【合格体験記】通信(webフォロー)への変更!効率重視で家族生活との両立を見事果たし、一発合格!~u-taさん~

katsuです。

とうとう2014年

皆様、今年も” 一発合格道場 “をよろしくお願いします。

そして、本日より皆様から寄稿していただいた「合格体験記・″未″合格体験記」を紹介していきます。

「合格体験記・″未″合格体験記」の活用については最近投稿された次の記事が参考になると思います

 【2014年度合格目標】続々・一発合格道場の歩き方 by ふうじん

 【2014年合格目標】「体験記」からの警告。 by まっきー

【2014年合格目標】他人のマネが合格への最短ルート by お薬ハック 

これらの記事をまず読んでいただいた上で、体験記を読みながら「自分はどのようにやっていこうか」、考えてみてはいかがでしょう

ヒントはたくさんあるはずですよ

また、合格体験記に関してまだまだみなさまの御寄稿をお待ちしております

続く同志、そして自身のためにもぜひ書いてみませんか

詳細は コ ・ チ ・ ラ です

では、本日の体験記です

 

 

   寄 稿 こ こ か ら   

 

皆さん、こんにちは「u-ta」と申します。

この度2013年中小企業診断士試験、ストレート合格を果たすことが出来ました。

今後、診断士合格を目指される皆様、その中でも、小さなお子様をお持ちの方や家族サービスと勉強の両立を目指したい方とってこの体験記が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

1.自己紹介

1983年生まれの30歳です。居住地は関西、家族は妻と娘(2歳)がおります。仕事は教育関係、他の資格は28歳の時にMBA(経営学修士)を取得しております。

 

2.診断士を志した理由

MBAと診断士のカリキュラムには重なっている部分もあり、MBAで学んだ知識を再整理する意味でも魅力的な資格だと感じ、受験を決意しました。

 

3.独学か 通学か 通信か

まず、診断士の難易度の高さを考慮し、“一発合格”を目指すためには独学では難しいと判断しました。なお、資格予備校に通うのであれば、診断士受験最大手のTACを選択すると決めていました。

その後、通学か通信か悩みましたが、TACのパンフレットを見てみると多少の出費はあるもののWEBフォローが存在することを知り、通学+WEBフォローの受講体制としました。私の場合は、この選択をしていなければストレート合格の実現は難しかったと思います。

 

4.2012年7月~3月末

まず7月開講のアプローチ講義に参加しました。その後、9月からは本科の授業を受講するものの担当講師による学習効率の差異を実感(あくまで私個人との相性)。また、平日夜or休日の受講は当時1歳未満であった娘の育児に積極的に関与出来ないフラストレーションもあり、結果、9月中旬より通学からWEBでの学習に変更しました。

(以降2次含めて講義はすべてWEB受講

一次試験までの基本的な学習スケジュールは以下の通りです。

①月曜日・木曜日(WEB配信日)は朝5:00に起床し、WEBで受講(基本受講は2倍速

※そのまま音声をスマホに落として当日の移動時間などに繰り返し聞く

②火曜日、水曜日・金曜日・土曜日は早朝に受講箇所のスピ問を解く

③日曜日は予備日

④徒歩の移動時には必ず音声で繰り返し講義を聴く

⑤電車での移動時はスピ問回転

学習スタイルをWEBフォローに変更し、倍速再生のおかげで1コマあたりの受講時間が1時間半程度に短縮。講師も有名講師ばかりで解説も分かり易く相性バッチリ。この変更により学習効率が一気に向上しました。

昨年度までの一問一答から改訂があったTACのトレーニング問題集は過去問中心で難解な問題もあり、負担感が大きいことから、運営管理以降、各科目の養成答練まではWEBフォロー&スピ問のみ取組み、トレーニング問題集は直前期に解くように作戦を変更

また、ふうじんさんのこの記事 を参考にさせて頂き、毎日半身浴をしながらのポイント確認用にポケットテキストを購入。また、勉強時間はスマホアプリで記録をとり、週ごとに勉強時間を集計し、自身の学習ペースを常にチェックなお、経済に関しては石川秀樹先生の著書をサブテキストとして使用しました。

 

5.2013年4月からGW

中小は暗記科目の為、思い切ってGW後に学習することにし、自身の性格を考慮&直前期にペースを落とさないようにするため、敢えて4月からGWにかけて休憩期間を設けることにし、これまで我慢していたテキスト以外の読書の為に時間を使いました。

 

6.2013年GW後~TAC公開模試

勉強のスパートをかけるため、平日は4:00に起床し勉強。隙間時間は音声DL&問題演習。夜は子どもや妻との時間を大切にし、浴室でのポケテキ読書のみで早めに就寝することを心掛けていました。

休日は気合を入れて3:30に起床、10:00頃まで勉強し、その後は家族サービスの為の時間に。この時期の演習は過去問&トレーニング問題集を使用。過去問は同友館の過去問完全マスターを使用し、全科目最低5回転させました。

この本は論点別に過去問が整理されており、自身の弱点が把握しやすく、 8年分の過去問を掲載している点がメリットです。ただし、解説はTACの過去問の方が詳しいため解説部分のみTACの過去問を併用しました。

結果TACの公開模試では431点でなんとか一次合格レベルに到達し、多少安堵の気持ちを抱いたことを覚えています。

 

7.公開模試後~一次試験本番

公開模試後は家族の了解を得て、土日のどちらかのみ、終日TACの自習室に籠ることにし、この時期は週に40~50時間程度の勉強時間を確保。過去問と模試の復習が中心。公開模試はLEC・大原も自宅受験をしましたが、私の印象ではTAC模試が最も本試験分析をしており有効でした

試験前日は予想以上に寝付けず、就寝できたのはなんと4:00頃、緊張しまくりで2時間程度しか寝られず超アウェイ状態で試験に臨みました。その上、初めの経済学が過去最高レベルの難易度で自身含め試験会場全体の空気が沈みましたが、何とか2日間を乗り切り、結果452点で一次を通過しました

各科目の点数は以下の通りです。

経営72/財務74/運営66/経済44/情報72/法務60/中小64/合計452

※一次の合計学習時間 約850時間

 

8.一次合格発表~二次本番

一次終了後、多少燃え尽きた感がありましたが、その中で道場の記事を拝読し、少しずつ二次への準備を進めました。一次合格発表日にTACの事例Ⅳ特訓・2次オプションゼミ・2次実力完成演習を申し込み、事例の本数を確保

その中でも実力完成演習は解答手順に関して教材製作者からの詳しい説明があり、私にとっては費用対効果の高い講義でした。

また、過去問に対するアプローチの違いを把握するため、TACの過去問に加え『ふぞろい』『全知識』『全ノウハウ』『事例攻略のセオリー』『世界一やさしい答案作成術』『LEC過去問解説(通販)』など過去問解説に関する書籍はほぼ全て購入し、本試験での合格基準・合格要素の多面性を認識するように努めました。その中でも『全知識』はそれぞれの事例ごとに具体的な切り口が示されており、事例演習の要求解釈を考える際に大いに参考になりました。これらの書籍を購入することで金銭的な負担は増加しますが、試験後に後悔しないよう、ストレート合格に必要なものは揃えるようにし、事実、過去問に対しては合格可能な多面的なアプローチがあることを認識できたことは大変有意義でした

なお、事例は演習、講義、自身の振り返りを合計すると1本こなすのにまとまった時間が必要になるため早朝に1本、夜に1本の1日2本を必須としました。休日も日中は家族との時間に充てる為、本数を増やすことなく、平日と同じペースでの学習継続を意識しました。

試験当日、事例に対して素直に解答することを心掛け、落ち着いて対応したことが二次(筆記)の合格に繋がった要因の一つであると思います。

※2次の合計学習時間 約120時間

 

9.最後に

ここまでの試験勉強が出来たのも家族の支えによるものが大きく、家族には感謝をしています。試験勉強ももちろん大事ですが、家族と過ごす時間、特に子どもと過ごす時間はそれ以上にかけがえのない時間だと考えていたため、家族との時間を確保しながら合格できたことに大きな喜びを感じています小さなお子様がいらっしゃる方にとってこの体験記が何かの参考になれば幸いです。

最後になりましたが、昨年7月の学習開始以降、毎日このブログを拝読し、落ち込んだ時には気持ちを持ち上げて頂き、困ったときには学習の指針を示して頂きました。ストレート合格を実現できたのは、道場執筆陣皆様のおかげです。この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

そして、同志の皆様が来年一人でも多く合格されることを心から願っております。

以上です。

     寄 稿 こ こ ま で     

仕事もある中、さらに家族サービスを忘れず、一発合格本当に素晴らしいです

随所に見られる自己分析と情報収集。自分に合わせた学習の工夫、そして柔軟に行う学習計画・方法の変更。

効率的に行うことで、家族と過ごす時間をつくり、モチベーションも落とさずに済む。

とても好循環に学習が進められての一発合格でしょう。

u-taさん、貴重な体験記をありがとうございました

それでは、また。

by katsu

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