【事例Ⅳ】鉄板得点源―経営分析を攻略

こんにちはイラサムです

セミナーに来て下さった方、どうもありがとうございました。

まだ間に合うとはいえ、残された時間は限られています!

これからノンストップで頑張っていきましょう。

1次試験が終わって、一週目が終わります。二次試験に対してはどんなことをやればいいのかもやもやしている受験生も多いと思います。

なので、今日は事例Ⅳにて得点が稼げる経営分析についてお話をしていきたいと思います。

平成24年度二次試験においては、出題の方式が大きく変わりました。

しかし、また元に戻るという可能性もあり、かつ戻った場合には
他の受験生は必ず得点を取りにきます

そこで慌てないためにも、ある程度の解き方の知識と練習は積んでおきましょう!

Ⅰ、経営分析はなぜ得点しやすいのか

従来の事例Ⅳ攻略法は、経営分析で得点を稼ぎ、簡単な計算問題を落とさないことと教えられました。

それだけ経営分析が取りやすいといわれる理由は2つあると思っています。

(1)主に抜き出しで対処可能

一度過去問をご覧になった方は認識されていると思いますが、経営分析では主に2つのことが求められます。

①D社の問題点を表す指標
②D社の問題点の内容

これは、与件文に記載があるケースがほとんどです。

例えば
(平成20年度)…主力設備は当時の最新機能を備えたものではなかった。最近では、老朽化による故障が多発しているためメンテナンス費用が増加している。
⇒製造原価報告書の“経費(うち、修繕費)”が高い⇒売上高総利益が悪い

なので、解き方のコツは本文からキーフレーズを発見できるかになります。上記の例でいえば”メンテナンス費用の増加”がキーフレーズになります

そして問題点の内容についても与件文から抜き出すかたちで対応できます

もちろん、他社比較という形式で出題されますので、他社よりも数値が悪いものを選んでいきます。

(2)解答フレームが決まっている

過去問の事例Ⅳ 経営分析の回答を眺めてみると、書き方がほとんど同じことに気が付きます!

例えば、問題点を聞かれている場合には、だいたいの解答が「~なため、収益性or効率性or安全性が低い」という解答フレームになっています。

あとは「~」の部分を問題によって書き換えれば、汎用的に対処可能というわけです。

 

Ⅱ、出題方法は主に2パターンしかない

平成24年度の試験では出題方法が劇的に変わりましたが、平成23年度までは主に2パターンの出題方法でした。

(1)改善策を記述するパターン(平成23年度)
(2)改善策を記述しないパターン(平成20~22年度)

(1)改善策を記述するパターン(平成23年度)

平成23年度の試験では、指標を3つ問題発生の原因、そしてその改善策が求められました。

実はこれだけでも大きな変化でした。

僕は受験していませんが、当時このいきなりの出題変更により混乱をし、実力を充分に発揮できなかった受験生もいらっしゃったとのことです
(それ以前の出題方式は(2)を参照)。

しかし、実はこちらの出題パターンにおいては改善策も本文に記載があったので、出題のされ方を知っていれば対処できます。

実際に平成23年度では次のようになっていました。

(平成23年度、本文中の記載)…工場新設にあたっては、製品ラインの見直しが求められている。
⇒(おそらく)製品ごとの売れ行きなどを分析していないと考えられる。そのため売れ行きの悪い製品が増え、棚卸資産が増加。その運転資金を借金で賄っている。
⇒(おそらく)改善策は、売れ行きなどで製品ラインを見直して、作る製品と作らない製品を分類する。

※この年度では、先に改善策を本文から抜き出し、それにより改善される指標を問題点としてピックアップするというプロセスが有効な問題でした。

(2)改善策を記述しないパターン(平成20~22年度)

こちらのパターンはある意味、コンサルティングをしている気分になれる出題方式です。

最初の経営分析では、D社の問題点を指摘させて、その改善方法はあとの個別問題で聞いてくる形式です。

なのでこの場合は、指標選びに2つのアプローチが必要になります

アプローチ①:本文の記載から問題点を引っ張ってくる
アプローチ②:個別問題から問題点を推測する

アプローチ②のケースですと例えば先程挙げた平成20年度の問題がそうでした(Ⅰ、経営分析はなぜ得点しやすいかを参照)

(平成20年度)経営指標で設備のメンテナンス費用増加を指摘させる!
⇒メンテナンス費用増加に関係して個別問題で次の二つが問われた
・このまま何もしなかった場合の、D社のキャッシュフローの現在価値
・新主力設備に取り換えた場合の損益計算書の変化

そのため、先に個別問題を見て、指標を予想するということも上級テクニックとしてあります

既にお話をした通り、平成24年度は出題方式が劇的に変わってしまったので、また元に戻るかはわかりません。

しかし以前のパターンに戻った場合には他の受験生は必ず得点をつかみに来ます。

そこで出遅れないために、一般的な解き方知識トレーニングは積んでおきましょう!

“じゃあ、何をすればいいの”と思った方に向けて、私がどのようにやっていたかを最後にざっくりご紹介いたします。

 

Ⅲ、経営分析対策の勉強法

ほんとにざっくりの紹介になりますが、私が経営分析攻略のために行ったことは2つしかありません。

(1)出題のされやすい経営指標を把握すること
(2)過去問を実際に解いてみること

(1)出題のされやすい経営指標を把握すること について

経営分析では、出されやすい指標は決まっていると考えられます。

主に、収益性・効率性・安全性の3つのグループから指標を選ぶことになります。

各グループから1つずつ選ぶ場合、または効率性から2つ・収益性から1つ・安全性からは0というように、1つのグループから2つの指標を選ぶ場合もあります。

まずなにより、どんな指標があるのかを覚えておく必要があります

以下の表に最低限覚えておきたい指標をまとめたので、よかったら参考してください

上記の指標を抑えたら、あとは過去問を使ってトレーニングすることが重要です。

正直自分で考えないと身に尽きません。

ただでさえ、時間がない中ですが、このトレーニングはスキマ時間でもできると思うので、ぜひ出題されたらラッキーと思えるように準備してください。

それでは本日も頑張っていきましょう

by イラサム

 

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【事例Ⅳ】鉄板得点源―経営分析を攻略”へ3件のコメント

  1. ハカセ より:

    >ももか様。こんにちは。コメントありがとうございます。事例IVの参考文献についてですが、イラサムが言うように「テキスト・問題集に集中した方がいいです」が模範解答であり、本当にその通りだと思います。演習に優る参考文献はありません(断言)。もしも実力をつけたいなら、今からでも遅くないから資格学校の養成演習を購入(または入手)することをお勧めします。財務が苦手な私が事例IVを得意(常時上位10%前後)にできたのは上級生向けの養成演習を繰り返し解いたおかげです。それでも、気晴らしに読む書籍を探しているんだ、ということであれば、「1秒!」で財務諸表を読む方法(小宮一慶)をお勧めします。この記事 https://rmc-oden.com/blog/archives/148 では財務会計の一次試験対策向けの参考書籍としてご紹介しましたが、もちろん事例IVにも関係しますので、気分転換によいかもしれません。事例IVを制する者は二次試験を制す。事例IVを制さずして二次試験突破はない。頑張ってください!

  2. イラサム より:

    ももか様

    コメントいただきどうもありがとうございます。
    ただあいにく参考書として使っていたものはありませんでした。

    参考として僕の場合は、講義のほかに事例Ⅳに関しては3つの教材で勉強していました
    ①2次過去問題集
    ②1次過去問(財務会計)
    ③2次事例Ⅳ特訓 [4回](TACの通信講義)

    ③2次事例Ⅳ特訓 [4回]については、お金はかかってしまいますがFCF等の問題が計算ドリルの形式で数パターン出題されるので、苦手な場合にはおススメです。

    また、目的が事例Ⅳを得点を取れる科目にしたいということであれば、できる問題を確実に得点するトレーニングをした方が良いと思います。
    具体的には、計算して数値を出した後に計算ミスをしていないかを確認する作業を練習するということです。(僕の場合には、答えとして出た数値から+-を逆にして元の数字に戻るかを確認するようにしていました)

    既に、1次財務会計を勉強されているはずなので、事例Ⅳで得点するために十分な知識はお持ちだと思います。使う教材は2次過去問題集だけでよいので、どうすれば間違いなく正解の数値にたどり着けるのかとそれを確認する作業をトレーニングしていけば必ず、得点科目になります。

    参考書を教えてくださいというご質問に答えられずすみません。上記説明で不明点がありましたらまたコメントいただければと思います。頑張ってください。

  3. ももか より:

    いつも拝見させて頂いております。
    今はT○Cのストレート本科生に通学しているのですが、事例Ⅳを得意科目としたく、なにかオススメの参考書がありましたら教えてください。よろしくお願いしますm(__)m

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