立場を変えて考える
こんにちは。ハーンです。
3月も半ばになりましたね。ついこの前、年が変わったと思ったら、もう春ですか。これから暖かくなり、一番いい季節を迎えようとしています。新年度って、何かと気分一新できるタイミングではあります。
学習が思ったように言っていない方、まだまだこれからが本番です。十分に巻き返せる機会があると思いますので、巻き返すなら早目に着手しましょう。
私は、15日コースの実務補習を一昨日終了しました。ホント、睡眠時間は短くなり体力的には厳しかったですが、いろんなことを学べて本当に充実した日々でした。終わってみたら、ホント楽しかったです!
仕事の環境(どうしても休暇が増えます)が許すことと体力面で耐えうるという条件付きですが、個人的には15日コースをお勧めしたいです。メンバーも変わらないので、ある意味一体感も出ますしね。
それでは、今日は前回に引き続き、未開の領域について、別の視点で考えたいと思います。
◆ 前回までの内容 ◆
前回の記事では1日のうち、一番時間を使っているのは?
1仕事の時間
2睡眠時間
ということでした。
「2睡眠時間」の使い方に知見のない私でしたが、さっそくU2が睡眠時間の脳の活用を踏まえた記憶の定着方法について記事にしてくれました。(Thanks!)
私も、次の機会にはぜひとも実践したいと思っています。
さて、前回記事の要旨を振り返ると
1仕事の時間
①考える深さ→ 手法:なぜをいつもより多く問うてみる
・仕事で直面する課題の発生理由を深く考えることで思考力があがるのでは
・勉強時間にカウントしていない仕事の時間でプラスがあれば儲けもの
・それは2次試験に活きる可能性あり。現時点で2次対策が難しいスト生にメリット有
今回は、
②視点の広さ→ 手法:「?」
という観点で、私が普段の仕事で心がけていること第二弾としてお話ししたいと思います。
◆2次試験の逆張り戦略(余談)◆
話は変わって、中小企業診断士の2次試験。
前回もご紹介したとおり、「読む」「考える」「書く」の3段階のフロー。
特に、考えるという本質論については、体系的に説明しにくいものだと思います。
とはいえ、思考力強化がなせるなら合格に近づくと考えたいもの。
書くに力を入れている受験生の中で、まさしく逆張り戦略の最たるものかと思います。
根拠はありませんが、私は道場記事でしばしば目にする「スト生の逆張り戦略」って、経緯や理由はさまざまですが本質論の「考える力」に試験当日時点でアドバンテージを持っていた、だから合格したってケースが結構多いのではないかという仮説を立てています。もちろんこれが全てではなく、逆張りの一つのパターンにすぎないとは思いますが。
◆2次試験に求められる思考力◆
話は余談から戻って、2次試験に求められる思考力です。
2次試験が経営コンサルティングの能力を試している試験だとするならば、以下の2点の思考力を問うているのではないかと仮説を立てました。
①課題解決を提案するための深い思考力
②会社全体を俯瞰する広い視点での思考力
前回は、①の強化策の一つをお話ししました。
今回は、②の強化策についてです。
◆立場を変えて考える◆
さて、今日の本題です。
私個人の経験で恐縮なのですが、10年以上前に、その時の上司に
「社長になったつもりで考えろ!」と言われたことがあります。
私は正直、社長になれる器ではありませんが、社長になったつもりで考えてみました。
そうしたところ、意外だったのですが目の前の課題が小さく感じたことです。
目先の課題は、自分のセクションには大きな話でも、会社全体から見たら小さな話。また、これを解決するために自分のセクションの都合を押し通した時に他セクションへの影響を考えるようになりました。
自分のセクションには最適解でも、会社の全体最適にはなっていない・・・
このようなことが、意外と仕事では起こるんですよね。
それ以降、問題に当たった時は、木を見ず、森を見ろ、山に登れと思い返して「社長になったつもりで考える」ようにしています。
ただ、ちょっと待てよ、これって全体を俯瞰することそのものじゃないの?と思うわけです。2次試験やコンサルタントに求められている能力ではないかと。
ならば意外と2次試験対策に使えるのでは?って思ったわけです。
ということで、私は仕事中、勝手に「社長」になったり「部長」になったりしています。
ただし、あまりやりすぎると、
態度だけが社長になってしまうリスクがあります。
これは敵を多く作りますので、頭の中で考えるだけにとどめましょう。自戒を込めて強くそう思います。
以上ですが、前回記事と同じく、仕事の時間は勉強時間にカウントしていないことが前提です。なので、試すならプラスがあればラッキーくらいの気持ちでお願いいたします。
◆今日の要旨◆
・前回記事に続き、勉強時間にカウントしていない仕事の時間を2次対策に活用。
・全体を俯瞰する能力が2次試験に求められるとするならば、仕事で「社長になったつもりで考える」のは効果あり。
・仕事の時間はもともと勉強にカウントしていない前提。そこでプラスがあれば儲けもの。
最後までお読みいただきありがとうございました。ハーンでした。