く、頭はクールに、
今やるべきことを落ち着いてこなしましょう。
今日はファイナルペーパーのお話です。
◇ファイナルペーパーってやっぱり必要?◇
-はい。必要です。絶対に作ってください。なぜなら
「なぜなら、二次試験では“自分で”決めたことをきちんとこなす必要があるから。」
です。
どういうことでしょうか。
二次試験を受験されたことのある方はわかるかもしれませんが・・・
あの試験の雰囲気で、自分の練習してきた“型”をなんなく使える人というのはごく少数だと思います。
・当たり前のように今までと違う傾向の問題がでてくる
・何を聞かれているかよくわからない
・何を書いていいか分からない
こんなことは当たり前にあります。
試験30分前を想像してください。
張り詰める空気
周りも自分も極度の緊張に押しつぶされそうです。
筆記用具、受験票等必要なものを机上に準備し、
あなたは今までやってきたことを思い返しています。
あれ、そういえばどんな流れで問題解くんだっけ・・・。
とうとう頭が真っ白になり、なにもわからなくなりました。
こんなことが起きてしまう、そんな試験です。
なので必ずファイナルペーパーの作成を行いましょう。
ファイナルペーパー、それはあなたの“普段通りの力”を出すためのものです。
◇どういう風に作るか?◇
必要なファイナルペーパーはいくつかあります。
今日は“俺の”ファイナルペーパーということで、私がどういうものを作ったか、書いていきたいと思います。
①やることリスト
②注意点(戒め)
③鮭がきたらこうっ!!鮭がきたらこうっ!!
私の場合、上記の通り3つのリストを作りました。
それぞれ説明していきますね。
①やることリスト
これはもう簡潔に、試験が開始されて、あなたがやることを書いておきます。
例えば私であれば こんな感じに
・何をするか
に加え、
・それに何分かけるか
ということも書いていました。
これは必ずやった方がいいと思います。
試験中は「あ、やべぇ、これ全然わかんない。」
となることがたまに…、いや、結構あります。
そして時間を忘れて没頭してしまい…
なんてことがあっては困りますから、
必ず何に何分かけるか、ということは決めておきましょう。
(本当に多少のズレは許容範囲だと思っています)
②注意点(戒め)
これは
・今まであなたがやってきて、失敗してきたこと、
・これには要注意!
ということをまとめましょう。
人間だれしも、悪い癖を持っています。
絶対にその癖をださないようにするためには、
事前に想定し、
「絶対にこういうことはしないぞ!」
と強く思うことが必要だと思います。
そのためにも模試や、普段の事例解きのあとには
・反省点
・気づき
をまとめておき、ファイナルペーパーの中に落とし込みましょう。
③鮭がきたらこうっ!!鮭がきたらこうっ!!
まずこの画像をごらんください。
bokete(ボケて)という画像大喜利のアプリのとあるネタです。
このくまさんは
「鮭がきたらこうっ!!鮭がきたらこうっ!!」
と鮭が出てきたときを想定し、捕る練習をしています。
診断士の試験も同じです。
「同族経営」ときたら…。
・メリット
・デメリット
はこれ!
と脊髄反射ででてくるくらいになっておかないといけません。
「ん~っと、なんだったっけ?たしかこれとこれと…。」
なんてやっている暇はありませんから。
ただ、覚えることは本当にいくつもあります。
効率的にこれを試験に活かすには、やはり“直前に”確認することがベストです。
そのためにも
「これ」
がきたら
「これ」
を想起する
というリストを作っておきましょう。
※参考書でいうと全知全ノウにいい感じにまとまっています。
もしお持ちの方はこれを参考に作るといいかもしれません。
それから
過去記事の中にも、すごくいいことが書いてありました。
ハカセのファイナルペーパー byハカセ
明鏡止水 (ファイナルペーパー) byふうじん
これね、今見返しても本当に素晴らしい記事です。
受験生時代に読んでなかったことを後悔しました。
すごく大切なことがかかれています。
ぜひぜひご一読ください。
これが試験前の、私の最後の記事になります。
今昨年の試験のことを思い返しながら記事を書いておりました。
試験当日、私はほどよい緊張と、今までコツコツ積み重ねてきた勉強を自信にして、
最高の状態で試験に臨むことができました。
本番では普段以上の力が出せる人はいません。
みなさんがいい“俺の”(自分オリジナルの)ファイナルペーパーを作成し、
“普段通り”の力を出して、他の受験生に少しでも差をつけられますように。
それでは、みなさんの合格を心よりお祈りしております。
きりでした。