『中小企業』診断士の試験です。
こんにちは。マイマイです。
二次試験まで残すところ2ヶ月となりました。
週末は試験対策にじっくり取り組めましたか?
道場ブログでは他のメンバーの方々による綿密に計算つくされた学習法や解答法がアップされています。
今日は、私が思う二次試験の考え方をゆるっとお伝えします。
(またまたゆるくてすみません)
私は一次試験を3回受験、二次試験は1回で合格でした。
3年もやっているのに本格的に二次試験を勉強したのは3年目の一次試験が合格してからでした。
それまでは、勉強仲間とごくたま~に過去問勉強会をやる、予備校のカリキュラムにある演習を受講したことがある。
事例Ⅳに至っては、受験校の演習を受けることさえイヤで逃げ出して近くの本屋をプラプラして、学校が終わってから勉強仲間と合流して飲みに行く。というひどいありさまでした。
一次試験が合格して、いよいよ二次試験勉強を本格始動。
二か月半必死で勉強しました。
勉強法については、他の方の素晴らしい記事をぜひご参考ください。
ここでお伝えしたいのは二次試験に対する考え方。
あくまでも持論ですので、悪しからず。
私が二か月半の勉強で二次試験をパス出来たのは、もちろん、必死に勉強したこと、受験校に通い解答のノウハウを学んだこと、勉強仲間に助けていただいたことが前提ですが、根底にあったのは、今までの中小企業での業務経験とマインドの持ち方だったなぁと思っています。
二次試験と実務は違うということも聞きますが、私はそうは思いません。
もちろん、型通りの手法や紙面上だけで課題解決ができるほど実務は甘くありませんが、全然違うとは思いません。
二次試験でも実務でも目の前の会社のことを一生懸命考え、理解して、最善方法で課題を解決しhappyにしていく。
同じことだと思います。
二次試験のときの大前提の制約条件って何だと思いますか?
(3215さんのブログでも制約条件のお話ありましたね)
事例企業が中小企業だということ。
当たり前でしょ・・・・
と思いましたか?
そう。当たり前です。でも当たり前すぎて抜け落ちていることがありませんか?
中小企業ということを無視した解答になっていませんか?
中小企業といっても様々な規模な企業や状況がありますが・・・
本当にその事例企業が実行可能な解決案を提案していますか?
本当にその事例企業で考えられる問題点、課題点を解答していますか?
一次試験で勉強しましたね。
中小企業が不足しているものは何ですか?
大企業との違いは何ですか?
「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」
その事例企業が不足している資源、抱えている問題は何ですか?
それが大前提の制約条件です。
資金繰りに悩んでいる中小企業が売上の低迷、生産効率の悪さに悩んでいるときに
「社長、多額投資をして機械設備をガラッと入れ替えましょう!」
「社長、人手不足ですね。どんどん雇用しましょう!」
「社長、がつんと投資をして新規事業をしましょう!」
なんてアドバイスしますか?
もっと地に足がついたアドバイスをしますよね。
こんなアドバイスをしたら「は?何もわかってない。」とあきれられるでしょう。
上記は、あまりにもわかりやすい例なので、さすがにこんなミスはしないと思いますが、似たような過ちをおかしていませんか?
もちろん、中小企業は制約条件があるから課題が解決できない、資源が不足しているから手が打てないというわけではありません。
出来る事は何か?ということです。持っている知識から知恵を絞って考えるということです。
- その事例企業の規模はどうか?
- どのステージにいるのか?
- 真の問題点・課題は何か?
そこを真剣に考える必要があります。
二次試験において
「木を見て森を見ずになっていないか?」
「設問ごとの細切れの解答になっていないか?」
というのは、そういうことだと思います。
過去問や演習を解く時にぜひ行っていただきたいこと、勉強仲間と話あってほしいこと。
それは、
「事例企業の状況、この企業の真の問題点・課題点は何か?」
出来れば文章にしてほしいと思います。
二次試験で重要な文章構成力が高まります。
「困っている中小企業、社長を助けてHappyにしてください。」
「診断士先生、ありがとうございます!あなたのおかげで私も従業員も家族も助かりました。本当に感謝しています。」
と言われるような提案をしてください。
ではでは、体調を崩さないように頑張ってくださいね
まりりん丸さん
コメントありがとうございます。
財務、私の点数はもっとひどいですよ。
答練では20点台、模試でも30点台という状態です。
こちらのふうじんさんの記事「ベタ問10マークで40点」を実行したことと、模試以降に勉強法を変えたことでどうにかぎりぎりで滑り込んだというところです。
まりりん丸さんの並々ならぬご努力、いつもコメント拝見しています。
お身体壊しませんように。
そしていつか是非診断士としてご一緒させていだける機会があればと楽しみにしています。
マイマイさん☆
実は私もマイマイさんのリストがみたいなと、陰ながら希望していた中、おはともさんがナイスコメント。萌えました。
執筆者リストの更新、ありがとうございます。
ゆるくない、マイマイさんの信念、強さを感じます!素敵です☆
あと、まりりん丸さんへ。
まりりん丸さんの強い意志・気持ちに、いつも勝手に勇気と元気を頂いておりました。ありがとうございます☆
おはともさんの投稿から、マイマイさんの経歴を拝見し、ますます励まされました!
財務会計、私も苦手意識があります。ファイナンス部分は確実なのですがアカウンティングが全然出来ず、答練も模試も本番もずっと50点前後という有様……。今後、試験だけでなく実務に備える意味でも、マイマイさんのように簿記の勉強をして、アカウンティング分野もしっかり修得したいと思いました。
マイマイさんは独立された方なのですね。リンク先を拝見し、憧れます。今後、独立診断士としての体験など教えていただきたいです。
あと、横レスすみません。
おはともさん、おはともさんならば二次試験きっと大丈夫♪……と、僭越ながら思います。
おはともさんは一次試験直前に、財務が苦手と投稿していたけれど、試験では無事だったのですから。謙虚であり本番に強い方なのだろうと拝察します(・ω・)ノ
マイマイさま
執筆者リストの更新ありがとうございます。
経歴を読んでびっくり。
独立されてるのですね!
一次財務の点数の伸びにも大変刺激を受けました。
「私は数字は分かんないよ」という逃げ口上が未だに染み付いている自分の甘さに気づきました。
「私、苦手なんです〜」と言って逃げ回ってれば許されるかな、
なんてまだ心の片隅に(いや中心に近いところに)あります。
不可能を可能にしていく。という決心が必要なのかもしれません。
マイマイ様
1次試験がギリギリアウト気味、あわや救済措置あれば…の状況の者です。産後2か月で試験を受けた無理がたたって1次試験後にダウンしてしまい、2次試験の勉強を今週ようやく始めました。なので、マイマイ様の2次試験一発合格の記事に励まされます。
2次試験の勉強、すごく楽しいです。与件から、どんな中小企業なのか、経営者の想いはどうなのか、を想像して、授乳やお世話の隙間時間で週に2問程度解いています。
マイマイさんの記事を読んで、2次試験自体が、「診断業務では最低限ここまでは読み取れてほしい」というメッセージなのかな、とも思えて、勉強がどんどん楽しくなってきました。
いつも励ます記事を書いてくださる、執筆者の皆様に改めて感謝です!
おはともさん
コメントありがとうございます!
また、セミナーにご参加いただきありがとうございます。
その後いかがですか?
答練でそんな演習があったのですね。
そうですね。
二次試験は単に正しい解答ではなく、その企業に一番良い解答をすることですね。
読む力・考える力・書く力をいくら高めてもその根本がずれていたらダメですよね。
リスト、すみません・・・
更新いたします。
取り急ぎ過去の記事です。
https://rmc-oden.com/blog/archives/65273
https://rmc-oden.com/blog/archives/67339
https://rmc-oden.com/blog/archives/68411
あと二か月がんばってください
.NAP.さん
コメントありがとうございます。
設問の本質・方向性・ストーリー、まさにこれですね。
必ずどの事例にも軸となるものがあるはずです。そこを意識するのとしないのでは大違いかなと思います。
そして、中小企業診断士がなぜいるのか?
軸は中小企業をHappyにするためだと思います。
がんばってください☆
マイマイさん
先日のスタートダッシュセミナーの個別相談で財務が苦手だとあれこれ相談させていただいた者です。
ご指摘の点、先日の答練でまさにやりました。
「営業部が得意先を訪問する頻度にばらつきがあり、受注量も偏りがある」という本文に対し、
「隠れたニーズが埋まってるはず。得意先を定期的に訪問して新たな受注を獲得すればいいじゃん!」と書いたところ、模範解答は正反対でした。
そんなに営業部だって暇じゃないし時間もないから、有料顧客に絞り込んでお付き合いしなさいというのが正解のようです。
一次試験の理論はとりあえず知識として頭に入っていても、それを適用するシチュエーションが的外れになってしまいます。
二次試験、奥が深そうです。。
ところでマイマイさんの名前、執筆者リストにないですよね!?
マイマイさんの過去記事を読みたいなと思っても検索できないのが残念です。
マイマイさん。
素敵です。ありがとうございます。
「事例企業の状況、この企業の真の問題点・課題点は何か?」をちゃんと考えたいと思います!
これを意識できれば、設問の本質や、方向性・ストーリーがより掴めるような気がします。
Happyを提供できるように、世のため、人のため、頑張っていきたいと思います☆☆