完全本番、一発勝負!!

なごです。

予備校が行う模試が直前に迫ってきました。皆さんは受験されますか?仕事で忙しい方、遠方の方など受けられない方も見えるかと思います。でも受けることができる方は、今回の模試を最大限に生かしてください。自分自身の現時点での実力を正確に測る最大のチャンスです。

 

今回、7科目を2日間で行います。集合時間から試験時間、休憩時間も本番と一緒。問題の難易度もほとんど同じなら、周りに座っている受験生も本年の診断士試験を受ける本物のライバル。科目も経済から始まり、一日目は運営まで4科目が続きます。

 

ストレート生の中には、初めて一日に4科目と対峙するという方も見えるかもしれません。自宅で解く4科目とは緊張感が違うでしょう。近年に経験したことのない異様な空間に身を置いていると感じる方も見えるかもしれませんね。でも模試とは言え、試験に対する受験の条件は全員一緒です。
また、忙しい中で試験を受ける時間を捻出するのが精いっぱいの方もいると思います。よく受験できるように日程が調整できましたね。素晴らしいことです。でも厳しいことを言えば、忙しさの中で試験を受ける、その条件も周りの受験生と同じ、そして本番のあなたと同じなんです

 

だからこそ、模試当日に向けて準備できること、周りと差がつけられることがあれば、すべて周到に準備しましょう。消しゴムは万が一に備え二つありますか?シャーペンは芯が詰まったとき用に2本以上ありますか?そんな些細なことでも万が一を考えるなら、模試である今回から準備しておくべきです。
夏だから皆さん薄着ですよね。試験会場は空調が強い(効きすぎ)場合があります。予備校の校舎はまだそのあたりは配慮してあり大丈夫なのですが、大学校舎など本番の時は寒いくらいの場合も。特に女性は羽織るものを持って行った方が良い場合があります。
またこれは二次試験で私が体験したことなのですが、二次試験はストレート生が応募できる期間よりも先に多年度生が応募できるため、受験番号が前の方は2年目以上の受験者ばかり、後半はストレート生が多く混ざるといった受験生の物理的属性に差が出ていました。

 

一年目の時、たぶん周りはストレート生が多かったのですが、電卓が携帯用の小さいものを使っていた人が結構多かったのです。ハンディタイプの電卓は桁数が8ケタ程度しか入らず、2次試験には不向きなんですよね。試験会場に行ったとき「この人たち、たぶん(準備不足で)落ちるんだろうな」と思いました。(私も落ちましたが(笑))
ちなみに2年目の時は、受験番号が早かったので、周りには多年度生しかいませんでしたが、きれいに全員が12ケタの電卓を使っていました。今回は1次模試なので電卓は必要ありませんが、そんなちょっとした準備の差で、実は結構、スタート時点から差がついてと思うのです。

 

このサイトの読者には、そんな些細なことで、点数を落としてほしくないのです。先日の道場記事にもありましたが、たぶん数点の差で相当数の方の合否が別れる試験です。今回の模試は、準備を手ぬかりなく行うための実地訓練と心得、必ず準備を本番さながらにしてください。

そこまでやっても実際当日になり忘れていたことや、改善すべき点が一つや二つ、出てくると思います。私は朝食べるパンの種類やおにぎりの具材なども、当日と同じイメージで同じ場所で買い、ドリンク類は常温にしてお腹を壊さないようにするなどの配慮もしました。実際にそうしたほうが良いということでなく、たぶん私は試験日と全く同じ状況を自分で作り出すことによって、当日、余分なことを考えなくても済むようにしたと思います。

 

その上で試験に全力で向かってください。

 

すべての判断基準は一つ
「当日の自分ならどう対処するか」

 

単に問題をすべて解くだけでなく、難しい問題も意図的にスルーなど、本番さながらの対応をしてください。2択で迷った時の判断方法、あとから見直して迷った場合に回答を書き直すか否か。突拍子もない問題に対して、冷静にキーワードを見つけられるか。もし出来ない科目があっても次の科目に引きずらない精神状態。すべての状況判断が勝利への重要な要因になります。

 

さらには1日目と2日目の間の使い方休憩中の身体と脳のほぐし方昼食後の眠気への対処法など、すべてにおいて気を遣いながら、自分自身の体験として書き留めておくと実際の試験日に必ず役に立つでしょう。実際の試験日に「今日が本番だ!」と過度な力が入りすぎることも想定できます。もしそういうタイプの方だったら、今回、あえて思いっきり気張って試験を受けてきてくださいね。
それらすべての状況判断に対する結果が、良くも悪くも残りの日数をどう過ごすかの最適な判断材料になります。そのためすべての準備を万端にすることで試験結果に対する「自分自身の逃げ道」を確実にふさいでおいてください。だって当日戦うのは、ほかの誰でもなく一か月後の自分自身なんだから。

 
模試は模試でなく、本番は本番でなく。

 

皆さんの健闘をお祈りしています。

なごでした。

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