今年合格は難しいんじゃないかと思ってる方へ
6月に入り、すっかり梅雨モードが続いてましたが、今日はいい天気ですね
この時期は専門学校などでは答練が続くため、目に見える形で点数が突き付けらる機会が増えます。
思ったより点数が取れている場合もあれば、努力したのに伸び悩む場合もあります。
後者の場合は、この時期には精神的に堪えるわけで…。
「ここまで頑張ってきたのに…。」
「もう時間がないよ…。」
「今年は合格できないんじゃないか…。」
葛藤と苦悩の日々を繰り返す毎日。
しかし、そんな時だからこそ、お伝えしたいことがあります。
◆合格できる権利を付与◆
今月初旬に受験申し込みが終わり、本年度における受験者数が確定しました。
この分母数より受験者が増えることはありえません。
これは、申し込みをした人全員に、「合格できる権利」が付与されたと言えないでしょうか。
当たり前ですが、そもそも申し込みをしなければ、受験できません。
もちろん、受験できなければ、合格することはあり得ません。
つまり、逆をいえば、受験さえすれば「合格はあり得る」わけです。
しかし、目の前の点数に影響され、合格できないのでは…
という面ばかりに意識が向いてしまい、そのことを忘れてしまう場合があります。
しかし、真価が問われるのは、まだ2ヶ月も先です。
今すぐではありません。
今の点数ではないのです。
これは、平平の記事をはじめ、これまでの合格体験記などにも数多く語られていることです。
合格できる権利を行使するも手放すも、これからの自分次第なのです。
◆合格者は今、選別されている◆
気候も不安定なこの時期に、不安定になる点数を重ねると、不安がより募るのは当然なのかもしれません
私自身も昨年の今頃、これまでの勉強の結果が思うようにでず、不安に駆られ、強い焦りを感じていました。
残された時間で何をすべきか。焦ってばかり。
勉強に手がつかず、何をやっても空回り状態。
そこで、ふと立ち止まり、こう仮説を立てたのです。
計画通り順調にこれた人は、きっと大多数ではないだろう。
むしろ、受験初年度であれば、自分と同じく、まだまだ点数に結び付かない状況の人が多いかもしれない。
否、これからの時期に、ようやく点と点だった知識たちが線となり、面となるはずだ。
今の時期というのは、答練などの点数で揺さぶりを掛けられ、諦めかけていく人や勉強が手につかない人が増える時期でもあるのではないか、と。
つまり、今、合格者が選定されているタイミングなのだと、結論付けました。
これは自分自身の受験講師の経験からも、裏付けがあるものと実感しています。
せっかくこれまで頑張ってきたのに、この直前期に思うようにいかない点数を取ったことで、急減速してしまう方が事実いらっしゃいました。
確かにこれまでの努力の結果として、答練の点数があります。
しかし、その答練と本試験は別物です。
本試験で勝つための答練であることを見失うと、本末転倒になってしまいます。
ここからは、最後まで諦めなかった人が、合格に一歩ずつ近づいていく時期に違いありません。
◆何のために今年受験するのか◆
皆さんにとって診断士を受験する理由はどのようなことだったのでしょうか。
私は、壁にぶつかったり、選択に迷う時、いつも「何のために」という枕詞を使い、原点に戻るよう心掛けています。
合格してコンサルをし、中小企業に役立ちたい。
人脈を広げたい。
スキルアップして、お金持ちになりたい。
勉強してきたことを形にしたい。
この環境から脱したい。…etc。
環境やバックボーンが異なれば、その理由は十人十色だと思います。
それは見栄を張るものでもなく、他人と比べるものでもないはず。
色んな制約を、取り払っても残ってるもの。
それこそ、今の一番自分に大切なものなのかもしれません。
先日このような言葉を目にしました。
(浅田真央/フィギュアスケート選手)
世界一の座を争うトップアスリートの言葉だけに、とても重みを感じました。
浅田選手に比べれば自分とは雲泥の差はありますが、私にとって診断士試験を諦めなかった根底には「成長したい」という強い想いがあったことも事実でした。
誰かに言われて診断士を目指された方は少ないはずです。
どんな理由であっても、自分が決めた選択肢に、責任と行動をもって取り組むことこそ、最後の支えになるのかもしれません。
今の時点で合格を保証されている人は誰もいません。
もちろん、不合格の人もいないのです。
本試験までまだ二ヶ月あります。
受験を申し込んだ時のあの熱い想いを。
貪欲に挑戦してきた日々を。
悔し涙を流したあの瞬間を。
きっと、自分にしかできない2ヶ月間の過ごし方があるはずです。
今日の四字熟語:初志貫徹 (しょしかんてつ)
初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。▽「初志」は思い立ったときの最初の気持ち・志。「貫徹」はやり通す、貫き通すこと。
今日も元気で
U2でした。
ミッキーさん
コメントありがとうございます☆
初年度の場合はやれることが沢山あるので、「本試験開始1秒前まで伸び続けるはず!」と、私自身言い聞かせてました。
一番しんどい時が、一番成長している時なのかもしれません(^^
ミッキーさんの「初志貫徹の挑戦」を、ご祈念しています!押忍!
今年初めての受験に挑戦します。染みました・・・・ほんまにそのとおりだと思います。このままじゃアカン!自分も成長したい!先の展開を見たい!中小企業の役に立ちたい!と思い、診断士を志しました。あかん、涙がでそうな記事でした。そうですね、結果は大事ですが、まずは「挑戦!」
初志貫徹を貫きます。ご指導ありがとうございます!押忍!
事件通訳さん
コメントありがとうございます!
同様にご返信が遅くなり申し訳ございませんm(__)m
答練は答練としての活用方法を大事にして、本試験という頂上は見失わずに進んでいきたいですね。
私はこの時期、本試験で満点を取ることは難しいけど、これから2か月間を諦めないで努力する事は自分にもできると思ってました。
その先に、合格を勝ち取れればベストですし、たとえダメでも改善点が見つかるはず。
どちらに転んでも次へ繋がる、次へ繋げるという思いで最後まで頑張りましょう☆
事件通訳さんの合格を、心からご祈念しています!!
Tストレート本科生さん
コメントありがとうございます!
また、ご返信遅くなり申し訳ございません(:_;)
そうなんです。
勝負すべきところは本試験ですので、答練に揺さぶられすぎず、いい意味でのマイペースで走り抜いていきたいですね。
合格を道場メンバー一同、心からご祈念しています!
そうなんです。なぜかTの答練は全く点につながりませんが、9年分の過去問集はどんどん解けるようになっているので、やはり過去問集ができるほうがいいのだろうと勝手におもって、もうこれからはその過去問集の3回転に決めてやっているところです。ま、答練は「まだおまえダメだぞ~~~」っていうムチなんだっとおもってます。マラソンならまさに37km地点です。あと少し頑張れば、ゴールだよってとこですから、まさに勝負はここからですね。
周りにいっぱいいる司法試験合格者も「あきらめないから成功につながるんだよ」っと励ましの言葉をたくさんいただきます。そうそう、あきらめちゃだめですね。
U2さん
心に響きました。
答練の揺さぶりにまんまとはまり、急速に諦めかけてました。
初志貫徹でしね。
最後まで諦めずに頑張ります!