【GW前】まっきーの事件簿:file03(後編)

【前回までのあらすじ】
受験生にとって一つの山場、GW。
学習仲間達が意気揚々とGWの計画を立てオプション講義を申し込む中、まっきーに下された14連勤の命。全く勉強できずGWを終える。
不安を抱えながらも完成答練をこなしていく中、点数を見る限り心配していたほどの差は無い様に思えた。
一安心するまっきー。ここからが悲劇の始まりだとは知らずに・・・。

こんにちは、まっきーです。
いよいよGWですね!

前回の記事ではGWの計画を立てる前に自分の現状を分析し、立ち位置を把握してみましょうと書かせて頂きましたが、

これは、「それなりにオプション等もこなしてみたけど、思う様に捗らなかった・成果が出なかったという学習仲間のぼやき」、そして最たるものは
「GWに勉強しなかった焦りから、先を見据えた計画を立てずとにかくやみくもにアウトプットを行った自分に対する反省」から思った事でした。

では、何故その反省に至ったか?

【コールドケースその②:空白の3ヵ月間】
前にも少し書きましたが、GW後の私はひたすらアウトプット・回転重視
これは本番まで続きました。
この時の感覚としては「何か、浮ついた感じ」
過去問を回しても回しても、ちっとも伸びている気がしなかった。

先日のお薬ハックの記事で模試に関するアンケートが紹介されていますが、
「模試の点数と本番の点数、本番の方がより点数が高かった!」
「得意科目と苦手科目の点数、苦手科目の方が”伸び”が大きかった!」
という調査結果に。
皆、直前期にしっかり実力を伸ばしていった結果ですね。

それに対してまっきーはというと
「ちょっと伸びた気もするけど、大して変わってない」・・チーン

こちらの記事で紹介した伸び悩み科目代表、経営法務に至っては模試・本番共に64点と、成果が感じられず全く嬉しくない事件まで起きた。

同点とまではいかなくともこれは他の科目にも言える事で、要するに、
皆がどんどん実力を伸ばしていく直前から本番当日までの約3ヵ月、全科目にわたり完全に伸び悩んでしまったのでした。

【回転トラップに注意!】
ここで「・・ん?過去問回転って重要じゃないの」「道場の記事でもアウトプット重視とされてるのに人によって言ってること違うじゃん
と思った受験生の皆様。 まぁ、そう焦らずに。
過去問回転勉強自体が悪いわけではありません

先日のkatsuエントリーでも回転を意識した学習法が紹介されていますね。
「~の科目を○周」、これは当然私もやっていた事で傍目から見ると同じ様な学習方法だったと思います。

しかーし!
記事を読むとkatsuは過去問等を回転させつつGWから直前期までしっかりと実力を伸ばしていった事が伺えます。

同じ様な事をやっていているのに何故この差が?

答えは冒頭の
「診断士試験を受験するにあたって、試験の特徴を踏まえて自分のどんなところが有利になって、どんなところが不利になるのかを考えた」

そして、
「暗記が苦手な私がどのように勉強すればよいか?と考えた結果」
回転を意識して苦手分野の克服に努めた訳ですね。

はい、では私。
「過去問解いてれば何とかなるでしょ」・・あぁイタイ・・

勉強出来なかった→焦り→とりあえず過去問→何となく出来てる気もするけど結局自分のネックになってる所がよくわかっていない(今思えば)→伸びてる気がしない→また焦る
という無限トラップにまんまとひっかかりました。

説明がくどくなってきましたが、同じ事やってても目的意識の違いが明暗を分けるって事ですね。

【まっきー、2つのコールドケースを振り返る】
「空白の14日間」が生じつつ、とりあえず何とか受かったのでGWに勉強できなかったからといって死ぬ訳ではない。
が!焦って自己分析する事なく過去問に手をつけた為に更なる「空白の3ヵ月」に陥ってしまったのは事実。

「14日間のロスを残り時間で埋めなければ」という心理的な時間の制約が自分にとってのペナルティーでした。
もしもう少し時間があったら「基礎部分をもう一度復習してみよう」なんて気になったかも。(いや、怪しいな)
とはいえ、どうせ死ぬ訳じゃないんなら、落ち着いて対処すればさほど問題は無かったとも思います。

先日のせんせいの記事、「GW、どう過ごした?」を見ても結局過ごし方なんて人それぞれ。
勉強する時間が取れる方は絶好のチャンスだし、だからと言って時間が取れない方も落ち込む必要はありません

しかーし!そろそろ本試験まであと3ヵ月強。
どの様な状況にあろうとも、まずは合格する為に必要な事をしっかりと見つめ直すにはいい機会なのかな、と。
私も「だって勉強出来ないしぃ~」と言ってふてくされてる暇があったら、しっかり自己分析くらいするべきでした・・

余談ですが、ちなみに私が個人的にこの時期やっておけば良かったと思う事は「まとめノートづくり」
一次試験対策中に思ったというよりは、二次試験対策中なのですが。
フローとしては「二次試験対策中、文章書けないのでまとめノートの一つでも作って書く練習しとけばよかったと後悔」→「そしたら一次でも使えたかも、とまた後悔」(笑)
直前期はそんな事やってる暇ありませんから、この時期が最後のチャンスだったとも思います。
合格体験記では「まとめノートは作りませんでした」って偉っそーに書いてますけどね(苦笑)

この時期に関しては本当に反省点が色々ありすぎて長くなってしまいましたが、今日はそろそろこの辺で終わりにしようと思います。
みなさん、良いGWを

本日も張り切って参りましょう!

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【GW前】まっきーの事件簿:file03(後編)”へ4件のコメント

  1. まっきー より:

    star様

    コメントありがとうございます。

    確かに、道場執筆陣は優秀な面子が多いのですが(私はその最中フリーズする事もしばしば・・汗)、診断士試験は頭のデキといいますか、良し悪しで決まるものでは無いと私は思います。

    結果だけを見ると確かに模試や本番で高得点を収めていて優秀なのね・・という感じがしますが、話を聞くとやはり皆それぞれ自問自答して、もがききった一年間を送ったんだなと思う事が多いです。

    答練や模試で高得点を取る事も大切ですが、
    それ以上に大切なのは「何故出来なかったのか?」「じゃあ、どうしたらいいのか?」と自分を振り返ってあげる事なんじゃないかなと思います。

    本番も差し迫り大変な時期を迎えられていると思いますが、焦りすぎず、しっかり自分を見つめていく事でまだまだ挽回は可能です!

    って偉そうなコメントしちゃいましたけど(笑)
    しかも長い・・。

    あ、ちなみに診断士試験は範囲が広すぎて、他社模試を受けたりするとテキストに載っていない論点連発事件が起こったりもするらしいですよ。

    気を取り直して、TACのテキストを信じて、がんばってくださいね!

  2. star より:

    まっきー様

    今回も非常にヒジョーに参考になる記事をありがとうございます!!

    私は現在、T○Cで1.5年として来る8月に向け3科目を勉強している者です。
    が、この3科目で、かなり必死です。
    先日、とある講師から「(法務の養成答練で50点未満なんて、基礎力が足りなすぎる!」と喝を入れられてしまったほどです。

    そんな私が、こちらのHPを毎日チェックさせて頂いております。
    毎回、ためになる記事が多いと感じていますが、どうしても
    「どうせ、そもそも元々デキる人たちの記事だもんなぁ(先日の模試の結果の記事を含め)」と卑屈になっているところに、今回の記事でした。

    私のように、「やっても伸びない」「覚えきれない(全体的にボワッとしか覚えていない」と言った悩める受験生も多いと思います。
    どうか、そんな我々の参考になる記事をこれからも続けてもらえれば嬉しいです♪

    追伸
    本日、L○Cの今年度用の模試を自宅でやりました。
    特に「情報システム」の内容が全くと言っても過言ではないほど違う!
    テキストには載っていないところだらけ。。。

    とても心配になっている、今日なのです。。。
    (皆様)卑屈なコメントですいませでした。

  3. まっきー より:

    ふうじん様
    コメントありがとうございます!
    少しは皆様のお役にたてる反省文(笑)を目指して
    がんばります!

  4. ふうじん より:

    まっきー様

    いつも出色の記事をありがとうございます。「先行逃げ切り」「学習技自慢」が幅を利かせがちな道場記事の中、

    後悔の連続で合格

    の方が、この試験の実態を解き明かす貴重な手がかりと言えそうです。この続きはfile04ですね?「空白の3ヶ月」の記事をお待ちしております。

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