【情報】科目免除について考察してみました

みなさん、こんにちはeye akiです。

いよいよ、暗記三兄弟の情報が始まりましたね。
情報は、知識のある方とない方の差が大きい科目だと思います。
私の受験生時代の仲間は、「外国語みたい…crying」と嘆いていました(笑)

私は…といいますと、ソフトウェア開発技術者・アプリケーションエンジニアの資格を保有していましたので、科目免除申請をして6教科で受験しましたpencil

とはいえ、免除するかどうか相当悩み、講師や先輩など、かなり多くの方に相談した経緯がありますsweat01
先日のwackyのエントリーにいただいたコメントを拝見しても、多くのみなさんの関心事のようですね。

ということで、本日は情報の科目免除について考察したいと思いますgood
 
 
1. 科目免除の概要

(1) 対象資格

以下の情報処理資格を保有している方は、科目免除の申請が可能ですflair

■H13以降の試験制度
・ITストラテジスト
・システムアーキテクト
・応用情報技術者
・システムアナリスト
・アプリケーションエンジニア
・システム監査技術者
・プロジェクトマネージャ
・ソフトウェア開発技術者

■H12以前の試験制度
・第一種情報処理技術者
・情報処理システム監査技術者
・特殊情報処理技術者

# 情報処理試験の制度については、こちらをご参照のこと

(2) 免除科目の得点

6科目の総合計において、平均60%以上でかつ40%以下の科目がないこと」が合格の要件です。
つまり、免除した科目は得点としてカウントされないことになりますdanger
 
 
2. 科目免除:akiの場合

2-1. 科目免除を選択した理由

(1) 安定しない難易度

情報を受験する場合、60点を大きく上回る得点の確保が狙いとなりますが、H21年度のように難易度が高い年もあり、その年の試験が簡単になる保証はありません
例えば、難易度が高く本試験で63点だった場合、貯金は3点となります。

1教科分の学習時間を苦手科目や得意科目に分散する場合と比較すると、点数アップの期待値が低いのではと考えましたpoutannoy

(2) 診断士試験を志した理由

過去のエントリーにも記載しましたが、私は自身のスキルアップを図るため(=学ぶため)に診断士試験を目指していた経緯があり、試験に合格するための勉強は、学ぶための”手段”であると捉えていました。

私の場合、情報処理資格を複数保有しており、ITに関しては一通り精通していたため、情報について学習する時間を他の科目に費やしたいと考えましたfuji

(3) 自身の性格

自分はゴールのイメージを強く持って進んでいくタイプなので、「得意な科目で合格するのではなく、学んだことのない科目で合格したい!」という“攻め”の気持ちを前面に出して本試験に望もうと考えましたpunchthunder
 
2-2. メリットだと感じた点

(1) 空き時間の活用

基本講義1ヶ月+完成講義1週間+まとめ講義&公開模試の復習…とかなりの空き時間を確保できます。
特に基本講義中はまとまった時間が取れるため、私は財務会計の基本テキストの2回転目に時間を振り分けました。

早い段階から財務会計の地盤を作ることができたため、2次試験でも事例4で得点を稼ぐことができたのではと思っていますhappy02note

(2) 試験直前の気持ち

1次は科目数が多いため、本試験が近づくにつれて肩の荷がどんどん重くなっていきます。
その中で他の人より1教科少ない!というのは、精神的にとても楽でした。

他の科目の復習が追いつかない時、情報分の時間を補填することができるなど、心もとなくなる試験直前期に少なからず余裕を与えてくれたと思っていますcatfaceshine

(3) 試験当日の2時間

情報は本試験2日目の2教科目であり、後に控えるのは中小のみです。
免除を行うと1教科目の法務が終了した後、2時間程空き時間ができます。

この2時間で、暗記科目である中小の詰め込みを行うことができます
私は中小が苦手科目でしたが、直前に集中して暗記を行ったお陰か、本試験では6科目中TOPの点数を獲得することができましたscissors

# 本試験当日の時間割は、こちらをご参照のこと
 
2-3. デメリットだと感じた点

私自身は免除して良かったと思っていますので、メリットばかりが並んでしまいますが、これは辛かったな…と思うのは試験当日の気持ちです。

私は財務会計と経済が得意科目でしたが、今年は双方とも難易度が高く、本試験1日目が終了した時点で全く貯金を作ることができませんでしたsweat01
ですので、2日目朝の精神状態は思い出すのも恐ろしい程ひどいものでしたshockdowndown

免除せずに受験される場合には、勿論得意科目になると思いますので、本試験当日に少しでも自信を持てる材料になるかなと思います。
 
 
3.免除を検討する際の基準(まとめ)

以上より、私には免除の選択がFITしていたと感じています。
ただしこれはあくまで私のケースであり、試験を志す目的やご自身の性格により、どちらがよいのかは人それぞれだと思っています。

最後に、私が考える判断基準をまとめておきます。
・診断士試験を目指す理由は、合格自体か?学習を通じたスキルアップか?
・自分は”攻め”と”守り”、どちらの性格か?
・中小が苦手科目か?

ご自身の学習スタイルや他の教科の進捗状況をよく分析して、試験申込が始まる5月までに選択いただければと思います。
私と同じタイプの方は、免除をおススメしますnote

因みに、旧執筆陣のZonEは免除しないススメを書いていますので、こちらもご参照ください。

では、また来週お会いしましょうfootfoot

by.aki

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【情報】科目免除について考察してみました”へ2件のコメント

  1. aki より:

    >naoki_y さん

    コメントありがとうございます☆
    性格出ていますか(笑)
    確かに、私の周りでも免除していた人は少なかったので、マイノリティなのかも知れません(^-^;
    免除するかしないかということも重要ですが、合格のための戦略を自分なりに考えることに価値があるように思います。
    1次試験は7科目に対する総合力が問われるので、情報1教科の免除だけでは合否は決定しないような気もしますね。

  2. naoki_y より:

    akiさんの性格出ていますね。結局は気持ちが決めるで正解ですけど、勉強しない自信があるかにもよりますね・・・。

    私も同じ状況ですが、最初から免除は考えていませんでした。初日がうまくいけば、貯金はどうでも良いし、借金なら逆転勝負科目のつもりだったので、保障を取りました。

    H22は情報で滑り込んだ方も結構いたと思います。本当にやってみないと分からない試験です。

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