【道場マイベスト記事】企業経営理論

こんにちは、うみのです。

TACの1次模試まであと2週間と少しですね。

ストレート生の皆様は、7科目をしっかり「皿回し」できているでしょうか?

やるべきことがありすぎて、どこから手を付けていいか分からない…とお悩みの方も多いかと思います。

この時期まで来たら、得意科目はカンを鈍らせない程度にさらっと、苦手科目は比重を置いてじっくりと、と緩急をつけて対策されることをおすすめしたいです。

苦手科目は、いよいよ追い込まれてきた直前期こそ、大きく実力を上げる伸びしろが隠れています。

以下は、私が行った「苦手科目克服ステップ」です。

よろしければ参考にしてみてください。

 

①   分野別にざっくりと知識を整理してみる

②   特にどの分野が苦手なのか?を見定める

③   苦手度の高いところから優先順位を決める

④   「知識の体系化⇔問題を解く」のサイクルを高速回転する

 

この方法では④がポイントで、苦手科目というのは、

 

A 知識の理解や暗記に時間がかかっている

B 理解しているつもりで、問題を解く力が十分でない

 

のいずれかに大きく「壁」があると思います。

Aに時間をとられて問題を解く量が十分でなかったり、BでつまづいてまたAに戻って時間をとられてしまう…ということを繰り返していると、なかなか苦手は克服できません。

問題を解いて⇒間違えたところの知識をインプット/補足する⇒同じ分野の別の問題を解いてみる、というサイクルをなるべく高速で回転していくことを心掛けてみてください。

 

苦手科目の問題を解くことは辛く苦しいことですが、問題を解くことでしか、知識の確認も強化もできません。

たくさん問題を解いて間違えながら、何度も知識をインプットし直すようにしてみてくださいね。

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前置きが長くなってしまいましたが、今回は多くの人が「なかなか得意科目にできない…」とお悩みの企業経営理論について考えてみます。

今回は「道場マイベスト記事」を通して、5つのステップからその攻略の仕方を考えてみたいと思います。

 

STEP1 『犯人は誰だ!?』 by 5代目・U2

ココが重要!

「企業経営理論は、知識を問う科目ではない。理論を応用して課題を解決していく科目である」

 

単に知識の丸暗記では対応しきれない企業経営理論。

テキストを読んで覚えたつもりでも、問題に向き合うと解けない…という、冒頭でもお伝えしたような「苦手の壁」にぶつかりやすい科目です。

では、「理論の応用力」はどのようにして鍛えていけば良いのでしょうか?

 

STEP2  『課題はここにあった!』 by 5代目・u-ta

ココが重要!

「経営は知識量の増加に加え、設問対応能力を磨かなければならないということにギリギリのタイミングで気が付いた」

 

★単なる知識問題ではないのであれば、どのような設問傾向があって、どのようなひっかけ要素があるのか?を知り、それらに対応できる力を鍛えなければなりません

特に企業経営理論の問題は、作問者の少しのコントロールでいくらでも変化球が作れてしまいます。

難解な言い換え、正しいとも間違いとも言いきれない曖昧表現、回りくどい表現、設問文を冗長化…。

こうした様々な変化球を打ち返すためには、ひたすらバッティングセンターにこもるイメージで、球(問題)を打ちまくり、どのような変化球のパターンがあるのかを知って「こう投げられたらこう打ち返す!」を頭に沁み込ませることが有効です。

u-taの行った「どこが間違っているのか、或いは正しいのかを指摘する練習」というのは、まさにそのようなトレーニングですね。

 

 

STEP3  『課題への向き合い方』 by 4代目・はんた

ココが重要!

「問題集の解説は、直ぐに読んではいけない」

「正誤問題を間違えるということは、実は、二重のミスを犯している」

 

★STEP2の「どこが間違っているのか、或いは正しいのかを指摘する練習」を行っていくうえでは、「すぐに解説を読んで確認する」ことによって「理解したつもりのワナ」に陥りやすいということに注意しなければなりません。

間違えた時点でもう一度問題を読んでみて、「どこでひっかかったのか?」を考えてみましょう。

そして自分なりの「ここで間違えたのでは仮説」をもって解説を読んでみましょう。

一度自分の頭で考えてみることによって、自分のひっかかったポイントをより深く理解でき、インプットもしやすい状態になります。

何度も同じところで間違えてしまう…という経験がある方は特に、このステップを意識してみてくださいね。

 

STEP4 『課題をさらに突き詰める!』 by 初代・ハカセ

ココが重要!

「誤答の選択肢こそ重要」

「・誤答選択肢の、どの部分が誤りなのか 

・誤答選択肢の、どの部分がどう置き換われば正答になるのか 

ということを、「骨の髄までしゃぶるように」検討し尽くす」

 

誤答の選択肢は、不足していた知識のインプットには最高の教材です。

間違えていた理由が明確になったら、それらの選択肢と解説を何度も反芻し、対応力とあわせて知識の強化も図りましょう。

 

STEP5  『課題を突き詰めた先に見える突き抜けポイント』 by 初代・ふうじん

ココが重要!

「最後の2択が裏目に出るのは国語能力でなく、知識の薄さと曖昧さ」

「センスを理屈で裏付ける」

 

★正解した問題は、なぜそれが正解だと判断したか?間違えた問題は、どの「2択ひっかけパターン」にやられたのか?を、誤答選択肢の表現に注意しながら分析し知識を強化することで、その理屈を説明できるようにする

これによって、2択まで絞れたが、そこでいつも間違えてしまう・・・という自分のミスパターンを明らかにし、ヒヤリハットの経験値を蓄積していく

ここまで問題をしゃぶりつくせれば、「理解したつもりで間違える」ワナからは大きく脱却できるでしょう

 

このように「問題の解き方と振り返り方」の精度を高めていくことで、設問対応力は大きくアップします。

そしてこれが、STEP1で挙げた「理論の応用力」に直結していき、2次試験対策にもつながっていきます。

この攻略法は、他の苦手科目にも応用できるものだと思います。

模試までに少しでも苦手を伸びしろに変えて、得点アップを目指しましょう

 

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