書くことに苦手意識を持っているアナタに

皆さん、こんにちは。Nicoです。

遅くなりましたが、一次試験、お疲れ様でした!

ここからが本当の勝負ですね
約800~1,000席を賭けた熾烈な椅子取りゲームが始まります。
ゲームなんて甘いものではなく、誰かが受かれば誰かが落ちる…
まさしく真剣勝負のドツキ合いですね(私の通った受験校ではそう呼ばれていました)

ちょうど1年前、Nico自身も三年越しに一次試験を合格したばかりで、ほぼ二次試験の初学者でした。
Nicoは運良く二次試験は一発で合格することができたのですが、勉強当初は解答用紙アレルギーというか、あの方眼紙を見ると条件反射で苦手意識が出てしまっていました
元々小学生の頃から読書感想文を書くのが大の苦手で、一行だけ「面白かった」とだけ書いていたクチです…
そんな文才のないNico(ばれてますよね?)でもわずか3ヶ月弱の勉強で合格レベルの解答を書けるようなりました

こんな自分がどのようにして二次試験を一発で突破できたのか?
今後はブログやセミナーを通じて、そのノウハウを少しでも還元できればと思っています。

さて、今回は事例Ⅱのことを書く………予定だったのですが、内容を変更してお送りします。テーマは書くことに苦手意識を持っている人に向けて。

 

<本当に書く能力は備わっていないのか?>

二次試験の解答を書くのは、本当に難しいですよね…。
あの方眼紙一杯に文字を埋めていくのは気の遠くなる作業です

いや、でも待てよ。

本当に書く能力自体が備わっていないのでしょうか?
皆さん、勤務先では誰かしら相手にメールを送りますよね?
そのメールって、案外キッチリ書けていませんか?

 

<勤務先でメールを書く姿を思い出して下さい>

以下に例を挙げさせて頂きます。
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各位

お疲れ様です。
Nicoです。

8月30日(日)開催予定の「一発合格道場セミナー」についての
打ち合わせを実施させて頂きたく、下記の通りご案内いたします。

■日時  8月25日(火) 18~19時
■場所  会議室F
■対象者 6代目執筆陣の皆様
※打ち合わせ終了後、ささやかな懇親会を実施する予定です。

各々の役割を再認識し、当日のセミナーをより円滑に進めるため、
急きょ実施させていただくことになりましたが、
是非ともご参加いただけますよう、お願い致します。

つきましては、参加可否のご連絡を【8月23日(日)18時まで】に頂けますでしょうか。

お手数をおかけ致しますが、
ご確認の程、宜しくお願い致します。

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<ビジネスメールから得られるヒント>

さあ、どうでしょうか。
これくらいのビジネスメールであれば、皆さん普段から意識せずとも書かれているかと思います。
そう、実際に書けているんです。
能力が本質的にないのではなく、二次試験用の知識とが足りないだけ。

そして、ビジネスメールを書くプロセスには多くのヒントが詰まっていると思っています。

 

何が言いたいか明確に決まっている
上記では、「最終打ち合わせの案内をすること」でした。
そもそも何を伝えたいのかを無しにただメールをふらっと書くこと、なんてないですよね。
でも、二次試験の解答作成では、何を言いたいのか決まっていないうちに書きだしてしまうことはありませんか?

まずは、設問と与件を読み、解答を導き出せるように考え、書き出す前に「これだ!」と言いたいことを明確にすることです。

定型文がある
最初は「お疲れ様です。」から入っています。
やはり定型文があった方が書きやすいですいよね?

二次試験であれば、
・A社は~~~である。
・理由は~~~のためである。
・B社は~~~である。理由は~~~である。
・C社は~~~が必要なため、~~~等の施策を取るべきである。

といった定型文を使うとスムーズに書き出すのに有効となります。

切り口が明確になっている
当たり前ですが、打ち合わせの案内の連絡をする場合、最低でも日時、場所、対象者くらいは頭に浮かびますよね。
これって切り口が明確になっているといえませんか?

では、A社の長期的に勤務させるための管理施策を提案する場合はいかがでしょうか。
「組織面」、「人事面」などの切り口を使って、答えることはできていますでしょうか。
(このあたりは別の機会で説明したいと思います)

因果で説明できている
上記のケースは急な打ち合わせで皆様に集まってもらいたいということで、その理由を説明しています。
「各々の役割を再認識し、当日のセミナーをより円滑に進めるため、急きょ実施させていただくことになりました」
これって因果で説明できていませんか?
「因果」と言われると、わかりにくいかもしれませんが、普段の仕事でも何かしら上司や関係者に依頼や交渉する時に、上記のような形で必ず理由を添えているはずです。それと同じように二次試験の解答で書けば良いのです。

 

 

<まとめ>

書けない人でも、普段のビジネスメールは意外と書けている。
書く能力自体は備わっている。二次試験用の知識とノウハウが不足しているだけ。
普段のメールを書くプロセスと二次試験の解答作成プロセスを比較して見ると、ヒントが見えてくる。


以上、Nicoでした。

 

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